本田初の4ドア!ホンダ ライフに乗ろう
2017年1月20日 更新

本田初の4ドア!ホンダ ライフに乗ろう

いまでは本田の4ドアなんて当たり前。だけどあの時代、本田の4ドアは珍しく、初の仕事であった。そんなライフ、今だからこそ!

7,401 view
そんな不遇にまみれたライフだが1997年ごろから見直され、ついに再販されることとなる。
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/4/4c/Honda_Life_001.JPG (61476)

残念なことにフェンダーミラーは変わり、普通のドアミラーになってしまっている。さらに1年半の生産で打ち切り。
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/d/dc/2006-2008_Honda_Life.jpg (61478)

開発コンセプトは「ハートフルテクノロジー」。主に女性をターゲットに開発され、広告展開された。「Hondaメイドのおいしいデザイン」をテーマとする丸みを帯びたワンモーションフォルムとなり、ボクシーな先代、先々代とは印象の異なるスタイルになった。全高は軽トールワゴンとしては低い1,575㎜(4WD車は1,595㎜)に抑えられ、先代の途中からオプション設定となっていたルーフレールや手回しのウィンドウ、手動ドアロック、アクセサリーソケットレスといった極端な営業車系のグレードは完全に廃止された。またFF軽では標準装備とはいかないEBD付ABSも当初は標準装備であるなど安全面も配慮された。
エンジンも新開発のP07A型が搭載され、先代と同じくNAとターボの2種類が設定された。トランスミッションはMTが廃止されATのみとなり、変速数は3速から4速となった。
多機能表示ディスプレイがスピードメーターの横に設置し、価格面よりも走りやインテリアなどの質感が重視された。どの方向からでも握りやすく、アイスクリームのスプーン等をイメージしたと言われる丸型のドアハンドルを装備した。全グレードに当時の軽自動車ではまだ珍しかったインパネシフトが採用された。
主に若い女性層をターゲットに想定していたが、走行性などにおいては重厚感を打ち出しており、現在でも評価が高い。オートカー・ジャパンの軽自動車対決テストでは2位となった。
発表時のグレード体系は「C」・「F」・「D」及び各グレードのターボ仕様(「Cターボ」・「Fターボ」・「Dターボ」)の6グレードで、先代で設定されていたターボエンジン搭載の派生モデル「ダンク」は「ライフ」のターボ仕様に吸収される形で廃止となった。2004年12月発売のスポーティ版特別仕様車「ディーバ」が人気を博し、翌年カタロググレードに昇格、専用デザインのバンパーが与えられた。「ディーバ」はその後のライフのスポーティグレードの名称となった。
上記の画像は4代目。
そんな現在のライフではあるが、現代にのまれながらも形を変え中身を変え生き残ろうとしているあたりはまさにライフの名に恥じない「生活」という意味をまさに表した本田の代表作である。
26 件

思い出を語ろう

     
  • 記事コメント
  • Facebookでコメント
  • コメントはまだありません

    コメントを書く
    ※投稿の受け付けから公開までお時間を頂く場合があります。

あなたにおすすめ

関連する記事こんな記事も人気です♪

初期型スーパーカブ・C100の貴重なサービス資料が書籍としてまさかの復刻販売!!

初期型スーパーカブ・C100の貴重なサービス資料が書籍としてまさかの復刻販売!!

ホンダモーターサイクルジャパンより、スーパーカブファンへの日々の感謝の気持ちを込めたサービス資料セット「メモリアルサービスアーカイブスC100編」が現在好評発売中です。
隣人速報 | 1,332 view
〝待〟ってたぜェ!この〝瞬間〟をよォ!!ホンダ・モンキーが原付二種「モンキー125」になって帰ってきた!!

〝待〟ってたぜェ!この〝瞬間〟をよォ!!ホンダ・モンキーが原付二種「モンキー125」になって帰ってきた!!

本田技研工業は、昨年惜しまれつつ生産中止となった原付(50cc)「ホンダ・モンキー」を原付二種(125cc)にしたレジャーモデル「モンキー125」を7月12日に発売することを発表しました。
隣人速報 | 3,182 view
【朗報】生産終了のホンダ「モンキー」「ゴリラ」がカプセルトイになって登場!!

【朗報】生産終了のホンダ「モンキー」「ゴリラ」がカプセルトイになって登場!!

生産終了となってしまった「モンキー」と「ゴリラ」が、青島文化教材社より1/24スケールのカプセルトイになって登場!アオシマクオリティによる精密さと、こだわり抜いたラインナップに要注目です!
隣人速報 | 1,870 view
時空探偵マツ・de・デラックス【case clutch-人との絆の物語-】第23話

時空探偵マツ・de・デラックス【case clutch-人との絆の物語-】第23話

とある町の1台しか在庫を持たない中古車屋”ガレージ MIDDLE EDGE”。店主は性別不明の「マツ・ド・デラックス」。そしてその2階には謎の探偵「松田K介」と助手の「富田葵」が事務所を構える。そこには店舗に飾られた「名車」に係る「依頼人」が訪れ、様々な人間模様が・・・・。今回は外伝、主人公はなんと愛犬クラッチ!ベテラン実力派漫画家「なかがわひろき」×昭和の生き証人「山本圭亮」がお送りするSF昭和ファンタジー!ミドルエッジだけで読めるスペシャル連載が満を持して登場!!
ミドルエッジ的「東京モーターショー2017」の楽しみ方!

ミドルエッジ的「東京モーターショー2017」の楽しみ方!

昭和大好き!20世紀大好き!のミドルエッジファンの皆様!ごきげんいかがかしら?10月27日(金)~11月5日(日)に東京ビッグサイトで開催される「東京モーターショー2017」!未来の車なんて興味ないわ!と思ってる皆様。意外と20世紀の匂いが残っているのご存知かしら?そんな他のメディアではピックアップされない部分をミドルエッジ的に紹介していきたいわ!よろしくね~!

この記事のキーワード

カテゴリ一覧・年代別に探す

あの頃ナウ あなたの「あの頃」を簡単検索!!「生まれた年」「検索したい年齢」を選択するだけ!
リクエスト