映画『伊賀忍法帖』について
1982年12月18日に公開。配給は東映。『魔界転生』(1981年、東映)に続く、山田風太郎原作映画の第2弾。同時上映は『汚れた英雄』
ヒロイン役の渡辺典子は本作がデビューながら一人3役に挑んでいる。金剛坊役のストロング小林は、この役名が気に入り「ストロング金剛」に改名した。
東大寺大仏殿に火が放たれるシーンには美術費1億5000万円が投入され、実物大の大仏の本編セットや琵琶湖畔に建てられた1/6セットなど、大規模な造形物が用意された。
原作となった小説は?
「漫画サンデー」1964年4月号から8月号まで連載した小説。“忍法帖もの”の第十一作にあたる。連載終了直後に同社から単行本化された。
原作者「山田風太郎」とは?
山田 風太郎(やまだ ふうたろう、1922年(大正11年)1月4日 - 2001年(平成13年)7月28日)は、日本の小説家。本名は山田 誠也(せいや)。伝奇小説、推理小説、時代小説の三方で名を馳せた、戦後日本を代表する娯楽小説家の一人である。東京医科大学卒業、医学士号取得。
『魔界転生』や忍法帖シリーズに代表される、奇想天外なアイデアを用いた大衆小説で知られている。『南総里見八犬伝』や『水滸伝』をはじめとした古典伝奇文学に造詣が深く、それらを咀嚼・再構成して独自の視点を加えた作品を多数執筆した。
2010年、その名を冠した「山田風太郎賞」が創設された。
スタッフ
監督 斎藤光正
脚本 小川英
原作 山田風太郎
製作 角川春樹
佐藤雅夫(プロデューサー)
豊島泉(プロデューサー)
出演者 真田広之
渡辺典子
千葉真一
音楽 横田年昭
主題歌 宇崎竜童「愚かしくも愛おしく」
撮影 森田富士郎
編集 市田勇
製作会社 角川春樹事務所/東映
配給 東映
公開 日本 1982年12月18日
上映時間 100分
製作国 日本
言語 日本語
配給収入 16億円
伊賀忍法帖 「愚かしくも愛おしく」
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主なキャスト
笛吹城太郎/真田広之
本作の主人公。伊賀、鍔隠れの谷出身の忍者で、頭領の服部半蔵の甥。用務で訪れた先の色町で遊女の篝火と出会い、駆け落ちしてしまう。物語冒頭で根来忍者僧達に襲われた時は、篝火との間を認めてもらうために伊賀に帰る最中だった。
忍者としての才能ある身ではあるが、まだ常人の域。超人の域に達した敵の根来忍者僧達に、機転と執念で立ち向かっていく。
忍者としての才能ある身ではあるが、まだ常人の域。超人の域に達した敵の根来忍者僧達に、機転と執念で立ち向かっていく。
篝火/渡辺典子(鬼火・右京太夫の三役)
元堺の色町第一といわれた遊女で、城太郎にほれこんで出奔。城太郎との間を認めてもらうために忍法の修行にも耐え忍び、一緒に伊賀に赴く途中で根来忍者僧達の襲撃を受け、拉致されてしまう。
忍者僧達の陵辱を拒み自らの忍法で自害をはかるが、彼女が松永弾正が横慕いする主君の妻・右京太夫にそっくりだったことが、その後の物語を導くことになる。
忍者僧達の陵辱を拒み自らの忍法で自害をはかるが、彼女が松永弾正が横慕いする主君の妻・右京太夫にそっくりだったことが、その後の物語を導くことになる。
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今でも40代~50台を中心にカラオケで歌われることがありますね。