1曲100円の時代が懐かしい!昔のカラオケあるあるを集めてみました!
2023年1月2日 更新

1曲100円の時代が懐かしい!昔のカラオケあるあるを集めてみました!

今では1人でも気軽に行けるカラオケ。思い返してみると昔のカラオケは今とはちょっと違いましたよね。昔のカラオケあるあるをまとめてみました。

994 view

カラオケの始まりはスナック

カラオケが誕生したのは1960年代後半。最初は8トラックテーププレーヤーにマイクをつけたものをスナックに置いたことが始まりだったそうです。

その後70年代の初めにカラオケ専用のソフトが発売されるようになりました。

初めはスナックやカラオケ喫茶などの飲食店で楽しむものだったのですが、だんだんカラオケの認知度や人気が高まっていき、飲食とは関係なくカラオケを楽しみたい、という需要が増えていきます。

カラオケボックスの登場

1982年に、パイオニアから業務用レーザーカラオケが登場します。LDチェンジャーを採用したので定員が操作する必要がなく自動で曲を再生できるようになります。この機械の登場がカラオケボックスの登場につながっていきます。

カラオケボックスが最初に登場したのは1985年。岡山県岡山市に登場した「イエローBOXカラオケ広場」が初です。船舶用貨物コンテナを改造して作ったもので初期のカラオケボックスは中古のコンテナを使用しているものが多かったですね。ですから街中ではなく、何もない土地に突然カラオケボックスがある、という光景もよく見かけました。

1988年にはサブカルチャーとしてカラオケボックスが紹介されています。登場から3年で一気に広まっていったんですね。

1990年にはビル内に個室で仕切ったカラオケボックスが多く登場するようになります。ビル全部がカラオケという建物も登場してきます。また、1990年代前半にはディスコブームもあり、ミラーボールや凝った照明など内装にも力を入れるようになりました。

レーザーディスクから通信カラオケへ

 (2489407)

この頃のカラオケボックスは、レーザーディスクのカラオケでしたよね。

画面に映像と歌詞が流れ、メロディに合わせて歌詞の色が変わっていくというのはレーザーディスクから登場していました。1曲1曲に映像が作られていて、ドラマ仕立てになっていましたよね。よく歌っていた曲の映像は今でも覚えています。

そして1992年には通信カラオケが登場します。90年代中旬頃はまだレーザーディスクと通信カラオケ両方のお店が存在していました。両方設置しているお店もあり、値段が違ったような気がします。

通信カラオケになると一気に曲数が増えました。レーザーディスクだとどうしても数年前の曲ばかりでしたが、通信では発売と同時に歌える!アルバムの曲も歌える!というのがうれしかったですね。

新曲がすぐ歌えるということで中高生などにも普及するようになり、さらにカラオケ人口は増えていきました。

初期の通信カラオケは、レーザーディスクのように1曲1曲合った映像ではなかったですが、曲の雰囲気に何となくあった映像が流れていましたよね。映像のパターンもそれほどなかったのですぐに同じ画像に一周していたのを覚えています。

昔の通信カラオケはトラブルも多く、他の部屋の歌が間違って流れてきたり、他の局で歌っていると歌えなかったりということも今となっては懐かしいです。

昔は値段が高かった!1曲100円の場合も

今は1,000円もあれば一日中でも楽しめるカラオケですが、昔は値段が高かったですよね。

現在は「1人1時間(または30分)〇円」というスタイルが主流ですが、昔は「一部屋〇円」というのが普通でした。

1部屋1時間2000円ほどして、2人で行ったら2時間で1人2,000円ずつくらい払っていました。

さらに、通信カラオケが始まると部屋代の他に1曲100円というシステムもありましたよね。部屋代が安い、もしくはただだと1曲100円というのがほとんどでした。

100円払うとなるとしっかり歌える曲しか歌いたくなくなりますよね。

1990年代後半から1曲100円システムがなくなり、一部屋ではなく一人〇円というのが主流になってきました。私はがっつり歌いたい派だったので、一人〇円システムですと大勢で行った時にほとんど歌えないのに料金は同じというのが納得いかなかったです。飲み会の後の大人数カラオケは1部屋〇円のカラオケを探したくなりますね。

他にもあります、カラオケあるある!

 (2489413)

思い返してみると他にも昔のカラオケあるあるはたくさん。

通信カラオケが普及してもデンモクが出てくるのは少し後なので、歌本から歌を選んでリモコンで選曲していましたよね。歌本は最初はそれほどでもなかったのですが、だんだんタウンページのような厚さになっていったのを覚えています。

DAMの場合は最初の4桁がアーティスト番号、後ろの2桁が通し番号でした。ですからまだ情報が出ていない新曲(特にアルバムやカップリング曲)でも、試しにアーティスト番号+数字を入れると再生されることがありました。

マイクも今はワイヤレスが当たり前ですが昔はコード付きでしたよね。大人数で行くとコードが絡まったり、ハウリングを起こしたりしたものです。

20年ほど前から文化として根付いているカラオケですが思い返してみるとたくさんの進化をしています。ライブバージョンやビデオクリップが見られる、採点機能なんて昔はなかったですもんね。これからはどんな変化をしていくのか楽しみです。
14 件

思い出を語ろう

     
  • 記事コメント
  • Facebookでコメント
  • コメントはまだありません

    コメントを書く
    ※投稿の受け付けから公開までお時間を頂く場合があります。

あなたにおすすめ

関連する記事こんな記事も人気です♪

松田聖子、中森明菜、尾崎豊…『今年最も愛された昭和の名曲グランプリ2023』が放送決定!!

松田聖子、中森明菜、尾崎豊…『今年最も愛された昭和の名曲グランプリ2023』が放送決定!!

テレビ朝日系列にて、昭和の名曲の中で今年最も愛された楽曲を決定する『今年最も愛された昭和の名曲グランプリ2023』が放送されます。放送スケジュールは12月19日(火)19:00~21:54。
隣人速報 | 227 view
昭和歌謡を現代的にリメイクしたBS-TBSの新番組『ギンザ カセット ソング』が放送決定!!

昭和歌謡を現代的にリメイクしたBS-TBSの新番組『ギンザ カセット ソング』が放送決定!!

BS-TBSにて、ホリプロ制作の新番組『GINZA CASSETTE SONG from BASE GRANBELL(ギンザ カセット ソング フロム ベースグランベル)』が10月19日より放送がスタートします。
隣人速報 | 232 view
ストリーミングサービス「AWA(アワ)」が昭和・平成・令和の『春うた』ランキングを発表!堂々の第1位を獲得した曲は!?

ストリーミングサービス「AWA(アワ)」が昭和・平成・令和の『春うた』ランキングを発表!堂々の第1位を獲得した曲は!?

サブスクリプション型(定額制)音楽ストリーミングサービス「AWA(アワ)」が「#わたしの春うたベスト8」をテーマにプレイリスト作成するプレイリストキャンペーンを展開し、応募期間で作成されたプレイリストの採用楽曲を集計し、昭和・平成・令和に分けて春うたのTOP10を発表しました。
隣人速報 | 419 view
今年もたくさん耳にしました!2021年のCMに採用された昭和~平成の懐かしヒット曲!!

今年もたくさん耳にしました!2021年のCMに採用された昭和~平成の懐かしヒット曲!!

CMを彩るタイアップ曲・使用される楽曲は最新のものから懐メロまで色々ありますよね。CMとのタイアップがヒットの鉄則と呼ばれる時代もありました。この記事では、2021年に放送されたCMに使用されている、90年代以前の名曲にスポットを当ててみたいと思います。
隣人速報 | 2,515 view
筒美京平の功績をまとめたコンピアルバムがレーベルの枠を超えて発売決定!東京国際フォーラムでコンサートも開催!

筒美京平の功績をまとめたコンピアルバムがレーベルの枠を超えて発売決定!東京国際フォーラムでコンサートも開催!

2020年10月7日、80歳で逝去した作曲家・筒美京平。60年代後半から約半世紀にわたり日本の音楽界に残してきたその偉大な足跡をまとめたコンピレーション4タイトルの発売が決定しました。また、東京国際フォーラム ホールAにて、「~筒美京平 オフィシャル・トリビュート・プロジェクト~ザ・ヒット・ソング・メーカー 筒美京平の世界 in コンサート」の開催が決定しました。
隣人速報 | 375 view

この記事のキーワード

カテゴリ一覧・年代別に探す

あの頃ナウ あなたの「あの頃」を簡単検索!!「生まれた年」「検索したい年齢」を選択するだけ!
リクエスト