【脚本:倉本聰】あの北島三郎が登場する、豪華キャストなのにマニアックなドラマ【ライスカレー】
2017年2月1日 更新

【脚本:倉本聰】あの北島三郎が登場する、豪華キャストなのにマニアックなドラマ【ライスカレー】

懐かしのフジテレビ系「ナショナル木曜劇場」から「ライスカレ」をピックアップしてみました! なぜか、私の同期の友人は一人もこのドラマを覚えていません。。。 こんなに豪華なキャストなのに!

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【ドラマ】ライスカレー

【ドラマ】ライスカレー

【ドラマ】ライスカレー

『ライスカレー』は、1986年にフジテレビ系の『ナショナル木曜劇場』(当時)枠で放映されたテレビドラマ。放送期間は1986年4月3日から6月26日まで。全13話。

脚本:倉本聰
音楽:宇崎竜童
主題歌:宇崎竜童&時任三郎「ALONE & ALONE」[3]
作詞・作曲:宇崎竜童
プロデューサー:中村敏夫、山田良明
演出:杉田成道、河毛俊作
制作:フジテレビ

(出典:wikipedia)
銚子工業高校野球部の同期3人、ブンタ(布施博)ケン(時任三郎)アキラ(陣内孝則)が、野球部の大先輩、次郎(北島三郎)がカナダでライスカレー屋を始めるから手伝って欲しいと誘われる。

唯一英会話ができる、ブンタが行けなくなりケンとアキラ二人で不安を感じながらもカナダへ行くが、肝心の次郎は寿司屋のオーナーの妻と駆け落ちしていなくなってしまった。

二人は途方に暮れるが、せっかく来たので旅をする。
旅の途中、ケンとアキラの二人が意見の食い違いから別行動を始める。
英語も分からず土地勘もないカナダに放り出されながらも、いろんな人に出会い、さまざまな出来事に翻弄されながら、それぞれの夢を求めて人間的に成長して行く姿を描いたドラマ。

さすが倉本聰作品!豪華なキャスト達!

加納健次(ケン):時任三郎

加納健次(ケン):時任三郎

主人公。銚子工業野球部ではピッチャーだった。アキラ、ブンタとともに次郎の誘いを受け、ライスカレー屋を手伝うためにカナダへ旅立つ。実直で寡黙、何事にも慎重な性格だが、物事に対して少々臆病なきらいがある。新橋の銀寿司で5年間板前をやっていたが、次郎の誘いを受けて辞める。

(出典:wikipedia)
坂本明(アキラ):陣内孝則

坂本明(アキラ):陣内孝則

ケンの親友。銚子工業野球部ではキャッチャーで、ケンとバッテリーを組んでいた。卒業後は洋食屋で働いていたが、次郎の誘いに乗ってケンとカナダへ旅立つ。お調子者で面倒なことは苦手。女好きであり、女性絡みのトラブルが絶えない。

(出典:wikipedia)
川床文太郎(ブンタ):布施博

川床文太郎(ブンタ):布施博

ケンの親友。銚子工業野球部ではショート。3人のリーダー的存在であり、3人の中で唯一英語を喋れる。当初はケンたちと一緒にカナダへ向かう予定だったが、出発直前になって家庭の事情で行けなくなってしまった。しかし、海外渡航の夢は捨てきれず、その後も英語の勉強は続けている。

(出典:wikipedia)
BJ(ビージェイ):中井貴一

BJ(ビージェイ):中井貴一

カムループス近郊のラック・ル・ジューンという湖の畔で、ログハウスビルダーになるため勉強中の日本人青年。次郎を探して路頭に迷っていたケンたちと出会い、自分が働くログハウス建築現場に誘い、仕事を手伝わせる。「BJ」は通称であり、ヒッチハイクをしているときに掲げていたボードに書かれた「バンフ(Banff)→ジャスパー(Jaspar)」に由来している。本名は片山春介。完璧主義者であり、周囲の人間にも自身と同じ高いレベルを要求してしまうため、時に軋轢を生むことがある。ログハウス完成後、主だった仕事仲間が去った晩、丸太の下敷きになって帰らぬ人となる。

(出典:wikipedia)
飯塚次郎:北島三郎

飯塚次郎:北島三郎

銚子工業野球部の大先輩で、現在はバンクーバーの寿司屋「寿司銚」で板前をしている。ライスカレー屋を開業するから手伝えとケンたちをカナダに誘った張本人だが、自身は店のオーナーの妻と駆け落ちしてしまい、行方不明になってしまった。後に宝くじで高額賞金を獲得したことが新聞記事になったことにより、ケベックに在住していることが判明。ケンはケベックまで会いに行くが、獲得した大金に目が眩んだ次郎は最早ケンの知っている次郎ではなかった。銚子工高時代はファーストで、隠し球が得意だった。

(出典:wikipedia)
川床利子(リス):藤谷美和子

川床利子(リス):藤谷美和子

ブンタの妹でケンの恋人。地元の信用金庫でOLをしている。ケンがカナダに行ってしまってから、母親の薦めで飯塚尚文の次男(次郎の甥)と見合い、婚約するが、ケンのことが忘れられず、単身カナダに渡り、ラストシーンでラック・ル・ジューンでケンと再会する。

(出典:wikipedia)
加納朋子:風吹ジュン

加納朋子:風吹ジュン

ケンの姉。地元で居酒屋「朋子」を営んでいる。陰で「お涙観音」と呼ばれ、複数人との関係を噂されている。信吉は元亭主。

(出典:wikipedia)
加納三吉:三木のり平

加納三吉:三木のり平

ケンと朋子の父。港にあがった魚を盗む癖がある。

(出典:wikipedia)
川床金次:室田日出男

川床金次:室田日出男

ブンタとリスの兄。共栄丸が漁船。信吉とは漁師仲間で、飲み仲間。酒癖が悪く、酔うと首を振り出し(シナリオ本によると、ビートたけしの如く)、さらに酔いが回ると暴れ出す。特に飯塚の家についてはあまりおもしろく思っていないため、何度も争いのきっかけになった。妹思いで、カナダに向かうリスを手助けする。

(出典:wikipedia)
磯部安吉:ガッツ石松

磯部安吉:ガッツ石松

バンクーバーの「亀寿司」の板前。バンクーバーで路頭に迷ったケンとアキラを何かと世話してくれる。賭け事好きで、次郎とは博打仲間。実家は「寿司政」という古くからある寿司屋。

(出典:wikipedia)
三上:地井武男

三上:地井武男

東京に戻ったアキラが銀座でゆきずりに出会った男。カナダで新しく建設されるホテルの関係者で、アキラたちに職を与えるという話をした。が、実は単なる詐欺師で、泥酔したアキラの鞄から香典を全て盗んだ。

(出典:wikipedia)
寿司職人の男:角野卓造

寿司職人の男:角野卓造

安吉の義弟(嫁が安吉の妹)。入谷二丁目「寿司政」の板前を継いでいる。

(出典:wikipedia)
正次:笹野高史

正次:笹野高史

安吉と同じく、「亀寿司」の板前。

(出典:wikipedia)

タイトルの「ライスカレー」と「カレーライス」の違いとは?

ライスカレー

ライスカレー

ライスカレーというのは「めしが皿に載ってて、その上にカレーがだらーっと最初からかかっているんだよ。
で、福神漬けとらっきょうがあって、スプーンは水の入ったコップにポチャンと入ってて、そしてグリーンピースが3つ、これは3つって決まっているんだ。
それで少し置いておくとうっすらと膜がはるやつなんだよ」
by 田中邦衛
ただし、この定義はこのドラマの中だけのもので、実際は「カレーライス」と「ライスカレー」の違いについては諸説あり、明確な定義は存在しない。
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  • 2019/11/19 12:08

    ライスカレーとは、北の国からのスタッフ・キャストが集結した倉本聰さん脚本ドラマで、主演は時任三郎さんで、陣内孝則さん・布施博さん・中井貴一さん・北島三郎さん・風吹ジュンさん・田中邦衛さんといったフジ連ドラの常連俳優がこの作品で脇を固めました。

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