昭和の男の子たちがマネしまくったヒゲダンス!
というのは、昭和の子供たちの定番だった頃がありますね!
あまりにも人気だったのと、少々、過激なコントやギャグもあったせいで、学校によっては「視聴禁止」にする小学校もあったほどです。
ドリフターズの「8時だョ!全員集合」が元祖のコントなどは多数ですが、その中でもミドルエッジ世代も忘れられないと言えば、これでしょう!
ヒゲダンス
ドリフの全員集合! ヒゲダンス水バケツ編
黒の燕尾服に付け髭の扮装で、腕をまっすぐに下ろし手首を外側に90度向けるというペンギンに似た姿勢を取り、軽快な音楽に乗せて無言で膝を大きく曲げながら歩き回る踊りをしつつ、様々な芸に挑戦する(難易度が高くなるほど志村の演技がオーバーになる)。
クラスのお楽しみ会などで、必ずヒゲダンスのマネをする男の子がいたものです。
さて、ダンスも印象的でしたが、バックに流れている音楽、これまた印象的でした。
ヒゲのテーマ
ヒゲのテーマ
歌のないインストルメンタルなのに、当時の歌番組「ザ・ベストテン」の20位以内に入っていたことも印象に残っています。
「ベストテン(10位以内)に入ったら、ヒゲダンスもやる?!」
と、わくわくしながら期待していましたが、残念ながらトップ10内には届かなかったようです。
それでも、人気の高さはうかがえました!
「ヒゲのテーマ」の元となった曲がある?!
ソウル・ミュージックを好んで聴いていた志村の推薦により、テディ・ペンダーグラス「Do Me」のベースラインを一部だけ抜き取りアレンジし直したBGMを独自に作成(編曲は『全員集合』の音楽担当であったたかしまあきひこ)。
Teddy Pendergrass - Do Me
それにしても、ベースラインを主に‥‥と思われたことだけでも、アイデアですね!
しかも、かっこよくアレンジされています。
ヒゲダンスの元となった方も?!
ヒゲダンスは、ザ・ドリフターズの加藤茶と志村けんが中心となって、1979年から1980年にかけてテレビ番組『8時だョ!全員集合』のコントコーナーで披露した、大道芸の要素を取り入れたダンスである。元はMr.ボールドの「コミックサイクル」をアレンジしたものである。
ドリフターズ