デロリアン DMC-12
デロリアン(De Lorean )はアメリカ合衆国にかつて存在した自動車製造会社である。また同社で唯一製造された自動車『DMC-12』を指す通称としても用いられる。DMC-12は、世界的にヒットした映画『バック・トゥ・ザ・フューチャーシリーズ』に登場するタイムマシンのベースカーとして広くその存在を知られている。
発売時期は1981年 映画公開の4年前のDMC社の歴史
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長い開発期間を経て1981年に登場した同社唯一のモデル『DMC-12』は、イタルデザインのジョルジェット・ジウジアーロがデザインし、ロータス・カーズがメカニカル設計を請け負った。
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初年度は約6,500台を販売するなど売り上げは好調であった。この時期はターボチャージャーの搭載や、4枚ガルウイングドアの4座仕様などの追加計画もあったが、発売価格が2万5,000ドル. 2015年現在の価値で$64,852ドル.(これを当時の為替レートで計算すると約1600万円)と高額であったことや、大量のキャンセルなどから、翌年以降はたちまち売り上げ不振に陥った。
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さらに1982年10月19日に、社長のジョン・デロリアンがコカイン所持容疑で逮捕されるスキャンダルが発生したことにより(後に無罪)、会社は資金繰りが立ち行かなくなり、倒産に至った
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最終生産車が作られたのは工場閉鎖後のことで、工場に残っていたパーツ等で1982年12月24日に作られた4台が一般向け生産の最後となった。最終的に8,583台が製造されたと見られているが、500台が調整用として確保されたため実質8,083台と思われる。
そして1985年,バック・トゥ・ザ・フューチャーが全米で大ヒットしている頃,デロリアン氏の無罪が確定しました.
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