「秀吉」の放送時期
大河ドラマ「秀吉」が放送されたのは1996年、第35作目の大河ドラマでした。前年は「八代将軍吉宗」、翌年は「毛利元就」が放送されていました。豊臣秀吉が主役の大河ドラマは、1965年の『太閤記』以来で2作品目でした。(秀吉が登場する作品はもっともっと多いです)
平均視聴率30.5%、最高視聴率は37.4%と歴代の大河ドラマの中でもかなりの高視聴率。平均視聴率・最高視聴率いずれも30%を越えた作品はこの「秀吉」だけなんです。すごいですよね。当時日曜20時の人気番組「元気が出るテレビ」が終了、「ごっつええ感じ」の路線改革するきっかけにもなったんですよ。
通常放送も総集編も現存するのですが、長きにわたって再放送はされていませんでした。2003年に一度総集編を一挙放送した以外はスカパー!などでも見られなかったんですよ。ですが放送開始から16年後の2012年に完全版と総集編のDVDが一気にリリース。さらにレンタルも開始になりました。
その後スカパー!などでも放送されるようになりましたよ。現在はNHKアーカイブスで総集編を見ることができます。
平均視聴率30.5%、最高視聴率は37.4%と歴代の大河ドラマの中でもかなりの高視聴率。平均視聴率・最高視聴率いずれも30%を越えた作品はこの「秀吉」だけなんです。すごいですよね。当時日曜20時の人気番組「元気が出るテレビ」が終了、「ごっつええ感じ」の路線改革するきっかけにもなったんですよ。
通常放送も総集編も現存するのですが、長きにわたって再放送はされていませんでした。2003年に一度総集編を一挙放送した以外はスカパー!などでも見られなかったんですよ。ですが放送開始から16年後の2012年に完全版と総集編のDVDが一気にリリース。さらにレンタルも開始になりました。
その後スカパー!などでも放送されるようになりましたよ。現在はNHKアーカイブスで総集編を見ることができます。
「秀吉」の登場人物
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続いてキャストを見てみましょう。
豊臣秀吉:竹中直人
おね(秀吉の妻):沢口靖子
豊臣秀長(秀吉の弟):高嶋政伸
茶々(秀吉の側室):松たか子
おかつ(秀吉の側室):川上麻衣子
お福(秀吉の側室):高瀬春奈
竹中半兵衛(秀吉の家臣):古谷一行
石田三成(秀吉の家臣):真田広之
蜂須賀小六(秀吉の家臣):大仁田厚
黒田官兵衛(秀吉の家臣)伊武雅刀
織田信長:渡哲也
吉乃(信長の側室):斉藤慶子
前田利家:渡辺徹
おまつ(利家の妻):中村あずさ
明智光秀:村上弘明
ひろ子(光秀の妻):有森也実
徳川家康:西村雅彦
浅井長政:宅麻伸
足利義昭:玉置浩二
かなり幅広いジャンルの方が出演されていて豪華ですよね。ちなみに石田三成の少年時代佐吉は小栗旬さんが演じていました。当時まだ13歳でした。
渡哲也さんは1974年に放送された大河ドラマ「勝海舟」で主演を務めていたのですが病気で降板。隊が出演したのはそれ以来でした。渡さんの信長役は好評で、当初の予定を変更し、出演話数を4話延長したそうです。
秀吉が手を突き出して「心配ご無用!」というのが決め台詞になっていて、この年の流行語大賞にも選ばれています。時代物のドラマで決め台詞があるのは珍しいですよね。
このセリフは石田三成にも引き継がれていました。
また、秀吉の妻は「ねね」とされることが多いですが、このドラマでは「おね」と呼ばれていました。ちなみに秀吉は妻を愛していますが女好きでたびたび浮気もしていました。まあ、時代が時代ですからね。
豊臣秀吉:竹中直人
おね(秀吉の妻):沢口靖子
豊臣秀長(秀吉の弟):高嶋政伸
茶々(秀吉の側室):松たか子
おかつ(秀吉の側室):川上麻衣子
お福(秀吉の側室):高瀬春奈
竹中半兵衛(秀吉の家臣):古谷一行
石田三成(秀吉の家臣):真田広之
蜂須賀小六(秀吉の家臣):大仁田厚
黒田官兵衛(秀吉の家臣)伊武雅刀
織田信長:渡哲也
吉乃(信長の側室):斉藤慶子
前田利家:渡辺徹
おまつ(利家の妻):中村あずさ
明智光秀:村上弘明
ひろ子(光秀の妻):有森也実
徳川家康:西村雅彦
浅井長政:宅麻伸
足利義昭:玉置浩二
かなり幅広いジャンルの方が出演されていて豪華ですよね。ちなみに石田三成の少年時代佐吉は小栗旬さんが演じていました。当時まだ13歳でした。
渡哲也さんは1974年に放送された大河ドラマ「勝海舟」で主演を務めていたのですが病気で降板。隊が出演したのはそれ以来でした。渡さんの信長役は好評で、当初の予定を変更し、出演話数を4話延長したそうです。
秀吉が手を突き出して「心配ご無用!」というのが決め台詞になっていて、この年の流行語大賞にも選ばれています。時代物のドラマで決め台詞があるのは珍しいですよね。
このセリフは石田三成にも引き継がれていました。
また、秀吉の妻は「ねね」とされることが多いですが、このドラマでは「おね」と呼ばれていました。ちなみに秀吉は妻を愛していますが女好きでたびたび浮気もしていました。まあ、時代が時代ですからね。
原作は堺屋太一さんの小説!
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大河ドラマ「秀吉」は堺屋太一酸の小説『秀吉〜夢を超えた男〜』『豊臣秀長』『鬼と人と 信長と光秀』の三作を物語の基盤にしています。3作目に挙げた作品はタイトルの通り、信長と明智光秀が主人公です。
このドラマの中は秀吉が主人公ですが、秀吉の弟である秀長と明智光秀も第二、第三の主人公のように描かれています。
脚本を担当したのは竹山洋さんでこの三作品をもとに、オリジナルの逸話なども盛り込んでいます。2時間サスペンスの脚本などを担当することが多かったのですがこの作品で注目を集め、2002年の大河ドラマ『利家とまつ〜加賀百万石物語〜』でも脚本を担当しました。
このドラマの中は秀吉が主人公ですが、秀吉の弟である秀長と明智光秀も第二、第三の主人公のように描かれています。
脚本を担当したのは竹山洋さんでこの三作品をもとに、オリジナルの逸話なども盛り込んでいます。2時間サスペンスの脚本などを担当することが多かったのですがこの作品で注目を集め、2002年の大河ドラマ『利家とまつ〜加賀百万石物語〜』でも脚本を担当しました。
「秀吉」のあらすじ
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日吉(後の秀吉)は尾張の国の百姓の家に生まれました。松下家につかえていたのですが買い付けの途中に金を盗まれ、地元に戻ることになります。
その時諸国流浪中の明智光秀に出会います。光秀に触発された秀吉は武士になりたいという夢を抱くようになります。そしてそのために奮闘することになります。
その後織田信長のもとに小者として仕えるようになります。弟の秀長との連携で織田家の家臣の中でめきめきと頭角を現していきます。
そして流浪人だった光秀は足利義昭に仕えるようになります。そして将軍位奪還のために信長のもとに使者として送られてくるのです。光秀の才能を見抜いた信長は、特別待遇で迎え入れます。秀吉は光秀にライバル心を抱き、2人は出世競争をしていくのでした。
その時諸国流浪中の明智光秀に出会います。光秀に触発された秀吉は武士になりたいという夢を抱くようになります。そしてそのために奮闘することになります。
その後織田信長のもとに小者として仕えるようになります。弟の秀長との連携で織田家の家臣の中でめきめきと頭角を現していきます。
そして流浪人だった光秀は足利義昭に仕えるようになります。そして将軍位奪還のために信長のもとに使者として送られてくるのです。光秀の才能を見抜いた信長は、特別待遇で迎え入れます。秀吉は光秀にライバル心を抱き、2人は出世競争をしていくのでした。
晩年は描かれていない!
大河ドラマは1人の歴史上の人物の生涯を描いた作品が多いですが、「秀吉」は晩年を描いていません。
秀吉の母が亡くなったころ、秀吉の最盛期で終わっていて、甥・秀次一家の惨殺や朝鮮出兵の失敗までは描かれていないんです。のちに竹中さんは「天下を取った後堕ちていく秀吉を演じてみたかった」と語られています。
最終回は大阪城で行われた架空の花見で華やかな様子を描き、最後は1人になった秀吉が沈む夕日に向かって一人で駆けていくというシーンで終わります。ちょっとシュールな終わり方ですね。秀吉の晩年まで描くには時間が足りなかったのもあるのかもしれません。
総集編の時は「来年の大河ドラマ毛利元就もよろしく~」などと叫んでいるんですよ。これは竹中さんのアドリブだそうです。
秀吉の母が亡くなったころ、秀吉の最盛期で終わっていて、甥・秀次一家の惨殺や朝鮮出兵の失敗までは描かれていないんです。のちに竹中さんは「天下を取った後堕ちていく秀吉を演じてみたかった」と語られています。
最終回は大阪城で行われた架空の花見で華やかな様子を描き、最後は1人になった秀吉が沈む夕日に向かって一人で駆けていくというシーンで終わります。ちょっとシュールな終わり方ですね。秀吉の晩年まで描くには時間が足りなかったのもあるのかもしれません。
総集編の時は「来年の大河ドラマ毛利元就もよろしく~」などと叫んでいるんですよ。これは竹中さんのアドリブだそうです。
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