同時上映の本命を併映が食ったパタン
人気絶頂の薬師丸ひろ子主演「探偵物語」を見に行って併映の無名の新人・原田知世の「時をかける少女」を見て皆が泣いて拍手が起こった
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原田知世のデビュー作「時をかける少女」 角川映画の全盛期の到来か!という予感がした。
"アイドル映画の金字塔"として今日でも評価が高く、後にテレビドラマ、映画などで、その時々のトップアイドルを主役に据えたリメイクが何度も作られる契機を作った作品である。
二本立ての併映は人気絶頂の薬師丸ひろ子主演『探偵物語』で、観客動員は保証されていたため、大林は興行を考えず、自分のやりたかった竹久夢二の絵のような少女をイメージし、大正浪漫のような映画を作ることにした。
公開当時は原田知世という無名の新人への期待の薄さから「また角川アイドルのSFモノか」とか「『ねらわれた学園』の二番煎じだろう」というムードが映画ファンの間にはあった。ところが映画が公開されると、この時代遅れの少女に多くの少年が虜になった。
出典 時をかける少女 (1983年の映画) - Wikipedia
二本立ての併映は人気絶頂の薬師丸ひろ子主演『探偵物語』で、観客動員は保証されていたため、大林は興行を考えず、自分のやりたかった竹久夢二の絵のような少女をイメージし、大正浪漫のような映画を作ることにした。
公開当時は原田知世という無名の新人への期待の薄さから「また角川アイドルのSFモノか」とか「『ねらわれた学園』の二番煎じだろう」というムードが映画ファンの間にはあった。ところが映画が公開されると、この時代遅れの少女に多くの少年が虜になった。
出典 時をかける少女 (1983年の映画) - Wikipedia
時をかける少女/原田知世 劇場予告編 - YouTube
この作品は、当時の空気感にも見事にハマッていた。
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「となりのトトロ」で気持ちが盛り上がるが「火垂るの墓」でトラウマ級に心が激しくしぼむ。茫然自失で席から立ち上がれない観客が続出したという。
「となりのトトロ」
『となりのトトロ』は1988年に日本のスタジオジブリで制作された長編アニメーション作品。昭和30年代前半の日本を舞台にしたファンタジー。田舎へ引っ越してきた草壁一家のサツキ、メイ姉妹と、“もののけ”とよばれる不思議な生き物「トトロ」との交流を描く。
『となりのトトロ』のような楽しいアニメを見ようと映画館を訪れ、楽しいトトロを見た後に『火垂るの墓』を見て、衝撃を受ける、涙が止まらない、茫然自失で席から立ち上がれない観客が続出したという。
「火垂るの墓」 この併映の落差には精神が鍛えられる。「火垂るの墓」を先に見てから「となりのトトロ」を見た方が賢いね。
『火垂るの墓』(ほたるのはか)は、野坂昭如の短編小説。野坂自身の戦争原体験を題材した作品である。兵庫県神戸市と西宮市近郊を舞台に、戦火の下、親を亡くした14歳の兄と4歳の妹が終戦前後の混乱の中を必死で生き抜こうとするが、その思いも叶わずに栄養失調で悲劇的な死を迎えていく姿を描いた物語。愛情と無情が交錯する中、蛍のように儚く消えた二つの命の悲しみと鎮魂を、独特の文体と世界観で表現している。
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加山雄三の若大将シリーズ第2作「ハワイの若大将」と「マタンゴ」 爽やかな気持ちが、すべて吹き飛ばされるカルトホラーの一撃に皆の心が打ち砕かれた。
「ハワイの若大将」を見た記憶が、「マタンゴ」の衝撃で飛んでしまった人が多数・・・爽やかな気持ちが、吐きたい気持ちになる。
『ハワイの若大将』(ハワイのわかだいしょう)は、1963年製作の加山雄三主演の日本映画。若大将シリーズの第4弾。
via stat.ameba.jp
カルトな人気を誇るホラー「マタンゴ」 よりによって歴史に残るカルトホラーの傑作が登場だ。
『マタンゴ』は、1963年8月11日に公開された日本の特撮ホラー映画。変身人間シリーズの番外編的作品。
奇談・怪談に属する内容だが、同時上映作品である『ハワイの若大将』とのギャップも手伝って、今日でもSFやホラー映画マニアの間で語り継がれる作品である。
奇談・怪談に属する内容だが、同時上映作品である『ハワイの若大将』とのギャップも手伝って、今日でもSFやホラー映画マニアの間で語り継がれる作品である。
第三の生物 マタンゴ。「ハワイの若大将」を見た爽やかな気持ちを、一気に吹き飛ばす破壊力を持つ「マタンゴ」
爽やかなイケメンの代名詞である加山雄三さんの『ハワイの若大将』とのギャップは史上最強クラス。爽やかな映画を見た記憶が飛んでしまいます。
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「続・エマニエル夫人」で勃起したナニが、サスペンス・スリラー映画の「暗闇にベルが鳴る」(1975)で劇的に縮みあがる
続エマニエル夫人
前作の大ヒットにより製作された続編で、今回は香港が舞台。前作で性の喜びに目覚めたエマニエルが、女学生、パイロット、上流階級の少女などを相手に性遍歴を重ねていく。
前作よりはSEXシーンが増え、よりストレートな造りになっている。
前作よりはSEXシーンが増え、よりストレートな造りになっている。
via wikiwiki.jp
聖夜の惨殺 『暗闇にベルが鳴る』
『暗闇にベルが鳴る』(くらやみにベルがなる 原題:Black Christmas)は、1974年制作のカナダのサスペンス・スリラー映画。
かなり怖い作品。エマニエル夫人を見た喜びがすべて吹き飛んでしまいます。
かなり怖い作品。エマニエル夫人を見た喜びがすべて吹き飛んでしまいます。
併映は『時をかける少女』。28億円の配給収入は1983年の邦画で2位となった。興行収入は51億円。
出典 探偵物語 (1983年の映画) - Wikipedia