子供の頃、初めて麻雀に触れたきっかけはこれ【ファミリーコンピューター麻雀】
2017年1月24日 更新

子供の頃、初めて麻雀に触れたきっかけはこれ【ファミリーコンピューター麻雀】

子供の頃、なぜかやっていたファミコンの麻雀。このゲームで麻雀を覚えたというお子様も少なくなかったと思います。そんな思い出の麻雀をまとめてみました。

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ファミコン初の麻雀ゲーム

http://www.otakaraou.com/data/otakaraou/product/f4c2ac9edd.jpg (1341363)

1983年8月27日にファミリーコンピュータ用としては初の麻雀ゲームとして発売された。当初は3800円だったが、後に4500円に値上がりされている。その後、1986年2月21日にディスクシステム用としても同内容で発売された。
出典:wikipedia
http://i.ytimg.com/vi/Wk0d6OMuW5U/hqdefault.jpg (1341364)

当時、特にゲームに興味のなかったお父さんに「ファミコンで麻雀ができるよ!」と、子供がファミコンをねだる理由に一役買ったソフトと言えるでしょう。

子供視点から見た麻雀

タバコ、お酒、エロ本などは、子供から見ても立派すぎる大人アイテムですが、この麻雀も『大人のゲーム』という子供には近寄りがたくもどこか憧れる要素があり、わけわからないながらにも結構プレイしていた、あるいはこのゲームで麻雀を覚えたというお子様たちも少なくなかったことでしょう。

小学生が4人集まって本物の麻雀をやったら家族会議モノでしょうけど、このファミコンの麻雀なら結構堂々とプレイできたのではないでしょうか。

ルール

・2人打ち(ただし2人同時プレーはできず、相手はつねにCPU)。
・開始時の持ち点は各30,000点。
・プレーヤーが起家(最初の親)。親でない方は必ず南家。
・東1局・東2局・南1局・南2局の計4局を半荘とし、それを1ゲームとする。 ・南2局流局(荒牌平局)の時点で親 (CPU) がノーテンの場合でも半荘終了となる。
・半荘終了時に得点の多い側が1勝となる。いったん点数をリセットして次の半荘を開始。それを繰り返し、どちらかの3勝先取で決着。
・セーブ機能等は無し。
・1翻役が確定していない状態でロン和了すると役無しでチョンボになる(完全先付け)。食いタンはあり。
・連荘あり。4本場からリャンシ(二翻縛り)になる。
・役満の複合はなし。
・人和は役満扱い。
・四槓子は4回目のカンが成立した時点で和了とする(四槓子#歴史および原義の四槓子参照)
・九蓮宝燈は萬子のみ。
・大車輪は小車輪の形でも同等の扱い。
・ドラは表ドラ、裏ドラ、槓ドラあり。槓ウラはなし。ネクストではなく表示牌現物がドラとなる。
・ハコはなし。残点が1,000点未満でもリーチ可能。
・チョンボは親で12,000点、子で8,000点(満貫払い)
・流し満貫は無し。
子供から見た麻雀用語

子供から見た麻雀用語

リーチ、ツモ、ドラ、チー、ポン、カン、ロン、暗刻、東家、リャンシなどなど。あらゆる麻雀用語が子供には新しかったですね。

なので、親には「中国語の勉強だよ!」と言ってプレイしていた豪胆なお子様も少なくなかったかもしれません。

難易度

初級

・配牌が甘い。
 ・チョンボ防止機能があり、以下のことができないようになっている。
 ・役がない状態での和了(リャンシの場においては一翻しかつかない状態も含む)
 ・フリテンリーチ
 ・テンパイでない状態でのリーチ
 ・リャンシの場における、確定役のないリーチ
 ・リーチ後の当たり牌見逃し
 ・フリテン待ちでのロンあがり

中級

・チョンボがある。

上級

・さらに、配牌が厳しくなる。
・コンピューターが捨牌してから12秒以内にアガリ・ツモ・ポン・チー・カンのいずれかをしないと、強制的にツモがなされる。
・自分がツモってから12秒以内に打牌しないと、選択している牌が強制的に捨牌となる。
上級は厳しい…

上級は厳しい…

上級は子供には相当シビアでしたね。考えてるとすぐに牌が切れてしまうし、ちょっと待ったとポーズを押すとTEA TIMEの画面になっちゃうし、リャンシとか意味わからないし、すぐノーテンチョンボになってしまうしで、ノーテンチョンボの音楽が未だにトラウマな大人たちも少なくないかもしれません。

思い出の麻雀 レビュー

家族麻雀をやっている友人が無理やりレクチャー

 確か小学4年の頃だったか、自分は麻雀なんか興味も覚えるつもりもなかったんですが、その頃すでに家族で卓を囲んでいた友人は、放課後の家族がいない時の面子が欲しかったようで、私を含めた数人にこのゲームで無理やりレクチャーしてくれました。

 「ドンジャラみたいなもんだから簡単」と言う友人の言葉とは違い、まったくルールも覚えれず、記憶に残ったのは、牌が配られる時のチープな効果音「デレンデレン、デレンデレン……」と、「リャンシです」の意味が分らず上がれない葛藤と、ポーズを押した時のシュールなコーヒーカップの画像だけでした。

寄稿:ぶんすけ 男 1975年生 青森育ち 建設業
「ファミコンじじい」と化したじいちゃん

 今は亡きじいちゃんをファミコンにとりつかせてしまったのが、この『麻雀』であった。

 初級でひーこら言っていた私を尻目に、昔雀荘で鍛えまくっていたじいちゃんは最初から上級一本やり。「この場でこんな牌がくるなど考えられん! インチキだ!」と言っていた割には、それまでテレビゲームなど一度もやったことがなかったくせに、我が家で延々5~6時間もやり続け、後に家に訪問すると、しっかりファミコン本体と『麻雀』が買われていた。

 以後じいちゃんは「ファミコンじじい」と化し、盤上ゲームのみならず、ドラクエやFFなどのロールプレイングゲームまでやるようになり、いい年こいて『ファミコン通信』を定期購読する始末であった。「あんたのせいだ」ばあちゃんに恨まれたものである。きっと天国でもファミコンをやり続けていることだろう。

寄稿:しょーまりん 男 1971年生 北海道育ち 公務員
麻雀との出会いはこのソフトから

 小学生の頃、とにかくソフトがほしくて、なぜかねだったソフトが『麻雀』。

 ところが、自分はもちろん、両親もルールを知らないという始末。近所のおじさんに牌の揃え方だけ教えてもらい、なんとか上がったときの軽快な音楽を聴くと、それだけでうれしくて・・・。意味がわからないなりに結構はまってやってましたね。

 今思うと、このときは欲がなかったせいか、結構役満連発してました。四暗刻、大三元、大車輪、四暗刻&緑一色のダブル(このゲームはシングルのみ)! このソフトを買ってなかったら、おそらく麻雀というすばらしいゲームを知らずにいたでしょう。究極の室内遊戯、麻雀に触れることができた、このソフトに感謝ですね。

寄稿:うっちゃん 男 1976年生 群馬育ち 公務員
家族のだんらんに貢献

 私が麻雀のルールを覚えたのは、ファミコンの『麻雀』からでした(しかもディスクシステム版)。

 最初のうちは手取り足取り、牌のそろえ方を父に教わりながらでしたけど、もともとドンジャラとかも好きでしたので、牌のそろえ方に限ってはすぐ習得出来ました。しかも、初日に「四暗刻」とかやってしまったり、10万点オーバーを取ってしまったりと、もんのすごいビギナーズラックでした。

 麻雀でこんなに点を取ったのは、後にも先にもこの時だけです(笑)。

 ちなみに、『麻雀』に限っては、私の両親も進んでプレーしたりしていましたので、我が家のファミコンソフトの中では、家族のだんらんに最も貢献しました。(恐るべきは母で、このゲームで「緑一色」とか「九連宝燈」までやってくれました。)

寄稿:いつしまあじし 男 1975年生 東京育ち プログラマー

すごい裏技

電源投入時、またはリセットボタン押すときにスタートボタンとAボタンを配牌が終わるまで、ずっと押しっぱなしにしていると・・・

麻雀(まーじゃん) Mahjong の裏技 【凄い配牌】 役満 ファミコン - 裏技.com - YouTube

夢の配牌に!!

すごい演奏

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