任天堂
任天堂は1889年に創業した老舗企業で、娯楽に関する様々な事業を展開している。創業以来多くの種類の玩具を製作しており、特に花札やトランプは創業初期から現在に至るまで製造・販売を続けている。
ミスター任天堂【横井 軍平】
任天堂開発第一部部長として、『ゲーム&ウオッチ』、『ゲームボーイ』、『バーチャルボーイ』等の開発に携わり、宮本茂と並んで任天堂を世界的大企業へと押し上げる原動力となった。
当時は花札メーカーだった任天堂を斬新な企画のゲームメーカーへと急成長させたのが、横井氏が開発した「ウルトラシリーズ」です。
ウルトラハンド
原始的なマニピュレーター(マジックハンド)であり、手元で開いたり閉じたりすることで、ハンドが伸びて目標を掴み、縮めてから放すという構造(パンタグラフ式)になっている。この構造が子供に受けて、140万個も売り上げる大ヒット商品となった。発売当時の定価は600円。
任天堂で設備機器の保守点検の仕事をしていた横井軍平が暇つぶしで社内で手製の伸び縮みするハンドを作って遊んでいたところを任天堂社長の山内溥の目に止まり、任天堂社長の山内溥から「それを商品化しろ」と言われたのがウルトラハンドのきっかけとなった。