「人魚シリーズ」とは?
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「人魚シリーズ」は1984年から1994年の間に「週刊少年サンデー」「週刊少年サンデー増刊」に不定期掲載された高橋留美子さんの作品です。
るーみっくわーるど すぺしゃるというシリーズで「人魚の森」「人魚の傷」の全2巻、少年サンデーコミックススペシャルから「人魚の森」「人魚の傷」「夜叉の瞳」の全3巻が発売されています。
「人魚シリーズ」という総称は2003年に少年サンデーコミックススペシャルが発行されたときにつけられた名前です。
「人魚の森」は1989年に第20回星雲賞コミック部門を受賞されています。
るーみっくわーるど すぺしゃるというシリーズで「人魚の森」「人魚の傷」の全2巻、少年サンデーコミックススペシャルから「人魚の森」「人魚の傷」「夜叉の瞳」の全3巻が発売されています。
「人魚シリーズ」という総称は2003年に少年サンデーコミックススペシャルが発行されたときにつけられた名前です。
「人魚の森」は1989年に第20回星雲賞コミック部門を受賞されています。
この作品における「人魚」
人魚というと、人魚姫のファンタジーなイメージ、明るいイメージがありますが、この作品における人魚は違います。日本古来の伝説に登場する化け物として扱われています。
また、人魚の肉を食べると不老不死の体になるという設定になっています。人魚の肉を食べて不老不死になってしまった男女の旅がメインになっていて“永遠に生き続けることの苦悩”“不老不死を求める人間の愚かさ”“命の意味”などが描かれています。
内容もシリアスで最後はバッドエンドだったり、しこりが残るような終わり方になっているシリーズがほとんど。この頃連載されていた高橋留美子さんの作品は「うる星やつら」「めぞん一刻」「らんま1/2」などのラブコメディーでしたが連載作品のイメージとは全く違いますね。
実は高橋先生はシリアスな作品もお好きで諸金短編にもシリアスな話は存在します。最近は連載でも「犬夜叉」「MAO」などシリアス要素の強い作品が出てきていますね。
また、人魚の肉を食べると不老不死の体になるという設定になっています。人魚の肉を食べて不老不死になってしまった男女の旅がメインになっていて“永遠に生き続けることの苦悩”“不老不死を求める人間の愚かさ”“命の意味”などが描かれています。
内容もシリアスで最後はバッドエンドだったり、しこりが残るような終わり方になっているシリーズがほとんど。この頃連載されていた高橋留美子さんの作品は「うる星やつら」「めぞん一刻」「らんま1/2」などのラブコメディーでしたが連載作品のイメージとは全く違いますね。
実は高橋先生はシリアスな作品もお好きで諸金短編にもシリアスな話は存在します。最近は連載でも「犬夜叉」「MAO」などシリアス要素の強い作品が出てきていますね。
「人魚シリーズ」のあらすじ
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人魚の肉は不老不死の妙薬だといわれていました。
500年前、漁師の湧太は流れ着いた人魚の肉を仲間たちと一緒に面白半分で食べてしまいます。不老不死になると呼ばれている人魚の肉ですが仲間たちは次々と死んでいき湧太だけが生き残ったのです。
不老不死の妙薬と呼ばれる人魚の肉ですが、普通の人間にとっては力が強すぎて猛毒になってしまいます。ですから、人魚の肉を食べると死ぬか、“なりそこない”と呼ばれる化け物になってしまうばあいがほとんど。それに耐え、不老不死を手に入れられるのは数百年に1人だとか。その百人に1人が“湧太だったのです。
始めに仲間がみんな死んでしまったことに加え、年月が流れていくと親しい人間はみんななくなってしまいます。自分だけ年を取らないのでいつしか人と交流することもできなくなり、永遠に孤独を感じながら生き続けなくてはいけません。
元の人間に戻ることを切望した湧太は、人魚を探す旅に出ます。「人魚に合えば何とかなる」という人がいたのです。
戦国時代から始まり、江戸、明治、大正、昭和と長い時代を生きてきた湧太はついに人魚の里を見つけます。
そこで湧太は真魚(まな)という囚われの少女に出会います。彼女もまた、人魚の里の陰謀で人魚の肉を食べ、不老不死になっていたのでした。本当はさらに真魚を人魚に食べさせ、人魚を若返らせようとしていたのでした。ですが湧太が真魚を連れ出し、その作戦は失敗に終わります。
湧太は「元に戻る方法はない」という現実を知ります。そして真魚とともに永遠の旅に出るのでした。
その旅の道中に人魚の肉を不老不死の人間やなりそこないに出会いさまざまなドラマが生まれていきます。
全部で9作品あり、1つずつは完結しています。不定期掲載なので1話ずつでもわかるように描かれていますが全体にも大きなストーリーがあります。ですがシリーズ全体でははっきり完結していないのでいつか続きが出るかもしれない、と期待している人も多いと思います。
そして、主人公は500年生きているわけですから話によって舞台は戦国時代だったり、日露戦争のころだったり、第二次世界大戦のころだったり、現代だったりとさまざまです。1つのシリーズとしてかなり壮大なストーリーですよね。
500年前、漁師の湧太は流れ着いた人魚の肉を仲間たちと一緒に面白半分で食べてしまいます。不老不死になると呼ばれている人魚の肉ですが仲間たちは次々と死んでいき湧太だけが生き残ったのです。
不老不死の妙薬と呼ばれる人魚の肉ですが、普通の人間にとっては力が強すぎて猛毒になってしまいます。ですから、人魚の肉を食べると死ぬか、“なりそこない”と呼ばれる化け物になってしまうばあいがほとんど。それに耐え、不老不死を手に入れられるのは数百年に1人だとか。その百人に1人が“湧太だったのです。
始めに仲間がみんな死んでしまったことに加え、年月が流れていくと親しい人間はみんななくなってしまいます。自分だけ年を取らないのでいつしか人と交流することもできなくなり、永遠に孤独を感じながら生き続けなくてはいけません。
元の人間に戻ることを切望した湧太は、人魚を探す旅に出ます。「人魚に合えば何とかなる」という人がいたのです。
戦国時代から始まり、江戸、明治、大正、昭和と長い時代を生きてきた湧太はついに人魚の里を見つけます。
そこで湧太は真魚(まな)という囚われの少女に出会います。彼女もまた、人魚の里の陰謀で人魚の肉を食べ、不老不死になっていたのでした。本当はさらに真魚を人魚に食べさせ、人魚を若返らせようとしていたのでした。ですが湧太が真魚を連れ出し、その作戦は失敗に終わります。
湧太は「元に戻る方法はない」という現実を知ります。そして真魚とともに永遠の旅に出るのでした。
その旅の道中に人魚の肉を不老不死の人間やなりそこないに出会いさまざまなドラマが生まれていきます。
全部で9作品あり、1つずつは完結しています。不定期掲載なので1話ずつでもわかるように描かれていますが全体にも大きなストーリーがあります。ですがシリーズ全体でははっきり完結していないのでいつか続きが出るかもしれない、と期待している人も多いと思います。
そして、主人公は500年生きているわけですから話によって舞台は戦国時代だったり、日露戦争のころだったり、第二次世界大戦のころだったり、現代だったりとさまざまです。1つのシリーズとしてかなり壮大なストーリーですよね。
OVA&テレビアニメ化もされている!
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人魚シリーズは1991年、1993年にOVA。そして2003年に高橋留美子劇場 人魚の森として全11話でテレビアニメ化もされています。
結構残酷な内容もありますが、人気シリーズなのでOVA発売から20年以上たってテレビアニメ化されたんですね。
湧太役は山寺宏一さん。
真魚役は高山みなみさん。
OVA版も、テレビアニメ盤も同じキャストなんです。20年前と同じキャストだなんて2人も今でも現役で活躍されているからですよね。
ちなみにほかのるーみっく作品では「らんま1/2」で共演されています。山寺さんは響良牙役、高山さんは天道なびき役でした。
OVAでもテレビアニメでも同じ話がもう一度アニメ化されている話もありますが、ゲスト声優はOVAとテレビアニメで違います。
OVA版には井上喜久子さん、土井美加さん、此島愛子さんなどが出演。
テレビアニメ版は折笠愛さん、島本須美さん、郷里大輔さん、佐久間レイさん、天野由梨さんなどが出演されています。
シリーズの中で「夜叉の瞳」というお話だけはアニメ化されていません。シリーズの中でも特に残酷な内容なのでアニメ化はむずかしかったのかもしれませんね。
結構残酷な内容もありますが、人気シリーズなのでOVA発売から20年以上たってテレビアニメ化されたんですね。
湧太役は山寺宏一さん。
真魚役は高山みなみさん。
OVA版も、テレビアニメ盤も同じキャストなんです。20年前と同じキャストだなんて2人も今でも現役で活躍されているからですよね。
ちなみにほかのるーみっく作品では「らんま1/2」で共演されています。山寺さんは響良牙役、高山さんは天道なびき役でした。
OVAでもテレビアニメでも同じ話がもう一度アニメ化されている話もありますが、ゲスト声優はOVAとテレビアニメで違います。
OVA版には井上喜久子さん、土井美加さん、此島愛子さんなどが出演。
テレビアニメ版は折笠愛さん、島本須美さん、郷里大輔さん、佐久間レイさん、天野由梨さんなどが出演されています。
シリーズの中で「夜叉の瞳」というお話だけはアニメ化されていません。シリーズの中でも特に残酷な内容なのでアニメ化はむずかしかったのかもしれませんね。
ラジオドラマ化も!
人魚シリーズはアニメ化だけでなく、ラジオドラマ化もされています。実写ドラマは難しい作品ですが、ラジオドラマならありですね。
湧太役は野口五郎さん、真魚役は島田歌穂さんでした。ほかに大方斐紗子さん、三浦真弓さんも出演されています。
湧太役は野口五郎さん、真魚役は島田歌穂さんでした。ほかに大方斐紗子さん、三浦真弓さんも出演されています。
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