グッドデザイン賞とは
グッドデザイン賞(グッドデザインしょう)は、公益財団法人日本デザイン振興会の主催で、毎年デザインが優れた物事に贈られる賞であり、日本で唯一の総合的デザイン評価・推奨の仕組みである。
工業製品からビジネスモデルやイベント活動など幅広い領域を対象とし、これまでの総受賞対象数は3万件以上にのぼる。2006年の応募総数は約2900点であり、毎年の授賞点数はおよそ700点から1300点になる。デザイン盗用問題を背景に通商産業省(現・経済産業省)が1957年に創設したグッドデザイン商品選定制度を前身とする。賞の受賞率は30%を越えており、第三者からの推奨ではなく当事者による出費を伴う応募製品の中から選定される賞である。
1980年 レコードプレーヤー SL-10 (松下電器産業)
1970年代の最後の年に、テクニクスからダイレクト・ドライブの高級ジャケットサイズ・プレーヤーSL-10が、定価10万円で発売になって大変な評判を呼んだ。私が手に入れたSL-15はそれの後続機で、SL-10にプログラム演奏機能をつけて、代わりにカートリッジをMCからMM(ボロンナイトライドの超軽量カンチレバー)にしたもので、当時の定価で15万円と結構な値段がしたものらしい。
1981年 カメラ XA2/エレクトロニックフラッシュ A11(オリンパス光学工業)
昭和55年(1980年)には、XAをベースに、初心者向けの改良が加えられたXA2が発売されました。機能を、プログラムAEと3点ゾーンフォーカス(オートパンフォーカス)に絞り、使いやすさとコストパフォーマンスを高めました。フォーカスの切り替え忘れを防ぐため、スライドバリアーを開閉すると、自動的に中距離に戻る機構を内蔵。ボディカラーは、4色が用意されました。カメラとしてはじめて通産省グッドデザイン大賞の栄誉に輝いたのは、このXA2です。
1982年 ビデオテープレコーダ、ビデオカメラ、ビデオモニター [HR-C3、GZ-S3、TM-P3](日本ビクター)
ビデオカメラが家庭に普及し始め、今の一体型となるまでは、この商品のようにカメラ、テープレコーダ、モニターと3点に分かれていた。これは携帯性を高めることを目的にシステム的な使用を訴求した為であるが、このワンハンドタイプのデザインは現在のビデオカメラの雛形とも言える。
1983年 カメラ T50 (キャノン)
via sakabun.com
シンプルで、ズームで、おもしろい」という、どことなくとぼけてひょうきんなキャッチコピーで売り出されたキャノンの一眼レフカメラがあった。このカメラは宣伝通り本当に面白い。1983年(昭和58)3月発売「Canon T50-Automan」である。
「カメラの新しいフォルムです」という広告のサブコピーでも分かるように、T50はキャノン一眼レフ系列のキャノンフレックスから始まるRシリーズ、Fシリーズ、Aシリーズに続くTシリーズの初号機である。
シリーズの変わり目には画期的な製品が出現するものではあるが、T50がもたらした革命的な大変化には目を見張るものがある。さまに新指向のカメラであり、一眼レフのルネッサンス(人間性回復)と言っても過言ではない。
1984年 小型乗用車 シビック 3ドアハッチバック (ホンダ)
3ドアハッチバック車は1984年度グッドデザイン大賞を受賞している。これは自動車としては初の大賞受賞である。
ホンダ・シビック 5年ぶりに国内発売 歴代のシビックを振り返る! - Middle Edge(ミドルエッジ)
ホンダがシビックを5年ぶりに国内で発売すると発表がありました。シビックはホンダの中で名車なので、ずっと国内でも発売してほしいですね。という事で歴代シビックを振り返る。
1985年 ビデオモニター αTUBE TH28-DM03 (松下電器産業)
via www.g-mark.org