日本を代表するロックバンドB’z「稲葉浩志」の人間性と歌唱能力
2018年1月12日 更新

日本を代表するロックバンドB’z「稲葉浩志」の人間性と歌唱能力

90年代のB’zは最高でした、とくにアルバム「Loose」のころ。稲葉浩志の声やパフォーマンスに酔いしれた人も多かったことでしょう。B’zの激しいパフォーマンスと裏腹に、稲葉は実は物静かな人だそう。知っているようで知らない稲葉浩志をご覧ください。

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B'zのボーカル&作詞を担当する稲葉浩志

稲葉浩志

稲葉浩志

稲葉浩志(1964年9月23日 - )は、日本のボーカリスト、作詞家であり、音楽ユニット・B'zのメンバー。
ソロ活動の際には作曲とギター、音楽プロデュース等も担当する。岡山県津山市出身。 所属レコード会社はビーイング、レーベルはVERMILLION RECORDS所属。所属事務所はVERMILLION。

ライブで魅せる圧倒的な運動量と声量は圧巻

B'z LIVE シャウト集 ライブパフォーマンス - YouTube

B'z LIVE シャウト集2 ライブパフォーマンス - YouTube

広い音域とそれを支える強靭な肺活量

強靭な体から発せられるシャウトとライブ後半でも持続するスタミナ

成人男性の2倍とされる肺活量

成人男性の2倍とされる肺活量

公式リリース音源の音域では最低音がF#2(lowF#)、シャウトやスクリーミングを含めた最高音はB5(hihiB)にまで到達。
ライブで歌いながらステージを走り回ったり跳びはねたりしても、ほとんど乱れない強靭な肺活量を有する。肺活量は8,000cc超と成人男性の平均数値(3,000‐4,000cc)を大きく上回り、ライブ終盤においても30秒を超えるロングトーンを披露できる。

ストイックな体調管理

声の維持に細心のケアを行う

全てはボーカル能力の維持向上のため

全てはボーカル能力の維持向上のため

ライブツアー前や最中は、喉への負担を極力避けて神経質なまでに声の維持に努めている。
空気の乾燥を防ぐために極力冷房は使用せず、冷房使用時には窓を開ける。
楽屋では廊下からの冷気を避けるために、スタッフに扉の縁を目張りで密封処理させる。スタジオでは季節を問わず加湿器を使用する。
体温を低下させないために温かい湯船に浸かるのを日課とする。冷たい飲食物を避け、温かいハーブティーを愛飲する。
自身の体調管理を徹底する理由について「乾燥してちょっとでも(声が)出なくなると、あの時(喉のケアを)やっときゃよかったと思うのが嫌なので、つい念を入れがちになるんですよね。普通は3回でいいのかもしれないけど5回やっちゃったりとか」と語る。
きっかけは、2004年初頭に声帯に水ぶくれのようなものが出来たために声が出なくなり、手術をしたことから。それ以来、医師から喉の乾燥を防ぐため湿度を50%に保つよう指示され、毎月定期検査を受けている。これらの徹底的なケアを、稲葉は「ツアー病」と呼んでいる。
これらを徹底的に行うのはライブツアー前や、ライブツアー最中のみである。
出典 p.twpl.jp

稲葉浩志 / 遠くまで - YouTube

人物像

松本との出会い

デビューに至るまで

デビューに至るまで

当時大学生で歌手を志していた稲葉は音楽雑誌『ロッキンf』に目を通していたところ、音楽制作会社ビーイングが主催していたボーカルスクール「ビーイング音楽振興会(現・Being Music School)」のスクール生募集の広告が目に留まった。その欄に当時ファンであったLOUDNESSなどのアーティストの名前が明記してあったため、「ここだな!」と思い通い始めたのが最初である。
ボーカルスクールは小さいマンションにスクールのオフィスと、ドアだけ防音にした音を出せる部屋があり、そこでレッスンをしていた。レッスンはカラオケを使ったもので、自分の歌いたい歌、もしくは、講師の先生が勧めてくる曲を歌っていた。
ボーカルスクールは歌のレッスンのみで、そこから事務所が「そこそこ使えそうな人間だな」と思うと、歌手活動への抜擢や、コーラスのバイトを任されたりする。そのため稲葉自身、自分のバンドは自分でやるしかないので、友達とバンド活動をしていた。
スクールに入所してしばらくすると、稲葉をデビューさせるためのプロジェクトが発足し、通称「稲葉バンド」というバンドも結成された。そのバンドには、後にB'zのサポートベーシストとなる明石昌夫も在籍していた。しかし、ライブ活動をするわけでもなく、メンバーもコロコロと変わり、結局自然消滅した。
その後、稲葉の歌が収録されていたデモテープが松本孝弘の耳に留まる。そして松本が稲葉を誘いB'zを結成、1988年9月にデビューとなる。

独自の作詞観

作詞のスタイル

作詞のスタイル

B'zの場合は、曲先(松本の作った曲が既にある状態から歌詞を書く)で、ソロの場合は、曲先と詞先(歌詞を先に書き、その歌詞に曲を付けていく)を使い分ける。一旦、全て英語で仮作詞を行い、少しずつ日本語詞に置き換えていくという方法をとっていたが、近年では初めから日本語で書くことも多い。
B'zの場合、歌詞の内容は楽曲を聴き、そこから風景や人物をイメージして決めていく手法。歌詞が曲に合致する具合に関しても追求しており、もし歌詞が上手くはまらない場合は、言葉の表現を変更する。それでも納得しない時は、松本に曲を1小節伸ばしてもらうなど、メロディ自体も変更することがある。
1stアルバム『B'z』では、英語を多用した非常に抽象的な歌詞になっている。
2ndアルバム『OFF THE LOCK』では、現在の稲葉の歌詞に通じる柔軟な表現になってはいるが、実はこのアルバムの製作時が一番辛い時期だった。
曲は既に出来上がっているのに、曲のテーマと詞の作風が全く合わなかった状況に大変焦れて、常に作詞を強要されるのが憂鬱でしょうがなかった。また、苦労して作詞をしても周りから批判されるので、「途中で投げ出して逃げたいと何度も思った」と後のインタビューで語っている。現在でも、このアルバムを聴くと拒絶反応を起こすことがあるらしい。
3rdアルバム『BREAK THROUGH』以降は、独自の作詞スタイルを確立するため、ロックでは敬遠されるような言葉や口調を積極的に取り入れるようになったと、雑誌「音楽と人」1998年1月号のインタビューで述べている。
「太陽のKomachi Angel」・「ギリギリchop」など、意図的にユニークな表現を取り入れるなどの遊び心も散見される。松本もこれを楽しんでいるようで、「愛のバクダン」については、リリース時のインタビューで「『ギリギリchop』以来の名タイトル」と評している。
近年では応援歌や人生訓的、社会批判的な歌詞も増えてきており、作詞家としての幅も広い。恋愛をテーマとした歌詞の場合でも、シチュエーションは多様だが、ほとんどは女性上位で尻に敷かれているような男性を主人公に置く事が多い。それ以外では、己の不甲斐無さ、未熟さを憂う自虐的・自省的な歌詞も度々登場する。
2011年ごろから、B'zの過去の楽曲の英詞バージョンを多く作成している。その際の英詞の作詞は、B'zのサポートメンバーのシェーン・ガラースとの共同制作となっている。稲葉がシェーンに原曲歌詞のコンセプトを説明し、それにシェーンが稲葉と調整しながら英詞を当てはめていくという手法を取っている。

楽器演奏・作曲

多くの楽器を操る

多くの楽器を操る

ブルース・ハープやギターのほか、ピアノやパーカッション、マラカス、マンドリンなども演奏する。
ブルースハープは、ライブやMC時のパフォーマンスで頻繁に使用し、ブルースキーやベンドを駆使した演奏を行う。ギターは、ラジオでの発言によると高校時代は壊れたギターで遊んでいた程度だったが、デビューを前に社長命令で猛特訓し、ライブ(主にソロ)でアコースティック・ギターを演奏する場面がしばしば見られる。
また、1995年のライブ「B'z LIVE-GYM Pleasure'95 BUZZ!!」では「ALONE」をピアノで弾き語りした。ソロでの作曲時は、ギターでは構造上押さえることが不可能なコードもあるため、ギターよりもピアノを使用することが多い。

特技・趣味・嗜好

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