80年代に大ブームになった、キョンシーを覚えていますか。大人も子どもも、1度はキョンシージャンプやったはず。
霊幻道士
『霊幻道士』(れいげんどうし、原題:殭屍先生、英題:Mr.Vampire)は、1985年公開の香港映画。19世期中期-20世紀初頭中国を舞台としたチャイニーズアクションホラーコメディ。日本での公開は1986年4月26日で観客動員数20万人。
サモ・ハン・キンポーが監督、主演を兼任して手がけ、1980年に公開された香港映画『妖術秘伝・鬼打鬼』を元にして生まれたアクションホラー映画。
中国古来の伝承に登場する妖怪「キョンシー」を物語の主軸に据え、特殊効果とカンフーアクションを織り交ぜたコミカルなホラー映画として「キョンシーホラー」と呼ばれるジャンルを作り上げ、後に続くキョンシーシリーズの基礎を確立した。
キョンシーへの対処法
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そもそもキョンシーとは
"キョンシー(繁体字:殭屍、ピン音:jiāng shī、粤ピン音:goeng1si1)とは、中国の死体妖怪の一種。硬直した死体であるのに、長い年月を経ても腐乱することもなく、動き回るもののことをいう。広東語でキョンシー、北京語音でチャンシー。日本語の音読みで「きょうし」。"
引用:wikipedia
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元々中国の伝説上の存在だったようです。霊幻道士の冒頭シーンで、道士の家で保管?しているキョンシーのお世話をするシーンがありましたが、硬直しているのに腐敗せずに動き回る死体がキョンシーだったのですね。
中国湖南省西部よりの出稼ぎ人の遺体を道士が故郷へ搬送する手段として、呪術で歩かせたのが始まりという伝承があり、この方法を「趕屍(かんし)」と称する。清の徐珂『清稗類鈔』方伎類の「送尸術」では、貴州省の材木商人が林業従事者の死体を運ぶ際、先導する者と、加持符咒した水を満たした椀を持った者に付き従わせて家まで送るという。
霊幻道士ではまた、道士がお札を貼ったキョンシーを鈴を鳴らせて並べて歩かせているシーンもありました。
香港、台湾、日本などで大ヒットを記録し、その後『幽幻道士(キョンシーズ)』などの無数の亜流作品が各国で製作されることになる。
キョンシー人気を受けて生まれたのが、「幽幻道士」。こちらも人気になり、シリーズ化しました。
タイプの違うキョンシー映画があるなというぐらいで、正直、当事はタイトルの違いとか全然よく分かっていなくて、全てを「キョンシー」でひとくくりにしてました。
幽幻道士
あの、テンテンちゃんが出ていたのは、台湾映画の、幽幻道士の方。黒くて怖くて汚いキョンシーと白塗りに赤いほっぺのキレイなキョンシーの印象の違いもありましたが、幽幻道士シリーズは、子どもや赤ちゃんが出てくる、ファミリーで楽しめる映画になっていました。
香港映画『霊幻道士』を元にして生まれた亜流キョンシー作品の一つで、19世期中期-20世紀初頭の清王朝後期中国を舞台としたアクションホラーコメディー。ヒロインであるテンテンの可愛らしさ、テーマソングが日本の童謡『鳩』と同じメロディーである親しみやすさ、続編形式である点などの独自の魅力を打ち出し、日本では1987年1月12日、TBS「月曜ロードショー」でテレビ放映(『幽幻道士 キョンシーズ』)され高視聴率を記録、大ヒットした。
引用:wikipedia
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