加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ
『加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ』(かトちゃんケンちゃん ごきげんテレビ)は、1986年1月11日から1992年3月28日までTBS系列で毎週土曜日20:00 - 20:54(JST)に放送されていたバラエティ番組である。通称は「加トケン」また「ごきげんテレビ」。
舞台には毎回カトケンの2人が登場し観客席の前で挨拶していた。
メインは主にTHE DETECTIVE STORY(探偵物語)
探偵物語に登場した魅力的(?)なキャラクターたち
志村が番組内で始めた「宗教」[35]。三つ又に改造したうちわ太鼓を三つ又の撥で打ち鳴らしながら、独特の節回しで「(デ・デンッ・テン)だぁいじょうぶだぁ(デ・デンッ・テン)ウェ!ウェ!ウェ!」[36]と唱え、信者(多くはゲスト)が同じ節を復唱する。年々下品な発音になるこの節をゲストに復唱させ、特にゲストが若い女性の場合恥ずかしがって復唱できない様子が笑いの種にされた。後に同じ三つ又の「だいじょうぶだぁ太鼓」なる団扇太鼓も発売された。第80回「空飛ぶハエ男─パパドントフライの巻」ではハエ男が本当に志村かどうかを見極めるために、ハエ男の前で加藤たちがこのオツトメを試みるシーンもある。後日このネタをタイトルにした「志村けんのだいじょうぶだぁ」がフジテレビで放送された。
志村けんの伝説となっている3面太鼓でだいじょうぶだぁを生み出した名作コント 加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ - YouTube
1986年6月28日放送回に登場。スイカの食いすぎで志村が変身した怪人。スイカを大量に食べた志村が精神に変調をきたし病院に行くと全身にスイカの種が寄生しており、この種が発芽し志村は「ポラボー!」などと奇怪なうめき声を発しつつ、大変な苦痛を味わいながら時間をかけて変身した。口から種を吐き出し人間や動物をスイカ人間にする能力を持つ。揚げ玉、海老天攻撃に弱い(食い合せにちなんでいる)。多数の人間と犬(ラブラドール・レトリバー)一匹をスイカ人間・犬にした。塩が好物。最終的に塩で誘い出されて捕獲され、ベッドに縛りつけられた挙句女性霊能者に呪文とともに天かす・海老天を何度もぶつけられ元の姿に戻る。スイカ畑や墓場からもスイカ人間を誕生させ、放送回のエンディングではそのシーンがハイライトとして放映された。
元々「スイカマン」という名前なのだが「スイカ男」「スイカ人間」と呼ばれてもいる。
志村が密かに栽培していたマツタケを加藤が無断で食べてしまい、それを知った志村が怒りのあまりマツタケの被り物をした自称正義の味方の変質者に変身した。頭からマツタケミサイルが出る。時期外れに登場するとしなびていて弱く、腰も低い。志村がマツタケを栽培していたケースの蓋は施錠されていたが、底がなかったため、加藤がケース自体を持ち上げると、マツタケの植木鉢が現れた。BGMにはマイケル・ジャクソンの「バッド」が使用され、曲に合わせて志村が踊って「Who's Bad」と言いつつ登場した。