【超人】ハルク・ホーガンは、やっぱり「イチバァーーーン」!!
2017年1月23日 更新

【超人】ハルク・ホーガンは、やっぱり「イチバァーーーン」!!

新日本プロレスでの猪木との名勝負、WWFでのアメリカンプロレスぶり、そして映画出演と常にプロレス界では話題の中心であったハルク・ホーガン。彼のスーパースターぶりを今一度見てみよう。

16,779 view

ハルク・ホーガンとは

ハルク・ホーガン(Hulk Hogan、本名:Terrence Gene Bollea、1953年8月11日 - )は、アメリカ合衆国のプロレスラー。ジョージア州オーガスタ生まれ、フロリダ州タンパ出身。

「アメリカン・プロレス界の顔」的な存在であり、スポーツ・エンターテイメントを体現したプロレスラーとして業界全体に多大な影響を与えた。2m・140kg級の巨体から繰り出すパワーと、観客の心を掴む卓越したパフォーマンスのスキルを活かし、ベビーフェイスとしてもヒールとしても頂点を極めた。
「アメリカン・プロレス界の顔」です

「アメリカン・プロレス界の顔」です

デビュー秘話

自著によると少年時代のホーガンは圧倒的な体格を生かし、野球のリトルリーグでは強打者として活躍していたが、太りすぎており足が遅く、他のスポーツは苦手であったという。高校時代にボディビルディングで体を鍛える一方、南フロリダ大学時代から「ラッカス(Ruckus)」というロックバンドのベーシストで活動した。

もともとプロレスファンだったホーガンはスーパースター・ビリー・グラハムに憧れ、自身の巨体とロックバンド時代に培った観客とのやり取りの才覚を活かすべく、プロレスラーになることを決意。ビリー・グラハムには弟子入りを断られるも、NWAフロリダ地区(チャンピオンシップ・レスリング・フロム・フロリダ)のプロモーターだったエディ・グラハムの息子マイク・グラハムを介してヒロ・マツダのトレーニングを受ける。レスラーになるのをあきらめさせるためマツダから厳しいシゴキを受けて足を折られたこともあったが、1977年8月に覆面レスラーのスーパー・デストロイヤー(The Super Destroyer)として、ブライアン・ブレアーを相手にプロデビューを果たした。
 (1610862)

「イチバァーーーン!!!」

1983年に開催された『IWGP決勝リーグ戦』にはアメリカ代表として参加し、6月2日に蔵前国技館で行われた決勝戦では猪木をアックスボンバーでKOして優勝を果たした。また、右手人差し指を高々と上げ「イチバァーン!」と叫ぶ決めポーズも話題になり、漢字で「一番」と書かれたタンクトップやTシャツ、ハッピも発売された。以降 "ICHIBAN" はNo.1を意味する語としてアメリカでも有名な日本語の1つとなった。
日本中のプロレスファンが真似ました(笑)

日本中のプロレスファンが真似ました(笑)

衝撃の「猪木舌出し失神事件」!!

 (1611027)

IWGP決勝リーグ戦の決勝戦「アントニオ猪木 VS ハルク・ホーガン」は、1983年6月2日に東京の蔵前国技館で時間無制限1本勝負として行われた。

アントニオ猪木の優勝は既定路線かと思われたがハルク・ホーガンは予想以上に強く、場外乱闘の際に鉄柱の正面に立ったアントニオ猪木に向けて、背後からハルク・ホーガンの必殺技アックスボンバーが炸裂すると、アントニオ猪木は額を鉄柱にまともに打ち付けてしまい、足腰が立たない状態に追い込まれた。

なんとかエプロンに上がった処へ、とどめのアックスボンバーをロープ越しに再び食らうと、場外へ飛ばされ、うずくまったまま動かなくなった。セコンド陣が介抱するがリングに戻る気配は無く、うずくまったままで様子がおかしい。セコンド陣の手によって強引にリング上に戻されたアントニオ猪木の表情をテレビカメラが捉え、当時全日本プロレスと共に対立していた日本テレビでもニュース報道されるなど、ありのまま全国に放送されたほか、新聞にも「試合中のアクシデント」として報道された。

その後~世界を舞台に。対戦相手が凄すぎる!!

Hulk Hogan vs Andre The Giant (The Main Event) 1988 - YouTube

Rematch of WrestleMania match for WWF Championship if didn't watch WrestleMania match: http://www.youtube.com/watch?v=5JMYfaA59Tg&feature=plcp

Top 48/100: The Ultimate Warrior vs Hulk Hogan - WWE WrestleMania 6 - YouTube

1990.04.01 - The Ultimate Warrior vs. Hulk Hogan (WWE WrestleMania VI, WWE & Intercontinental Championship's)

Hulk Hogan vs Vader SuperBrawl V (1/2) - YouTube

Singles Match for the WCW World Heavyweight Championship 1995

Hulk Hogan vs Goldberg ( WCW Nitro ) 7 06 1998 - Full Match - YouTube

Hulk Hogan vs Goldberg ( WCW Nitro ) 7 06 1998 - Full classic Match

ヒールになっても「スーパースター」

1996年7月、ヒールに電撃転向し、同じくWWFから移籍してきたケビン・ナッシュやスコット・ホールと共にnWoを結成、コスチュームのテーマカラーもレッド&イエローから黒ずくめに一新し、ハリウッド・ハルク・ホーガン(Hollywood Hulk Hogan)を名乗った。

これによってホーガンは選手としてのキャリアのリセットにも成功し、またnWoの大ヒットでWCWはWWFの人気を上回るようになっていく。ヒールサイドの主役として活躍し、WCW世界ヘビー級王座も何度となく獲得。
 (1610898)

38 件

思い出を語ろう

     
  • 記事コメント
  • Facebookでコメント
  • コメントはまだありません

    コメントを書く
    ※投稿の受け付けから公開までお時間を頂く場合があります。

あなたにおすすめ

関連する記事こんな記事も人気です♪

【元祖・狂乱の貴公子】リック・フレアーの凄さを君は知っているか?

【元祖・狂乱の貴公子】リック・フレアーの凄さを君は知っているか?

70年代から80年代にかけて世界のプロレスを席巻した「狂乱の貴公子」リック・フレアー。強さとともに世界が認めたものは彼のたぐいまれなるプロレスセンスだった。今一度リック・フレアーの凄さを再確認してみよう。
AQCO | 34,018 view
1990年、東京ドームで行われた日米レスリングサミット!新日本プロレス、全日本プロレス、WWF(現:WWE)の合同興行に当代きっての人気レスラーが大集結!!

1990年、東京ドームで行われた日米レスリングサミット!新日本プロレス、全日本プロレス、WWF(現:WWE)の合同興行に当代きっての人気レスラーが大集結!!

日本におけるプロレス団体が新日本プロレス、全日本プロレスの2強だった1990年。海の向こうの超人気プロレス団体WWFと3団体が合同で開催した日米レスリングサミットを憶えていますか?東京ドームで開催されたこの大会に筆者は足を運び、当代きっての人気レスラーが集った大会に大興奮したことを憶えています。そんな後にも先にもこのときだけだったレスリングサミットに登場したレスラーたちを振り返っていきましょう。※試合内容そのものには触れていません
青春の握り拳 | 47,784 view
【ジュニアの象徴】獣神サンダーライガー伝説

【ジュニアの象徴】獣神サンダーライガー伝説

長きにわたって新日ジュニアをささえ、そして他団体、さらには世界を股に活躍し続けるライガー。まさに「リビング・レジェンド」である彼の魅力を探ってみよう。
AQCO | 23,936 view
【#プロレス今日は何の日】1970年11月9日 カナダ 『祝!クリス・ジェリコ生誕記念日っ!』

【#プロレス今日は何の日】1970年11月9日 カナダ 『祝!クリス・ジェリコ生誕記念日っ!』

ライオン道極むれば一番星になりにけり!今日もプロレス最高っ!
蝶野正洋のメンズブランド「ARISTRIST(アリストトリスト)」のオンラインショップがリニューアル!

蝶野正洋のメンズブランド「ARISTRIST(アリストトリスト)」のオンラインショップがリニューアル!

黒のカリスマこと蝶野正洋選手の展開しているファッションブランド「ARISTRIST(アリストトリスト)」のオンラインショップがリニューアル!新作早割、サイン入りトートバッグのプレゼントなど各種キャンペーンも実施中です!

この記事のキーワード

カテゴリ一覧・年代別に探す

あの頃ナウ あなたの「あの頃」を簡単検索!!「生まれた年」「検索したい年齢」を選択するだけ!
リクエスト