ボーイッシュなショートカットが印象的なアイドル【佐東由梨】についてまとめてみました
2022年1月9日 更新

ボーイッシュなショートカットが印象的なアイドル【佐東由梨】についてまとめてみました

1982年デビュー(花の82年組)の佐東由梨さん。当時はいわゆる”聖子ちゃんカット”と呼ばれる髪型が流行していた時代にショートカットでデビューし鮮烈な印象を与えた佐東由梨さんについてまとめてみました。

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佐東由梨(さとうゆり)さんのプロフィール

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佐東 由梨(さとう ゆり)
1967年(昭和42年)12月24日生まれ
北海道札幌市出身
本名:佐藤成子
日出女子学園高等学校卒業

1982年のミスセブンティーンコンテストでグランプリ受賞。活動時は田辺エージェンシーに所属。同年歌手デビュー。
デビュー当時のキャッチフレーズは「つきあってくれる?」。
1984年に芸能界を引退。

歌手として芸能界デビュー

佐東由梨「どうして?!」

デビュー曲「どうして?!」
1982年ミスセブンティーンコンテストでグランプリを受賞し芸能界デビュー。同年11月21日に「どうして?!」で歌手デビューし、翌年までに4枚のシングルを発表しています。

1枚目:どうして?!(1982年11月21日)
作詞:松本隆、作曲:筒美京平、編曲大村雅朗
2枚目:ロンリー・ガール(1983年4月1日)
作詞:松本隆、作曲:筒美京平、編曲大村雅朗
3枚目:ハート・ウォッシャー(1983年7月21日)
作詞:下田逸郎、作曲・編曲:甲斐正人
4枚目:春めき少女(1983年12月3日)
作詞:橋本淳、作曲:林哲司、編曲:後藤次利

大物アーティストが楽曲を提供

筒美京平さん

筒美京平さん

発表された楽曲は長年に渡り第一線で活躍しているアーティストから提供されたものが多く、例えば「どうして!?」「ロンリー・ガール」は作詞が松本隆さん、作曲が筒美京平さんです。

松本さんは加山雄三さんの「光進丸」、寺尾聰さんの「ルビーの指環」、森進一さんの「冬のリヴィエラ」、松田聖子さんの「赤いスイートピー」、KinKi Kidsの「硝子の少年」などの作詞されました。
一方の筒美さんはいしだあゆみさんの「ブルー・ライト・ヨコハマ」、ジュディ・オングさんの「魅せられて」、少年隊の「仮面舞踏会」、KinKi Kidsの「やめないで,PURE」などを作曲され、現在でも馴染みのあるところでは、毎週日曜日放送のアニメ「サザエさん」のオープニングとエンディング両方の曲も作曲は筒美さんです。

また、お二人で共作された楽曲もとても多く、太田裕美さんの「木綿のハンカチーフ」、桑名正博さんの「セクシャルバイオレットNo.1」、近藤真彦さんの「スニーカーぶる~す」、C-C-Bの「Romanticが止まらない」などを制作されています。

ショートカットでデビュー

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雑誌でしょうか?詳細はわかりませんでしたが、メイクとヘアスタイルでイメチェンされた姿を披露しています。
デビュー前のコンテストではロングヘアーで参加していましたが、その後ベリーショートにバッサリ切ってデビューしました。当時はショートカットのアイドルはとても珍しかったようで、同期でショートカットアイドルの代名詞的な小泉今日子さんも髪の毛を短くしたのは翌年の1983年のようです。そういう意味ではショートカットアイドルの草分け的な方だったのではないかと思います。

歌手以外にも様々な活動を行っていました

グアムでグラビア撮影

グアムでグラビア撮影

歌手活動以外にも、ドムドムバーガーやミツカンといった大手企業のテレビCMに出演していたようです。また、デビューから約2年後の1984年頃にはグラビアでビキニ姿も披露しています。この頃は髪型がセミロングで、デビュー当時のボーイッシュな印象に比べ女性らしい印象です。ちなみにこの撮影の前に発売された「春めき少女」のジャケットでは聖子ちゃんカットを披露しています。デビューからは徐々に髪の毛を伸ばしていたようです。
春めき少女(1983年12月)

春めき少女(1983年12月)

現在は引退 発表した楽曲はCD化やカバーされたりしています

アイドル・ミラクルバイブルシリーズ 沢田富美子・佐東由...

アイドル・ミラクルバイブルシリーズ 沢田富美子・佐東由梨・沢田玉恵(2004年)

左下が佐東さん。
佐東さんは1984年に芸能界を引退されています。また現在のご様子や活動等も不明です。
ですが、2004年に発売されたCD「アイドル・ミラクルバイブルシリーズ(現:ソニー・ミュージックダイレクト等のレコード会社の合同企画)」に発表した4曲すべてのシングル曲が収録されています。

そして2枚目には、「ロンリー・ガール」という曲を発表しましたが、この曲は後の1997年に、ラッパーのECDによって、マーヴィン・ゲイの「Sexual Healing」をサンプリングした「ECDのロンリー・ガール」という楽曲に生まれ変わりました。さらに「ECDのロンリー・ガール」に対し、2005年に加藤ミリヤが「ディア・ロンリーガール」というアンサーソングを発表しています。
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