『世紀末★ダーリン』とは?
『世紀末★ダーリン』(せいきまつダーリン)は、なると真樹による日本のBL漫画作品。
1994年10月に青磁ビブロスから単行本が発売された。 ドラマCD化やOVA化などのメディアミックスがなされた。
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今回の記事では、こちらOVA版『世紀末★ダーリン』の内容を中心に振り返っていきます。
OVA版『世紀末★ダーリン』の本編動画・ストーリー
Seikimatsu Darling OVA ENG SUB Hentai Online HD
アニメ本編動画はこちら。
物語の主人公は、熱血サラリーマンの緒方耕作。彼は男性を恋愛対象にしており、営業先の会社のサラリーマン・高杉陽一郎に恋するところからストーリーは幕を開けます。
避けられていると感じながら、素直に高杉に感情をぶつける緒方。何かしら理由をつけてはプライベートで遊びに誘い、お互い同じ時間を共有するようになります。
ある日、緒方が高杉は想いを告白するも、その答えは拒絶とも受け取れるものでした。
少しずつ打ち解けとけてきていると感じていた緒方は、その理由を高杉に求めると、彼から意外な答えが返ってきました。じつは高杉も緒方のことが好きでお互い両想いだということが分かりますが、どちらも”受け”としての相手を求めており、”攻め”同士の両者はお互いのことを相容れないのでないかと言います。
しかし、この告白で何か吹っ切れた高杉は、”攻め”として緒方を落とすと宣言しました。それは緒方のほうも同じこと。こうしてお互い”攻め”として、相手を口説き合う絶妙な駆け引きが始まるように…
避けられていると感じながら、素直に高杉に感情をぶつける緒方。何かしら理由をつけてはプライベートで遊びに誘い、お互い同じ時間を共有するようになります。
ある日、緒方が高杉は想いを告白するも、その答えは拒絶とも受け取れるものでした。
少しずつ打ち解けとけてきていると感じていた緒方は、その理由を高杉に求めると、彼から意外な答えが返ってきました。じつは高杉も緒方のことが好きでお互い両想いだということが分かりますが、どちらも”受け”としての相手を求めており、”攻め”同士の両者はお互いのことを相容れないのでないかと言います。
しかし、この告白で何か吹っ切れた高杉は、”攻め”として緒方を落とすと宣言しました。それは緒方のほうも同じこと。こうしてお互い”攻め”として、相手を口説き合う絶妙な駆け引きが始まるように…
OVA版『世紀末★ダーリン』の魅力とは?
同性愛に限らず、交際相手や好きな異性に格好良いところを見せたいと思うのは、どなたにも共通する気持ちだと思います。お互い作戦を練りはするも、なかなか思い通りにはいかず、どちらも空回りを繰り返してしまうのは微笑ましいですね。
駆け引きといったところで少し共通するのは、最近、人気のアニメ作品でいえば…
駆け引きといったところで少し共通するのは、最近、人気のアニメ作品でいえば…
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こちらに通ずる部分があるような気がします。
しかし、ストーリー展開のインパクトという部分では、ボーイズラブ作品である『世紀末★ダーリン』のほうに軍配が上がりますね。
そして、『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』は、相手に告白させることにウエイトを置いていますが、『世紀末★ダーリン』では、”攻め”である自分に惚れさせることや、”受け”として口説き落とされないように予防線を張るといった展開の違いがあるのも面白いです。
”受け”として相手に屈服しないという自尊心、どんどん相手のことを好きになってしまう恋愛感情、お互いにそれぞれの気持ちの中で揺れ動いている心情には笑えてきてしまいます。
しかし、ストーリー展開のインパクトという部分では、ボーイズラブ作品である『世紀末★ダーリン』のほうに軍配が上がりますね。
そして、『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』は、相手に告白させることにウエイトを置いていますが、『世紀末★ダーリン』では、”攻め”である自分に惚れさせることや、”受け”として口説き落とされないように予防線を張るといった展開の違いがあるのも面白いです。
”受け”として相手に屈服しないという自尊心、どんどん相手のことを好きになってしまう恋愛感情、お互いにそれぞれの気持ちの中で揺れ動いている心情には笑えてきてしまいます。
それぞれの間で繰り広げられるトークも軽快で、その会話は、漫才かコントと思えるほど愉快なのも注目したいところですね。ふざけているところや、キリッと真面目な表情を見せるところ、両者のメリハリがしっかり効いているのもいいと思います。
『世紀末★ダーリン』の関連商品
コミック
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原作コミックの続編となるシリーズです。
出版:青磁ビブロス
→掲載誌マガジンBE×BOY
秋田書店
→掲載誌きらら16
日本文芸社
→花恋
連載:1994年~
巻数:全7巻