2017年3月8日 更新

「スタンド・バイ・ミー」は少年の心に残る名作。あの4人の今はどうなったのか、そして悪役のエースについて。

国や時代は違っても少年時代には似たような経験をするものではないでしょうか。スティーヴン・キング原作の「スタンド・バイ・ミー」は死体探しというテーマでありながら、幼き日の友情や秘密、様々な感情を思い起こさせる映画でした。小学生の頃、仲間と自転車で遠くまで出掛けたこと経験は誰しもあるでしょう。出演者に「24」のジャック・バウアー役で大ブレイクしたキーファー・サザーランドがいたことも有名です。

138,991 view

映画「スタンド・バイ・ミー」(スティーヴン・キング原作)

スタンド・バイ・ミー

スタンド・バイ・ミー

『スタンド・バイ・ミー』(Stand by Me)は、1986年公開のアメリカ映画。
原作はスティーヴン・キング。

傷を持った4人の少年の心を描いた物語

1950年代末、アメリカ合衆国の小さな町キャッスルロックに住む、それぞれ心に傷を持った4人の少年たちが好奇心から、線路づたいに“死体探し”の旅に出るという、ひと夏の冒険を描く物語。

アカデミー脚色賞、ゴールデングローブ賞作品賞、監督賞にノミネート。また、ベン・E・キングが歌う同名の主題歌もリバイバルヒットした。

Stand By Me • Ben E. King [HD] - YouTube

Ben E. King のこの曲はあまりにも有名ですよね。

「スタンド・バイ・ミー」あらすじ

作家ゴードン・ラチャンスはある日、『弁護士クリストファー・チェンパーズ刺殺される』という新聞記事に目をとめ、少年だった頃をふと思い起こす。クリスは、ゴードンの少年の頃の親友だった。

時は、彼が12歳だったころにさかのぼる。ゴーディは、オレゴン州キャッスルロックの田舎町で育てられる。ゴーディ、クリス、テディ、バーンの4人は、性格も個性も異なっていたがウマが合い、いつも一緒に遊んでいた。木の上に組み立てた秘密小屋の中に集まっては、タバコを喫ったり、トランプをしたり、少年期特有の仲間意識で結ばれている。
死体探しという「冒険」に出かけた4人の少年たち

死体探しという「冒険」に出かけた4人の少年たち

ある日バーンは、不良グループである兄たちの会話を盗み聞きする。
3日前から行方不明になっているブラワーという少年が、30キロ先の森の奥で、列車に跳ねられ死体のまま野ざらしになっていることを。

バーンがゴーディたちに話すと、『死体を見つければ有名になる。英雄になれる』と言う動機で、死体探しの旅に4人で出かける。4人は喧嘩したり助け合いながら、鉄道の線路に沿って冒険のような旅を続ける。鉄橋で列車に轢かれそうになり、沼ではヒルにかまれながら、その夜は森で野宿をする。クリスが持参したピストルを持って、交代で見張りをする。

物語を書く才能があるゴーディは親に嫌われていることが傷になり、将来ものを書く希望も持てないが、クリスから、物書きの才能を守るから必ず伸ばすように言われる。一方でクリスは、家庭環境の悪さから、自分の未来は何も希望がないということを打ち明ける。ゴーディは、クリスに進学することを勧め、励ますのだ。
少年たちの「冒険」を通じて様々な感情を描写する「スタン...

少年たちの「冒険」を通じて様々な感情を描写する「スタンド・バイ・ミー」

一方、バーンやクリスの兄たちがメンバーになっている不良グループのボス、エースが死体の話を聞きつけ、不良グループを連れて車で向かい始める。

翌日、ゴーディら4人は死体を発見する。そこにエースたち不良グループが現れ、死体を渡せとせまる。バーンとテディは逃げ出すが、クリスは毅然とした態度ではねつける。エースが怒ってナイフでクリスを襲おうとした瞬間、ゴーディは強い決意で銃を発砲しエースに銃口を突きつける。その気迫に押され、エースたち不良グループは去っていく。
「冒険」のクライマックスには、一回り上の不良少年たちと...

「冒険」のクライマックスには、一回り上の不良少年たちとの遭遇が待っています

ひと夏の冒険が終わり、4人はいつものように町外れで別れる。その後は進路もバラバラになり、お互い疎遠になっていく。
大人になったゴーディは作家となりクリスは猛勉強して弁護士に。そのクリスとも最近は10年以上会っていなかったが、クリスが刺殺されたことを告げるの新聞記事が、ゴーディに懐かしい過去を思い出させたのだった。

仲間との友情、複雑な家庭環境のなかで、あの頃のような友達は二度とできることはなかった。と、ゴーディは静かに思い返す。
分かりやすい感動があるわけではなく、ただ心の奥底に打つ...

分かりやすい感動があるわけではなく、ただ心の奥底に打つものがある。それが「スタンド・バイ・ミー」でした。

ゴードン・ラチャンス

ゴードン・ラチャンス(ウィル・ウィトン)

ゴードン・ラチャンス(ウィル・ウィトン)

ウィル・ウィトン(本名 Richard William "Wil" Wheaton, 1972年7月29日 - )は、アメリカ合衆国の俳優、作家。
ウィル・ウィトン

ウィル・ウィトン

バーバンク出身。
1981年にテレビに初出演。1986年にはスティーヴン・キング原作の名作『スタンド・バイ・ミー』に出演し有名になる。1987年から1990年にかけて『新スタートレック』にも出演した。その後の活動は日本ではあまり知られていないが、現在でもコンスタントに映画・テレビに出演している。また声優としても活躍している。
1999年にアン・プリンスと結婚し、二人の継子と一緒にカリフォルニア州パサデナ市で暮らしている。

クリストファー・チェンバーズ

クリストファー・チェンバーズ(リヴァー・ジュード・フェ...

クリストファー・チェンバーズ(リヴァー・ジュード・フェニックス)

リヴァー・ジュード・フェニックス(River Jude Phoenix、本名:同じ、旧姓:River Jude Bottom/リヴァー・ジュード・ボトム、1970年8月23日 - 1993年10月31日)はアメリカ合衆国出身の映画俳優。
リヴァー・フェニックス

リヴァー・フェニックス

母がNBCの職に就いたことで10歳にして初めてテレビに出演。CMやテレビシリーズの仕事を経て、1985年、『エクスプロラーズ』で映画俳優としてのデビューを飾った。翌1986年には青春映画・『スタンド・バイ・ミー』への出演で注目を集める。

1988年出演の『旅立ちの時』でアカデミー助演男優賞にノミネートされるなど、数多の映画への出演をもってスターダムへの階段を駆け上がっていった。

1991年配給の『マイ・プライベート・アイダホ』ではヴェネツィア国際映画祭の男優賞を受賞。代表作とされるこの作品での演技は俳優仲間にも評判が良かったという。

1993年、当時ジョニー・デップが共同所有者のひとりであったウェスト・ハリウッドのナイトクラブ、ザ・ヴァイパー・ルームの入口付近で、ヘロインとコカインの過剰摂取を原因とする心不全で死亡。

その最期は親友であるレッド・ホット・チリ・ペッパーズのベーシスト、フリーに看取られた。23歳だった。

リヴァー・フェニックス主演「旅立ちの時(Running On Empty)」(1988年)とリヴァー・フェニックスについて - Middle Edge(ミドルエッジ)

リヴァー・フェニックス主演「旅立ちの時(Running On Empty)」(1988年)とリヴァー・フェニックスについて - Middle Edge(ミドルエッジ)
映画「スタンド・バイ・ミー」でファンになったリヴァー・フェニックス。彼の作品のなかでも「旅立ちの時」はとても好きな作品でした。若くして亡くなった才能あふれるハリウッドスター、リヴァーフェニックスを振り返ります。

セオドア・ドチャンプ

セオドア・ドチャンプ(コリー・フェルドマン)

セオドア・ドチャンプ(コリー・フェルドマン)

コリー・フェルドマン(Corey Feldman, 本名: Corey Scott Feldman, 1971年7月16日 - )は、アメリカ合衆国の俳優。
コリー・フェルドマン

コリー・フェルドマン

カリフォルニア州ロサンゼルスにて、ミュージシャンの父親とウェイトレスの母親の間に生まれる。両親はともにユダヤ系。

幼い頃からテレビに出演。1979年の『タイム・アフター・タイム』で映画デビュー。1984年の「13日の金曜日・完結編」のトミー役で一躍有名になる。その後『グーニーズ』、『グレムリン』 と個性的な少年を演じて注目され、1986年の『スタンド・バイ・ミー』では、戦争で心が病んだ父親を溺愛するテディに扮した。

その後も子役としてテレビシリーズ、映画に多く出演していたが、成長してからは大麻(車の後部座席に風船を置き、その中に隠していた話は有名)やヘロイン中毒に苦しみ、映画に出演する機会が少なくなった。

2000年代に入ってからは過去に人気があった有名人が出演するリアリティ番組に出演しながらも、徐々にキャリアを立直している。

2011年にはケイティ・ペリーのヒット曲Last Friday Night (T.G.I.F.)のPVに出演した。

1980年代ハリウッド映画界の名子役、コリー・フェルドマン!思い出すのは「スタンド・バイ・ミー」それとも「グーニーズ」? - Middle Edge(ミドルエッジ)

1980年代ハリウッド映画界の名子役、コリー・フェルドマン!思い出すのは「スタンド・バイ・ミー」それとも「グーニーズ」? - Middle Edge(ミドルエッジ)
「グーニーズ」「スタンド・バイ・ミー」「グレムリン」「13日の金曜日・完結編」「メイフィールドの怪人たち」など、1980年代を代表する数々のハリウッド映画に登場した、名子役だったコリー・フェルドマン。そんな彼の80年代の主な出演作品について。あなたはどの作品が印象に残っていますか?

バーン・テシオ

バーン・テシオ(ジェリー・オコンネル)

バーン・テシオ(ジェリー・オコンネル)

ジェリー・オコンネル(Jerry O'Connell, 1974年2月17日 - )はアメリカ合衆国ニューヨーク市出身の俳優である。ジェリー・オコネルとも表記される。弟のチャーリー・オコンネルも俳優。
ジェリー・オコンネル

ジェリー・オコンネル

父方がアイルランド系、母方がポーランド系。母方の祖父はニュージャージー州ジャージーシティの元市長。10歳でスカウトされてCMに出るようになり、11歳で『スタンド・バイ・ミー』に出演。その後いったん学業に戻り、1991年から1994年までニューヨーク大学で学び、卒業後に俳優業を再開した。学生時代はフェンシングの選手だった。
『スタンド・バイ・ミー』では太めで少々鈍い男の子を演じていたが、ブルワーカーを始めた結果、現在はかなり痩せていて筋肉質な体形である。2004年には映画『ホワイト・プリンセス』で、脚本とプロデュースを手がけた。
若いとき、リバー・フェニックスは好きな俳優の一人でした。
彼の訃報を知った時はショックだったことを覚えています。

こちらはコロンビア映画90周年記念『スタンド・バイ・ミー』デラックスエディション(初回限定版)

Amazon.co.jp | 吹替洋画劇場 コロンビア映画90周年記念『スタンド・バイ・ミー』デラックスエディション(初回限定版) [Blu-ray] DVD・ブルーレイ - ウィル・ウィートン, リバー・フェニックス, コリー・フェルドマン, ジェリー・オコネル, ロブ・ライナー

¥1,793
Amazon.co.jp | 吹替洋画劇場 コロンビア映画90周年記念『スタンド・バイ・ミー』デラックスエディション(初回限定版) [Blu-ray] DVD・ブルーレイ - ウィル・ウィートン, リバー・フェニックス, コリー・フェルドマン, ジェリー・オコネル, ロブ・ライナー
44 件

思い出を語ろう

あなたにおすすめ

関連する記事こんな記事も人気です♪

「24」のジャック・バウアーが「スタンド・バイ・ミー」の悪役エース・メリルだったことを憶えていますか。

「24」のジャック・バウアーが「スタンド・バイ・ミー」の悪役エース・メリルだったことを憶えていますか。

「24」ジャック・バウアーで一躍世界的なスターとなったキーファー・サザーランド。子役時代に脚光を浴びながらも「24」以前は不遇をかこう時代が長かったんだとか。その子役時代のヒット作、実は「スタンド・バイ・ミー」の悪役、エース・メリルだったんです。
青春の握り拳 | 20,456 view
「ヒ、ヒルだ~!」で大騒ぎだったスタンド・バイ・ミーのワンシーン、憶えていますか?

「ヒ、ヒルだ~!」で大騒ぎだったスタンド・バイ・ミーのワンシーン、憶えていますか?

少年時代が懐かしくなる映画スタンド・バイ・ミー。本編とは関係ないですがヒルに噛まれるシーンを憶えている方も多いことでしょう。テディの「ヒ、ヒルだ~!」の叫び声と共に4人の少年が半ベソかきながらヒルを取り除き、最後にゴーディが「こ、こんなかにもいる…」で気絶するワンシーン。でも実際にヒルに噛まれると実に厄介なものですね。
青春の握り拳 | 5,785 view
1980年代ハリウッド映画界の名子役、コリー・フェルドマン!思い出すのは「スタンド・バイ・ミー」それとも「グーニーズ」?

1980年代ハリウッド映画界の名子役、コリー・フェルドマン!思い出すのは「スタンド・バイ・ミー」それとも「グーニーズ」?

「グーニーズ」「スタンド・バイ・ミー」「グレムリン」「13日の金曜日・完結編」「メイフィールドの怪人たち」など、1980年代を代表する数々のハリウッド映画に登場した、名子役だったコリー・フェルドマン。そんな彼の80年代の主な出演作品について。あなたはどの作品が印象に残っていますか?
青春の握り拳 | 18,238 view
映画『ハイランダー悪魔の戦士』不死身同士のバトルが展開された!主題歌は、クイーンが提供!!

映画『ハイランダー悪魔の戦士』不死身同士のバトルが展開された!主題歌は、クイーンが提供!!

『ハイランダー悪魔の戦士』は、1986年に公開されたファンタジーSF映画で、首を切り落とされない限り死なない一族の宝をめぐる戦いが描かれています。また、ショーン・コネリーなどの豪華俳優が出演するなどハリウッドのメジャー作品でした。
星ゾラ | 3,125 view
これぞトリックなし本物アクションの醍醐味!『サンダーアーム』

これぞトリックなし本物アクションの醍醐味!『サンダーアーム』

派手なアクションを3Dや4Dで楽しむようになった最近の映画。CGやSFXの技術もすごいけど。ワイヤーアクションもかっこいいけれど。やっぱり本物のアクションだと思えるのはコレです。
かけつけ3杯 | 2,585 view

この記事のキーワード

カテゴリ一覧・年代別に探す

あの頃ナウ あなたの「あの頃」を簡単検索!!「生まれた年」「検索したい年齢」を選択するだけ!
リクエスト