晩年も数々のアニメ作品に出演!声優・石塚運昇さんのお仕事まとめ
2022年1月2日 更新

晩年も数々のアニメ作品に出演!声優・石塚運昇さんのお仕事まとめ

2018年に67歳で亡くなった石塚運昇さん。人気声優でも年を重ねるとアニメの出演本数が減っていくものですが、石塚さんは晩年までたくさんのアニメ作品に出演されていました。石塚運昇さんの出演作品とその魅力を振り返ってみましょう。

186 view

デビュー直後は吹き替えやナレーションがメイン

石塚運昇さんは、高校時代に人前で芝居をしたことをきっかけに、役者の仕事に興味を持つようになりました。

デビューしたのは1984年で33歳の時なので遅咲きだったんですね。実家はバイク屋さんで30過ぎまでバイクに熱中していたというのもあるようです。

声優としてデビューしてから、はじめは洋画の吹き替えやナレーションをメインに仕事をしていました。アニメの声優もしていたのですが、ご本人があまりアニメの仕事に力を入れてなかったそうです。

渋い声で壮年以上の役柄が多かったのでアニメよりも洋画などの方が需要があったというのもあるかもしれませんね。

初期の代表作にはドラゴンクエスト ダイの大冒険(第1作)のバランなどがありました。

「超新星フラッシュマン」など特撮でも活躍!

Amazon.co.jp | 超新星フラッシュマン VOL.1 [DVD] DVD・ブルーレイ - 垂水藤太, 植村喜八郎, 石渡康浩, 中村容子, 吉田真弓, 小野田英一 (2323100)

石塚さんは洋画、ナレーション、アニメだけでなく、特撮の吹き替えのお仕事もされていました。

1986年から放送されていた「超新星フラッシュマン」では改造実験帝国メスの支配者である大帝ラー・デウスの声を担当されていました。つまり、ラスボスですね。

当時まだ30代半ばでしたが、悪の帝王の役に石塚さんの声がぴったりだったでしょう。当時見ていたのですが、声まで覚えてないのが残念です。

他には1999年の「救急戦隊ゴーゴーファイブ」、2011年の「ウルトラマンゼロ外伝 キラー ザ ビートスター」、2014年の「烈車戦隊トッキュウジャー」、2016年の「動物戦隊ジュウオウジャー」にも出演されていたんですよ。

OVA「マクロスプラス」でアニメに対する考えが変わる

 (2323081)

1994年から1995年まで発売されたOVA「マクロスプラス」でメインキャラクターであるガルド・ゴア・ボーマンを演じています。

OVAということもあり大人向けのストーリーで、アニメらしくない演技を求められました。これが石塚さんにとって斬新で「アニメも面白いな」と思うきっかけになったのだとか。石塚さんは壮年以上の渋い役が多いですが、こちらの作品では25歳の役でしたよ。

「マクロスプラス」の劇場版が完成した時には、「消えてしまったと思っていた日本映画の才能がアニメの現場に受け継がれていると感じた」とまで話されていたそうです。それだけ衝撃的だったのでしょうね。

元々人気だったマクロスシリーズですが、こちらも人気シリーズでその後もゲームなどが作られています。ここまで長く演じる役になるとは思ってもいなかったでしょうね。

石塚さんが亡くなった後はスマホゲームで大塚明夫さんが代役を務めています。

「ポケットモンスター」のオーキド博士役では顔出し出演も!

 (2323088)

「マクロスプラス」に出演して考えが変わったことも影響しているのか、それ以降アニメ出演が増えます。

1997年には大人気ゲームをアニメ化した「ポケットモンスター」でオーキド博士役とナレーションなどを務めました。

オーキド博士はポケモンの面倒を見ながら日々ポケモンの研究をしている博士。アニメ本編終了後に「オーキド博士のポケモン講座」などのミニコーナーがありました。ポケモンを紹介し、最後にポケモンを触ってしまい、ひどい目に遭わされるというのがこのコーナーの定番でしたね。
石塚さんはオーキド博士の衣装を着て、テレビ番組などに顔出し出演していたこともたびたびありました。ポケモン世代にとっては石塚さん=オーキド博士かもしれませんね。

オーキド博士とナレーションはどちらも石塚さんの死後、堀内賢雄さんが引き継いでいます。

この2つだけでもかなり重要な役なのですが、他にもポケモンなど様々なキャラクターを担当しています。それぞれ色々な声優さんに引き継がれていますが「ポケットモンスター サン&ムーン」の一部ポケモンの鳴き声は、代役を立てず、そのまま石塚さんの声を使っていてクレジットにも記載されていました。

ミスターサタンでは新たな役柄に挑戦!

 (2323106)

2010年には「ドラゴンボール改」でミスター・サタンを演じています。その後の「ドラゴンボール超」にも出演しましたね。

前任の郷里大輔さんが亡くなったため、後任として石塚さんが選ばれました。他にも「魁!!男塾」の江田島平八、「キン肉マン」のロビンマスクなどを郷里さんから引き継いでいます。

石塚さんは渋い役、落ち着いた役を演じることが多いです。ミスター・サタンは年代はきっと石塚さんのお得意な年代だと思うのですが、ハイテンションでお調子者のキャラなので今までのキャラとは違いますよね。新しい扉を開けた感じだったのではないでしょうか。サタンを一度演じるとすごく疲れると話されていましたが、全力でぴったりでしたよね。

その後、2014年には「ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース 」でジョセフ・ジョースターを演じています。オーディションを受ける際に、合格の秘訣を聞いたところ「ハイテンションで」といわれたのだとか。ミスター・サタンをやっていた経験を活かして振り切った演技をしたところ、ジョセフ役に選ばれたのでした。ジョセフは渋いところもあるのでより、石塚さんにぴったりの役だと思います。

ミスター・サタンは江原正士さんが引き継いでいます。

石塚さんは晩年まで数々の役を演じていたので様々な方が引き継がれています。石塚さんの声が聴けなくなるのは寂しいですが、その魂は引き継いでいってほしいですね。
14 件

思い出を語ろう

     
  • 記事コメント
  • Facebookでコメント
  • コメントはまだありません

    コメントを書く
    ※投稿の受け付けから公開までお時間を頂く場合があります。

あなたにおすすめ

関連する記事こんな記事も人気です♪

父親も声優!大塚明夫さんのお仕事まとめ

父親も声優!大塚明夫さんのお仕事まとめ

アニメや洋画の吹き替えで活躍されている声優の大塚明夫さん。父親は同じく声優の大塚周夫さんです。二世声優というのはまだ珍しいですよね。大塚明夫さんのお仕事や父親との関係まとめてみました。
saiko | 199 view
OVA版【超機動伝説ダイナギガ】人気声優バラエティ番組『渋谷でチュッ!』から誕生した巨大ロボット&美少女ものアニメ!

OVA版【超機動伝説ダイナギガ】人気声優バラエティ番組『渋谷でチュッ!』から誕生した巨大ロボット&美少女ものアニメ!

全2話の完全オリジナルアニメとして制作された『超機動伝説ダイナギガ』。当時、人気の声優が出演していたバラエティー番組『渋谷でチュッ!』から企画が生まれ、具現化されたコンテンツです。アニメ制作に先行してラジオドラマも制作されています。今回の記事では、OVA版『超機動伝説ダイナギガ』について、本編動画やストーリー・魅力など振り返っていきます。
tsukumo2403 | 166 view
実は子役出身!声優・岩田光央さんのお仕事まとめ

実は子役出身!声優・岩田光央さんのお仕事まとめ

映画版「AKIRA」の主人公で知名度を上げた声優の岩田光央さん。声優デビューしたのは16歳とかなり若いのですが、その前に子役としても活動されていました。岩田光央さんの俳優のお仕事、声優のお仕事をまとめてみました。
saiko | 183 view
【訃報】声優・八奈見乗児さん死去。ボヤッキー、伴宙太、一反木綿、「ドラゴンボール」ナレーションなど

【訃報】声優・八奈見乗児さん死去。ボヤッキー、伴宙太、一反木綿、「ドラゴンボール」ナレーションなど

「ドラゴンボール」のナレーションなど、昭和から平成にかけて多数のアニメ作品に出演した声優・八奈見乗児(やなみ じょうじ)さんが3日、老衰のため亡くなっていたことが明らかとなりました。90歳でした。
隣人速報 | 14,898 view
日本初の声優専門事務所・青ニプロダクションってどんな会社?

日本初の声優専門事務所・青ニプロダクションってどんな会社?

数々の有名声優が在籍している声優事務所「青二プロダクション」。今ではたくさんの事務所がありますが、声優専門の芸能事務所は青二プロダクションが初めてだったんですよ。その歴史や所属している声優さんをまとめてみました。
saiko | 186 view

この記事のキーワード

カテゴリ一覧・年代別に探す

あの頃ナウ あなたの「あの頃」を簡単検索!!「生まれた年」「検索したい年齢」を選択するだけ!
リクエスト