誰もが知ってるCMの名フレーズ「ピッカピカの一年生」。このCM、何度でも繰り返して見たくなりませんか?
2019年10月20日 更新

誰もが知ってるCMの名フレーズ「ピッカピカの一年生」。このCM、何度でも繰り返して見たくなりませんか?

「ピッカピカの一年生」とは、改めて説明するまでもなく、小学館から発行されている雑誌「小学一年生」のテレビCMで使われているフレーズです。一度見たら忘れようにも忘れられないこのCM。クセになりますよね!

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このCM、90年代に入ってからも内容は変わっていません。というか、まったく一緒です。理由は、あまりにも完成されたCMだから。そして、評判が非常に良かった。ということだと思います。結果、何も変わらずに10年以上続けていたからこそ多くの人々の心に残っているのでしょう。

小学館『小学一年生 入学準備・直前学習号』 CM 1990/01

しかし、人間とは業の深い生き物です。特に日本人はそのようです。新しいものをどうしても求めてしまうんですね。つまり、飽きる。
このCMも、90年代後半になると変わってしまうんですよ。

90年代後半

「ピッカピカの一年生」シリーズがいつまで続いたのか?いつ終わったのか?正確な資料が見当たりません。一般には90年代前半までというザックリとした情報しかないようです。で、1997年のCMを観てみると。。。まったく違うっ!

小学一年生 CM(1997年)

CMソングやキャッチコピーが違うということではなく、もうコンセプト自体がまったく別のものになってしまっています。これはこれで良いのでしょうが、なんというか、普通のCMといいますかね、あの素朴な感じが恋しいといいますかね。
もっとも同じ路線ではリニューアルした意味がありませんから、これは仕方のないことだと言えます。そして、ひとつの時代が終わったとも言えそうです。

復活!ピッカピカの一年生

しかし、神は見捨てなかった!と言うと大袈裟ですが、この名作CM「ピッカピカの一年生」は平成に入り復活し、現在も続いているんです。随分とアレンジされてはいますが、「ピッカピカの一年生」という名フレーズは健在です。

ピッカピカの一年生 CM

小学館「小学一年生」 2003年4月号CM
う~ん、「ピッカピカの一年生」という名フレーズは健在ですが、アレンジされすぎではないですか?あの素朴な新小学校1年生はどこにもいません。演出しすぎでしょう。いや、これが現代の感覚ということかもしれん!でもなぁ、演出をしない、素材を活かすという演出方法が秀逸だっただけに、名フレーズはあっても別物ですね。が、それでも、笑えるイイCMではあります。

芦田愛菜バージョン

天才子役として名高い芦田愛菜は、3歳で芸能界に入ったのだそうです。その芦田愛菜が小学校1年生の時、「小学一年生」のCMに登場しています。

芦田愛菜 ピッカピカの一年生

芦田愛菜バージョン
(2011年 - 2012年)
最後に「ピッカピカの一年生」と歌われますが、もうそれ、どうでもいいわ。芦田愛菜が可愛すぎます。

森永バージョン

さて、そして今年2019年春。 森永製菓のゼリー飲料「inゼリー」と「小学一年生」がまさかのコラボ。小学1年生ではなく、社会人1年生となってはいますが、内容的にはオリジナルに近い王道路線!というのが嬉しいですね。

社会にinゼリー ピッカピカの社会人一年生

森永製菓
「inゼリー」バージョン
社会人であっても、このバージョンとなると思わず微笑んでしまうのは私だけではないでしょう。このCM、みんなを笑顔にする黄金のパターンですな。

ちなみに、ランキングの総合サイトである「gooランキング」が「昭和の日」にちなんで発表した「秀逸すぎた昭和の懐かしCMフレーズ」で「ピッカピカの一年生」は堂々の第1位となっています!
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