1992年末…突如として現れ、全人類にマッチョの素晴らしさを伝えた伝説のバカゲー『超兄貴』!!その肉体美の始まり…!
2018年3月5日 更新

1992年末…突如として現れ、全人類にマッチョの素晴らしさを伝えた伝説のバカゲー『超兄貴』!!その肉体美の始まり…!

超兄貴とは、1992年12月25日にメサイヤが発売したPCエンジン用横スクロールシューティングゲームおよびその続編の総称です。マッチョな筋肉で塗り固められた世界観、あまりにも異質すぎるデザインにより、PCエンジン屈指のバカゲーとして名を轟かせる事になった「伝説の始まり」です。筋肉!筋肉!!

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いきなりですが、PVをご覧ください。

超兄貴 PV 『超兄貴&愛・超兄貴』

「次々と登場するちょっとクセのあるボスキャラ!」

ちょっと・・・?

おわかりいただけただろうか

『超兄貴』(ちょうあにき)は、1992年12月25日にメサイヤが発売したPCエンジンSUPER CD-ROM2用横スクロール型シューティングゲームです。本当に。

超概要

オリジナルサウンドトラック『超兄貴~兄貴のすべて~』

オリジナルサウンドトラック『超兄貴~兄貴のすべて~』

ボディビル掛け声 その1「切れてまーす!!!」
筋肉が割れて、スジがみえる程、美しいという意味です。最もポピュラーかつ、初歩的なかけ声。
『超兄貴』は1992年の末に突如登場し、様々な意味で話題となったゲームです。
1991年1月25日にメガドライブソフトとして発売された異色シューティングゲーム「ジノーグ」を前身として制作されました。

横スクロールシューティングゲームではありますが、世界観が独特…という言葉では言い表せないほどに独創的であり、バカゲーの一種であるといえます。しかし、ゲーム自体はしっかりと作りこまれており、決してクソゲーではありません。作中BGM(一部シリーズ作品を除く)を葉山宏治氏が担当しており、そのクオリティの高さと同時に、ゲームの独特の世界観を盛り上げる重要な要素の一つとなっています。

世界観のテーマは筋肉をフィーチャーした純粋な「肉体美」であり、決してそれ以上でもそれ以下でもありません。…どうもなぜかゲイ的な要素が散りばめられていると勘違いされてしまいますが。なぜだろう?
ちなみに自機が「兄貴」であり、「アドン」や「サムソン」といったサブキャラクターの名称はゲイ雑誌の名前と偶然にも同じであり、さらにゲイ雑誌「薔薇族」とは何の関係もない「薔薇」がところどころに登場しています。単なる偶然です。

超兄貴といえば筋骨隆々のキャラクター「アドンとサムソン」ですが、この2人が自機となったのはスーファミ版『超兄貴 爆烈乱闘篇(格ゲー)』を除けば第2作の『愛・超兄貴』だけであり、それ以外はあくまでオプションです。オプションとしての2人はただ弾を撃つだけでなく、敵弾から自機を守ることができます。ただし耐久値に限度があり、それを超えると「兄貴ぃ…」と切ない声を上げて戦線を離脱したり、弾を撃たなくなってしまいます。(ゲームシステム等は後ほど…)

ちなみに、PS版の『究極無敵銀河最強男』とセガサターン版の『究極…男の逆襲』はなんと「実写」が用いられています。

超ストーリー

大銀河ボディービルコンテスト10連覇を果たした、ビルダー星の帝王にも不安があった。
母星の残有プロテインが、底をつきはじめたのだ。
筋肉こそ最高の美徳とする文化がため近隣の惑星は、無差別侵攻を受けていた。
この様子を天界で見ていたイダテンとベンテンは、これをよしとせず、侵攻を受けた星を巡りビルダー軍を駆逐し、軍の築いたプロテイン採掘プラントを破壊しつつ帝星を目指した!!

(以上オープニング原文そのまんまです。)

超ゲームシステム

マッチョな筋肉で塗り固められた世界観、PCエンジン屈指...

マッチョな筋肉で塗り固められた世界観、PCエンジン屈指のバカゲー。それが『超兄貴』

ボディビル掛け声 その2「デカい!!!」
筋肉が大きい、量がスゴいよ、という意味です。切れてるに続き、こちらもポピュラーなかけ声。とりあえず連呼しましょう。「大きい!」や「ダントツ!」でもOKです。

まずは基本的なシステム

ゲームを始める前に、三段階の難易度選択と、自機を「イダテン(男)」か「ベンテン(女)」から選択し、ゲームスタート。
十字キーで自機を8方向に操作、1ボタンを押すとショット、2ボタンを押すとボムを撃ちます。
1ボタンを押しっぱなしにし、頃合がきた時にボタンを離すと、ドピュっと一撃必殺技の「メンズビーム(イダテン)」、「スプラッシュビーム(ベンテン)」を放つ事が出来ます。深い意味は無いよ。(この言い回し、本当に説明書にそう書いてあるんだもん…。)
いわゆる溜め撃ち扱いの攻撃で使用制限は無いですが、ビームを発射する間に隙が生じ、危険を伴う事になります。またメンズビームは発射の反動で若干後方に下がるのでかわしたはずの弾に当たる場合もあります。要注意。
メンズビームは一方型、スプラッシュビームは拡散型の攻撃を放ちます。すべての敵を貫通して広範囲に攻撃を当てやすいメンズビームを持つイダテンの方が扱いやすいキャラですが、攻撃力はベンテンのスプラッシュビームの方が高く、密着して全弾当てた時のダメージはメンズビームの比ではありません。

2ボタンを押すと弾数制限がある広範囲に攻撃できるボムを発動できます。
爆風に弾消し能力はありますが自機が無敵になるわけではないので敵の体当たりなどはしっかりかわす必要があります。
またレーザー、ウェーブなどのボムで消えない敵の攻撃も一部存在します。
時折敵が落とすアイテム「プロテイン」を取る事により、威勢の良いボイスと共にビルドアップします。(本作ではビルドアップは単純にパワーアップという意味で使われます。ボディビル業界では「筋肉を作り(鍛え)上げる」と言う意味です)
『愛・超兄貴』オリジナルサウンドトラック

『愛・超兄貴』オリジナルサウンドトラック

ボディビル掛け声 その3「ナイスバルク!!!」
良い筋肉という意味です。筋肉の厚みをバルクと言いますので、「バルクがすごいよ〜」でも問題ありません。ちなみに「ナイスカット」というと、筋肉の割れ目、切れ方が良いね、という意味になります。

個性的すぎるオプションキャラ

ステージを進めていくと、お供キャラ(オプション)である、「アドン」と「サムソン」が現れ、自機の上下にくっつきます。そういう意味ではありません。
アドン、サムソンには自機同様に当たり判定が存在し、数発の被弾には耐えられますが一定以上のダメージを受けると「兄貴ィ~!!」の断末魔の叫びとともに撃沈してしまいます。
また、アド&サムは個別でビルドアップするので、自機だけではなく、彼らにもプロテインを与えなければ強くなりません。
2ボタンを押しながら1ボタンを押すとホーミングアタックを発動、オプションがオーラを放ち体当たり攻撃をします。
稀にアド&サムの変わりに、メサイヤの看板(?)キャラである「うみにん」がオプションに付く事も(隠しキャラ扱い)。
これとは別にレアオプションとして「天使」が存在しますが上記3人のインパクトに負け存在感がありません。しかも弾が放物線状に落下していくので使いにくいです。

イダテン、ベンテンは敵および敵弾に当たると一発でミスになり、エリアの最初に戻り復活します。ボス戦の場合はボスからやり直しとなります。オプションが無くなり、ショットが一段階パワーダウンするので、ミスする場所によっては復活が困難な場合もあります。
自機の移動速度はセレクトボタンによっていつでも自由に変更可能です。ボス戦など、勝てないと思った場合は移動速度をこまめに調整するだけで大分楽になります。
残機が0になると5カウントとともにアドン&サムソンがポージングをとりながら登場、カウント0になると「もう駄目だぁ~!」という声とともにゲームオーバーとなります。

超キャラクター紹介

『超兄貴』には愉快な仲間がいっぱい!筋肉もいっぱい!!

『超兄貴』には愉快な仲間がいっぱい!筋肉もいっぱい!!

ボディビル掛け声 その4「僧帽筋が並じゃないよ!!!」
僧帽筋(肩)が並のレベルの大きさではないよ、という意味です。他にも「僧帽筋が歌ってる」「僧帽筋がさけんでる」、跳んでる、跳ねてる、威嚇している…等、様々な例え方があります。各筋肉の部位と合わせて使いましょう。

イダテン(韋駄天)

天界の神であり、『超兄貴』シリーズの主人公的存在。悪の「ボ帝ビル」などに立ち向かう勇気ある漢です。アドンとサムソンのイメージのせいで誤解されやすいですが、「兄貴」とは彼のことです。「怒髪弾」を男らしく発射し、溜めに溜めた男のビーム「メンズビーム」をドピュッと放出します。

基本的にはどの作品でもノンケであり、アドン、サムソンを舎弟としか思っていませんが、二人には自分たちは兄貴(イダテン)に愛されていると勘違いされています。
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