GUNIW TOOLS(グニュウ ツール)
奇妙なバンド名は“ぐにゃぐにゃした道具”の意味を込めた造語。
インディーズ活動の後、1996年にメジャー・デビュー、初期にはデジタル技術を駆使した重い嘆美サイケを聴かせたが、後にはギター・ポップ寄りの感性も見せるなど、変幻自在の感覚で臨んでいた。
1990年、サウンドから視覚イメージまでの総合アート・ディレクションをテーマに発足した個性派ユニット。3人編成でスタート、後に2人組に。
ロケ地は美瑛。
特筆すべきは、発表するすべての楽曲(アルバムの全曲、シングルのカップリング曲まで!)を、自分達で撮影・編集して映像化。
映像作品は、グニュウツール発祥の地・北海道の大自然をモチーフにしたものが多い
メンバー
full(古川とも):ボーカル
自身所属のバンドのみならず、BUCK-TICKの「キャンディ」のミュージック・ビデオのプロデュースも手掛けた。
BUCK-TICKの櫻井敦司、Plastic Treeの有村竜太朗と親交が深い。
-ジェイクから見て、ともってどんな人? ジェイク「自分がおもしろいと思う事を見つけて、それを自分なりのやり方で伝えようというのを常に考えている人ですね。例えば僕のアイデアを更におもしろく膨らませてフィードバックしてくれる。そういう人が周りにいるのって、おもしろいじゃないですか。」
— GUNIW TOOLS bot (@guniw_bot) April 23, 2016
ASAKI:ギター
BUCK-TICKの今井寿と親交が深く、『DAZZLE』収録の「GRAZING」の作曲を依頼し、実現した。
2015年、織田哲郎が結成したバンド「ROLL-B DINOSAUR」(ロール・ビー・ダイナソー)に参加。ギター担当
-あさきちゃんはどんな人? ジェイク「彼はね、あのまんま(笑)。明るいですねぇ。僕やともはカップひとつ手に取ってみても、取っ手の部分がやだとか色々考えてしまうから"いいな"と思えるものが少ししかない。けれどあさきちゃんは許容範囲が広いから幸せを僕らより多く見つけられる。」
— GUNIW TOOLS bot (@guniw_bot) April 23, 2016
・旧メンバー
JAKE:ギター
1997年NHKホールのライブを最後に脱退。後にSUPER SOUL SONICS(活動休止)、cloudchair(ソロプロジェクト)、THE MORTAL(櫻井敦司のソロプロジェクト)等で活動。
ジェイク「明らかに影響は受けていますね。以前はプリンスの曲をパクったりもしていたし(笑)。それにプリンス的なやり方にも興味があったんですよ。曲ごとにやり方を変えるとか。一緒にプレイする人を変えるとか。」 -それを聞いて納得。
— GUNIW TOOLS bot (@guniw_bot) April 22, 2016
バンド経歴
1993年5月にビデオ「プロトタイプ2」発売する。1993年9月に札幌PLAHAにてライブ「ペースメーカーⅡ」を行う。
1993年11月には札幌の病院跡地にて4人展「真夜中の展覧会」開催する。
1994年にギターのASAKI(山鼻朝樹)加入し、同年の5月に札幌PLAHAにてライブ「おさびし山の一夜」を開催。
デビュー作品は、ビデオでした!現在入手困難。まれに、一部の中古ショップで発掘されることもあるとか。
2003年発売の5枚組DVDBOXにも同じものが収録されています。アマチュア時代のグニュウツールの怪しさ大爆発…。
Jakeのデビュー作。曲とアレンジについて、よく”幻想的”と評された。プログレやクラシック、スパニッシュのエッセンスを取り入れたギター。個性的なあまり異端として見られていたが、決して難解ではない。
JAKEは自身のブログのNIWLUNのレビューで、個性的なあまり異端として見られていたと書いてます。異端として見られることをいいように思ってなかったって言い方ですよね。どうみても。