宇宙の騎士 テッカマンブレードとは
1975年にタツノコプロで製作された『宇宙の騎士テッカマン』の名を冠しており、設定や構想の一部が流用されているが、全く別の世界観に基づいて作られた作品であり、リメイクやストーリー上の続編ではない。
ストーリー面については、地球を守るために肉親や友人・恩師と戦わねばならない主人公という、ハードな展開が特徴である。
あらすじ
連合地球歴192年。
突如地球に謎の生命体「ラムダ」が現れた。
ラムダは人類が宇宙進出の夢のために作られていた起動エレベーター宇宙開発基地・オービタルリングを占拠すると地球への侵略を開始する。
地球の兵器ではラムダに傷をつける事すらできず、ラムダに唯一対抗できたオービタルリングにあったレーザーを失った人類はなすすべもなくラムダに地球侵略を許してしまう。
そんなある日、宇宙開発機構に所属するノアルとアキは巨大なクレーターの中心で正体不明で記憶喪失の青年に出会う。青年は宇宙開発機構に保護され目覚めるなり宇宙船の準備を要求しラムダのいる宇宙へと飛び立とうとする。その無謀っぷりからDボウイと名付けられる。
しかし彼にはラムダと戦えるラムダの尖兵にも似た超人「テッカマンブレード」に変身することで人類が手も足も出すことのできなかったラムダをことごとく打倒していった。
宇宙開発機構は疑念を抱きながらもDボウイを中心として「スペースナイツ」を結成し、ラムダへの反抗を始めるのだった。
Dボウイの正体とは一体。そして、テッカマンブレードはラムダを倒し地球を救う事ができるのか。
突如地球に謎の生命体「ラムダ」が現れた。
ラムダは人類が宇宙進出の夢のために作られていた起動エレベーター宇宙開発基地・オービタルリングを占拠すると地球への侵略を開始する。
地球の兵器ではラムダに傷をつける事すらできず、ラムダに唯一対抗できたオービタルリングにあったレーザーを失った人類はなすすべもなくラムダに地球侵略を許してしまう。
そんなある日、宇宙開発機構に所属するノアルとアキは巨大なクレーターの中心で正体不明で記憶喪失の青年に出会う。青年は宇宙開発機構に保護され目覚めるなり宇宙船の準備を要求しラムダのいる宇宙へと飛び立とうとする。その無謀っぷりからDボウイと名付けられる。
しかし彼にはラムダと戦えるラムダの尖兵にも似た超人「テッカマンブレード」に変身することで人類が手も足も出すことのできなかったラムダをことごとく打倒していった。
宇宙開発機構は疑念を抱きながらもDボウイを中心として「スペースナイツ」を結成し、ラムダへの反抗を始めるのだった。
Dボウイの正体とは一体。そして、テッカマンブレードはラムダを倒し地球を救う事ができるのか。
登場人物
via neoapo.com
本作の主人公。
アルゴス号の乗組員だったが、ラダム母艦に遭遇し、テックシステムに取り込まれる。
打倒ラダムとラダムの兵士にされてしまった家族や同胞を自身の手で討つべく、スペースナイツに所属し、ラダムに戦いを挑む。
スペースナイツとの遭遇当初、記憶喪失を装い本名を名乗らず、無茶な行動ばかり取ることから「デンジャラス・ボウイ」略して「Dボウイ」という渾名をノアルに付けられた。
タカヤであった頃は明朗快活で誰からも好かれ、ミユキ曰く「人一倍寂しがりや」だったが、Dボウイになってからは使命感の重さゆえに無口で無愛想な性格に変化。しかし、スペースナイツの仲間たちとの交流で性格は多少は軟化していった。
スペースナイツのメンバー。ブルーアース号のパイロット。
体術に優れており、訓練では男性を投げ飛ばすこともできる程の腕前。一方で料理が苦手など、女らしさに欠ける面があり、自らもそれを気にしている。
物語が進むにつれ、Dボウイに好意を抱くようになるが、過酷な運命に翻弄されるDボウイに何もできず、自分の無力さに苦悩することが多かった。Dボウイと共に彼の生家に足を運んだ際、互いに愛を深め合う。
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スペースナイツのメンバー。ブルーアース号のパイロットで、後にソルテッカマン2号機のパイロットも務める。「Dボウイ」の名付け親。
一見理屈屋で口調は軽く斜に構えているが、実際は情に厚く義理堅い。チョコバーが好物で、サッカーが得意。
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連合防衛軍少佐。従軍記者を装い、スパイとしてスペースナイツ基地に潜入。ブレードに関する機密データを持ち帰り、それを基に軍が開発したパワードスーツ・ソルテッカマン1号機のパイロットに任命される。
スラム街出身ゆえに上昇志向が強い。飄々とした性格だが、頭の回転が早く、スラム街で培った盗みの技術も持つ。
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Dボウイことタカヤの妹。相羽家の末妹。
テックシステムから体質不適合で排除されるが、兄タカヤにラダムの秘密を伝えるべく、残り少ない命を振り絞って単身ラダム基地を脱走し、タカヤと再会を果たした後、スペースナイツに保護され、ラダム基地の位置などラダムの秘密を話した。
Dボウイこと相羽タカヤの双子の弟。ラダムテッカマンの戦闘指揮官的存在。
何事に対しても完璧な結果を求め、その為の努力を惜しまない。タカヤとはスポーツや格闘技で競い合う良きライバルでもあったが、天才肌の兄に強い愛情を抱いている一方、猛烈なコンプレックスを抱いていた。アキからは「デンジャラス・ボウイとは正反対のパーフェクト・ボウイ」と評された。
相羽家の長兄。ラダムテッカマンの総司令官。
ラダム基地と一体化しており、基地の中から動くことができない。
母艦に乗り込んできたブレードことタカヤを愛憎入り混じった感情のままに攻撃して圧倒するが、ブラスター化したブレードには一切の攻撃が通じず、一時的に蘇ったタカヤの心の声である「帰ろう、家へ」の言葉の後に放たれたボルテッカにより、ラダム母艦と共に消滅した。