この他にも、ただただ透明になるスタンド使い「透明の赤ちゃん」や、自称・宇宙人でいろんなものに変身できるは支倉未起隆などがいます。
3部までは、スタンドは相手を倒すために使われていましたが、このように4部では戦い以外にその能力を使う者が登場します。
作者の遊び心が感じられ、そこが面白く、4部が親しみやすくなった理由のひとつだと思います。
3部までは、スタンドは相手を倒すために使われていましたが、このように4部では戦い以外にその能力を使う者が登場します。
作者の遊び心が感じられ、そこが面白く、4部が親しみやすくなった理由のひとつだと思います。
まだまだいます!4部の人気キャラクター
作者の分身?漫画家・岸辺露伴
スピンオフ作品
短編集「岸辺露伴は動かない」や、世界的ブランドGUCCIとのコラボ漫画、ルーヴル美術館に荒木先生の作品が展示されたときに作られた作品集「岸辺露伴ルーヴルへ行く」など、ジョジョキャラクターでスピンオフがこれほど作られているのは、露伴だけです。
短編では、露伴が怪奇な事件の語り部となり、荒木先生の分身のような役割を果たしています。
短編では、露伴が怪奇な事件の語り部となり、荒木先生の分身のような役割を果たしています。
だが断る
この有名な名台詞は、瀕死の露伴が、敵スタンド・ハイウェイ・スターに「仗助を呼べば助けてやる」と言われた際、放った言葉です。
普段、仲の悪い仗助に対し、かばってやる義理もないのですが、道理に反したことはしない、男気あふれるシーンです。
普段、仲の悪い仗助に対し、かばってやる義理もないのですが、道理に反したことはしない、男気あふれるシーンです。
via rr.img.naver.jp
「だが断る」はあまりに有名な名台詞。ジョジョファンならずとも、普段から使ってみたいですね。
使い方としては、相手からとても良い条件を出された時、一旦その提案を受け入れるよう見せた後に、言い放つのがベスト。
(例)「えー?僕と付き合いたいって?あなたみたいな、美人で優しい人が僕に告白してくれるなんて、すごくうれしいです!!・・・だが断る」
使い方としては、相手からとても良い条件を出された時、一旦その提案を受け入れるよう見せた後に、言い放つのがベスト。
(例)「えー?僕と付き合いたいって?あなたみたいな、美人で優しい人が僕に告白してくれるなんて、すごくうれしいです!!・・・だが断る」
荒木先生に最も愛されたラスボス
吉良吉影
4部のラスボス。スタンド「キラー・クィーン」は爆弾を操ります。一般人からみると、突然人間が消滅したように見えます。
手フェチで、好みの女性の手をみつけると、女性を爆破して殺し、手だけを持ち歩く連続殺人鬼。
殺人はするものの、本人は目立つことを嫌がり、ただ静かに暮らしたいだけ。
手フェチで、好みの女性の手をみつけると、女性を爆破して殺し、手だけを持ち歩く連続殺人鬼。
殺人はするものの、本人は目立つことを嫌がり、ただ静かに暮らしたいだけ。
via stat.ameba.jp
川尻浩作(吉良吉影)
仗助たちに追い詰められた吉良が、辻彩という顔を変えられるスタンド使いの力を使い、別人に成り代わった姿。
川尻には妻子がおり、息子・早人は父親が別人になったことに気づきます。
早人は最終エピソードのキーマンになります。
川尻には妻子がおり、息子・早人は父親が別人になったことに気づきます。
早人は最終エピソードのキーマンになります。
荒木先生の御言葉
「つらい少年時代を送っているに違いないが、人生には前向きで、常に自分を被害者づらなど決してせず、肯定している所、つらい危機的な状況をなんとか切り抜ける精神の強さなどだ。吉良吉影は殺人を犯している所をのぞけば、本当にぼくのヒーロー像そのものだ」
文庫版「ジョジョの奇妙な冒険」第29巻あとがきより
文庫版「ジョジョの奇妙な冒険」第29巻あとがきより
ラスボスが町に潜む殺人鬼というと、他の部に比べてスケールが小さいように聞こえますが、舞台を小さくしたからこそ、身近に迫る恐怖、殺人鬼のこまやかな人間描写を描くことができ、これほどまで愛されるラスボスが生まれたのだと思います。
アニメ放送中!
さいごに
ジョジョ4部は1999年が舞台ですが、週刊少年ジャンプで連載されていたのは、1992年~1995年。もう20年以上前の漫画ですが、全く古さがありません。それはジョジョシリーズ全てに言えることです。
どの部から読み始めても面白いですが、4部がアニメ放送中なので、未読の方は今が読み始めるチャンスです。
もう読まれた方も、この機会に杜王町の面々を、読み返してみてはいかがでしょうか。
どの部から読み始めても面白いですが、4部がアニメ放送中なので、未読の方は今が読み始めるチャンスです。
もう読まれた方も、この機会に杜王町の面々を、読み返してみてはいかがでしょうか。
スタンド「ヘブンズ・ドアー」は相手を本のようにして、その人が経験したことを読むことができます。露伴は主にその能力を、漫画の資料のため使っています。バトルになると、本にした相手に、自分の都合の良い文章を書き込め、動きを封じじたりすることができます。
自己中心的ですが、そのライフスタイルと、漫画への熱い思いで人気のあるキャラクターです。