マシンロボ ぶっちぎりバトルハッカーズ
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マシンロボシリーズ第二作目。総集編などの作中ナレーションでは、登場するマシンロボは前作「クロノスの大逆襲」最終話で新たな世界に旅立ったマシンロボ達で、前の世界での記憶は失われていることが語られていたが、最終話において舞台となった星は地球人の実験場であり、マシンロボ達も地球人が作り出した兵器であることが明かされた。前作主人公のロム・ストールは「伝説の戦士バイカンフー」として、その名や活躍する映像が語り継がれていたが、こちらも最終話で捏造であることが明かされた。なお、OVAの『レイナ剣狼伝説:ACTⅡ』ではバトルハッカーズとロムが共闘した様な描写があるが、設定に矛盾が生み出しており、パラレルワールドの様相であるが、作品の終盤でアールジェタンが「ここで、再び会う約束をした人間達が居るんでな...」というセリフから、共に戦ったアキラ達の事を覚えている演出がなされた。
イントロに挿入されるはっちゃけたナレーションが有名。その作風は「ビー・バップ・ハイスクール」の影響を感じさせる。ドラマ中心だった前作に対しメカアクションに重点が置かれた。
【打ち切りについて】
このアニメの視聴率は高かったのですが、玩具売上は期待通りに行かず、物語の途中で最終回を迎えることになりました。
なぜこれが最大最悪の作品となってしまったのか?それは一言で言うと「タカラのTFと、トミーのZOIDSに負けた」という事です。
当時、変形ロボットはタカラの方がバンダイを圧倒していたし、TFのストーリーとコンセプトでマシンロボは劣勢に立たされます。更にトミーがZOIDSのコンセプトをどんどん拡大させており、マシンロボは優位性を失ってしまいました。
『マシンロボ ぶっちぎりバトルハッカーズ』放送開始日というので、当時の録画に残ってたCMをば。アールジェタンのもある。ムック本特典のDVDのじゃないよ(笑) pic.twitter.com/uiLAw0KoSO
— ダジャレッドのおばちゃん(?) (@SHARIVAN_CRASH) June 3, 2015
あらすじ
意思を持ったロボット達の住む電子惑星B-1星を舞台に、アールジェタンや、その仲間のアウトロー戦士達の繰り広げるメカアクションと活躍を描く! 戦争で私腹を肥やし、銀河系を征服しようと企むグレンドス帝国総統ディラン。圧倒的な物量作戦で襲いくるグレンドス軍に、日夜戦い続ける遊撃隊がいた! 彼らこそアールジェタン率いる“バトルハッカーズ”だ!!
運命の悪戯で惑星B-1星に漂流してしまった5人の地球人の少年少女を交え、アルゴ共和国・マシンロボ軍団はモジュールチェンジ(変形)で自らの能力を最大限に活かし、平和と正義を取り戻すために戦ってゆく。
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バトルハッカーズのメインメンバー
落ちこぼれ集団のはずの「バトルハッカーズ」が最強集団という、凄い展開にびっくり。
まあ、ここでの落ちこぼれというのは「命令遵守」が出来ないモノを問答無用でそう認定していただけなので…
リーダーのアールジェタンを柱に、強固な絆が形成され最強になっていった
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ガルザック
副隊長。非変形のマシンロボ。TVに繋げて遊べる玩具として商品化される予定があったが実現せず、メインキャラとして扱われたのは8話のみ。その後は戦闘に参加するのみとなり、20話からは一旦本編にも登場しなくなった。その後は29話から再登場している。
マッハブラスター
自称「烈風」の名を持つホワイトサンダーの隊長だったが、アキラ達を助けるために命令違反を犯しバトルハッカーズに配置替えとなった。命令よりも独断で先行するタイプ。会話する際にはマスクが開き口が露出する。放送回によって声優は流動的。また目は基本的にはゴーグル状だが、ツインアイで描かれる回もある。
テレビ東京では、1987年6月3日~1987年12月30日の間、毎週水曜日の18時00分~18時25分枠にて放送。全31話。
戦乱絶えない惑星でアルゴ共和国と悪のグレンドス帝国との戦いが描かれている。