大仁田厚はFMWを率いた邪道プロレスラーのままでよかったんです。
2016年11月25日 更新

大仁田厚はFMWを率いた邪道プロレスラーのままでよかったんです。

「涙のカリスマ」大仁田厚。誰もやりたがらなかった電流爆破、肉体が凶器のプロレスにあって、大仁田は「邪道」と呼ばれました。その類まれなるカリスマで多くの信者を産み出した大仁田。以降は政治家、タレントとなりましたが、やっぱり彼は涙のカリスマ、邪道プロレスラーです。

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フリーレスラーとして転戦

フリーレスラーとして転戦

FMW追放後は、新日本プロレスへ参戦。
1999年1月4日の東京ドームでの佐々木健介戦を皮切りに、蝶野正洋、グレート・ムタ、長州力らトップレスラー相手に、メジャーの新日本マットで電流爆破マッチも実現。
新日本プロレスのトップレスラーと電流爆破

新日本プロレスのトップレスラーと電流爆破

また、新日本参戦とほぼ並行して、一部のインディー団体やFMWのOB・OGたちの協力を得て「大仁田厚プロレスリング」と銘打った自主興行を開催。小規模ながらも団体並みにシリーズを組んで、地方巡業も行った。
2001年、「ジャイアント馬場三回忌追悼興行」で古巣・全日本に16年ぶりの参戦。テリー・ファンクと組み、アブドーラ・ザ・ブッチャー、ジャイアント・キマラ組と対戦した。

2003年には、WJプロレスに参加。越中詩郎と電流爆破マッチを行う。
2005年3月26日午前、日本武道館での明治大卒業式に出席し、午後には、後楽園ホールでプロレス興行「プロレス卒業試合」を行う。

試合は、矢口壹琅と組んで天龍源一郎&越中詩郎と対戦する「ノーロープ有刺鉄線ストリートファイトトルネード・バリケードマット・ダブルヘル・フライパンデスマッチ」で、これで3度目の引退となったが、すぐに「曙太郎とデスマッチをやりたい」と発言するなど、誰も本当に引退したとは思っていなかった(曙とのデスマッチは後述の通り2012年に実現している)。

後日、長州と大仁田のぶっちゃけ対談が実現

こちらはモノマネのようですが、対談を再現した動画のようです

【再現】 長州 力 VS 大仁田 厚 対談 - YouTube

大仁田が長州のリキプロ道場に行って、出場を打診したシーンをならず者二人が再現しました。 「吐いた言葉飲み込んじゃ駄目だぞ!」
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