大きな学帽姿が印象的
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1982年後半、テレビアニメ版「フクちゃん」が放送開始となりました。
大きな学生帽に着物、そして下駄履き姿、という印象的な出で立ちの小さな男の子が主人公のアニメでした。
大きな学生帽に着物、そして下駄履き姿、という印象的な出で立ちの小さな男の子が主人公のアニメでした。
その出で立ちになったきっかけは?
テレビアニメの中でフクちゃんこと福山 福一は5歳児の元気な男の子です。
なぜ、学生帽や下駄を身に着けていたのでしょうか?
それはアニメの第1話でのこと。
ごく普通の幼稚園児の服装、髪型だったフクちゃんですが七五三準備として行った床屋さんで坊主頭にされてしまいショックで籠った納戸の中で見つけた父の学帽、祖父の着物を見つけ身に着けたことが始まりのようです。
七五三にその姿でいたら本人が気に入ってその後も着物姿でいる、という設定になったんだそう。
なぜ、学生帽や下駄を身に着けていたのでしょうか?
それはアニメの第1話でのこと。
ごく普通の幼稚園児の服装、髪型だったフクちゃんですが七五三準備として行った床屋さんで坊主頭にされてしまいショックで籠った納戸の中で見つけた父の学帽、祖父の着物を見つけ身に着けたことが始まりのようです。
七五三にその姿でいたら本人が気に入ってその後も着物姿でいる、という設定になったんだそう。
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キャラクターとしてのフクちゃんのはじまり
フクちゃんはもともと漫画家『横山隆一』による作で、1936年、東京朝日新聞(現 朝日新聞東京本社)で4コマ漫画として連載が始まった「江戸っ子健ちゃん」の脇役だったそうです。
主人公よりも人気が出て、フクちゃんが主人公のストーリーになったんだとか。
アニメ版とは時代背景も設定も違い学生帽がトレードマークとなった理由も漫画版では全く別のストーリーが描かれています。
テレビアニメ版は4コマ漫画よりもずっと後になってから始まったのでずいぶん現代的に話を設定しなおしたのだと思われます。
主人公よりも人気が出て、フクちゃんが主人公のストーリーになったんだとか。
アニメ版とは時代背景も設定も違い学生帽がトレードマークとなった理由も漫画版では全く別のストーリーが描かれています。
テレビアニメ版は4コマ漫画よりもずっと後になってから始まったのでずいぶん現代的に話を設定しなおしたのだと思われます。
広告やタイアップに使用されるフクちゃん
フクちゃんはその見た目の印象的な出で立ちと愛らしさから広告やタイアップに使われることも多くみられました。
酒蔵のキャラクター
酒蔵「福光屋」の福正宗の広告キャラクターに採用され、「フクちゃん、フクマサもってきて」というコピーとともに、新聞広告やテレビコマーシャルも製作されました。
タイアップ商品
東海漬物からその名も「フクちゃん」という福神漬が発売されました。
パッケージにはフクちゃんが印刷され、テレビコマーシャルも放映されました。
ほかにもテーブルゲームや電子ゲームも発売されました。
パッケージにはフクちゃんが印刷され、テレビコマーシャルも放映されました。
ほかにもテーブルゲームや電子ゲームも発売されました。
記念館
作者の横山隆一氏の出身地である高知県高知市には「横山隆一記念まんが館」が2002年に開館しています。
様々な企画展などが催されているようです。
様々な企画展などが催されているようです。