1996年 ポケットモンスター赤・緑
via ord.yahoo.co.jp
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1996年2月27日にゲームボーイ用ソフト『ポケットモンスター 赤・緑』が発売された。開発元はゲームフリーク。コンセプトメーカーにしてディレクターを務めたのは、同社代表取締役でもある田尻智。この作品が小学生を中心に、口コミから火が点き大ヒットとなり、以降も多くの続編が発売されている
1996年 ポケットモンスター青
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当初のリリースは雑誌上の通販による限定発売という形であったが、数万という応募が殺到し、小学館での処理作業がパンクし、購入希望者から非難を浴びたという逸話がある。その後ローソンなどで追加の販売も行われたが、一般発売されるまでの一時期中古相場が高騰し、1万円前後で取引されたこともあったという。
1回目は、小学館側の想定をはるかに超える注文が殺到し、受注発送システムはパンクしたとされる。この人気を受け、2回目の通信販売を行う。前回の代金未収などのトラブルもあってか、今度は受け渡し場所がローソンにされた。これらの限定販売を経て、1999年10月10日に3,000円(税別)で一般販売が開始された。一般販売されたものには、パッケージ裏面にバーコードがあるが、通信販売されたものにはなく、代わりに「小学館」の文字が入っている。
私が当時「青」を手に入れた先はローソンでした。今のようにネット社会ではなかったのもあり、「青」の存在を知らない人もいて不思議に思っていましたが限定発売だったということで納得しました。
1998年 ポケットモンスター ピカチュウ
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『ポケットモンスター ピカチュウ』は、劇場版ポケットモンスター第1作『ミュウツーの逆襲』の公開記念として発売された、『赤・緑』の別バージョンのひとつ。それを表すようにパッケージの側面には「ピカチュウ・ザ・ムービー」のロゴがある。パッケージのポケモンは、タイトル通りピカチュウ。開発段階での仮称は『ポケットモンスター 黄』(英語版のタイトルは『Pokemon Yellow』。アニメ版からの逆輸入的要素がある、同シリーズでは異例の作品となっている。上記のように、一般には映画公開としての発売とされているが、記念当時のコロコロコミックに掲載された告知では、『ポケットモンスター 金・銀』延期のお詫びという側面も兼ねて製作されたとされている。
「赤緑青ピカチュウ」の気になる中身
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1999年 ポケットモンスター金・銀
前作の発売から間もない1996年の春に『ポケットモンスター2』として発表され、当初発売日は1997年末とされていた。しかし開発が大幅に遅れ、1997年夏の公式イベントで体験版が出展されてから2年近く、新情報が全くと言っていい程公開されない期間があった。1998年の「月刊コロコロコミック」に『ピカチュウ』版の紹介記事と共に載せられた発売延期のお詫び文には、「『金・銀』は本当に発売します」と記載される。結果として発売されたのはさらにその1年以上後、『赤・緑』の発売から3年半以上が経過した時期であったが、それが本作の「前作の3年後の物語」という舞台設定とリンクしている。最終的に1999年11月まで発売が延期されたため、アニメ版が金銀編のストーリーを先行する形となった。