怪奇特撮映画「吸血鬼ゴケミドロ」(1968年8月14日)
映画「吸血鬼ゴケミドロ」予告編 (1968) - Trailer - YouTube
【動画】映画「吸血鬼ゴケミドロ」予告編
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映画監督のクエンティン・タランティーノもオマージュした禍々しい真っ赤に染まった不気味な空
真っ赤に染まった禍々しい空
映画監督のクエンティン・タランティーノも本作の大ファンであることを公言しており、日本のスタジオで撮影された映画『キル・ビル』では、本作で全編にわたって使われた「真っ赤な空」がオマージュとして採り入れられており、これはタランティーノ自身の意向によるものだった。
(出典:Wikipedia)
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テロリストの寺岡の額が縦にぱっくりと裂け、その中にアメーバ状の宇宙生物・ゴケミドロが侵入していった。
テロリストの寺岡博文:高英男
ゴケミドロに乗り移られた殺し屋役を演じた高英男はシャンソン歌手であって俳優ではないが、脚本での「灰となって風に散る」という役柄の最期が気に入り、吸血鬼の役を引き受けた。
しかし、完成フィルムではその最期の描写を高橋昌也に取られる形に変更されたため、非常に不本意だったという。本作出演後、しばらく高は町で子供たちから「ゴケミドロだ!」と言われて怖がられたという。
劇場用パンフレットには、顔の左半分が白骨化したようなポスターイメージの高のイラスト画の紙製お面が付録についていた。
(出典:Wikipedia)
しかし、完成フィルムではその最期の描写を高橋昌也に取られる形に変更されたため、非常に不本意だったという。本作出演後、しばらく高は町で子供たちから「ゴケミドロだ!」と言われて怖がられたという。
劇場用パンフレットには、顔の左半分が白骨化したようなポスターイメージの高のイラスト画の紙製お面が付録についていた。
(出典:Wikipedia)
最後まで冷静さを失わなかったスチューワーデスの朝倉(演:佐藤友美)はかろうじて吸血鬼の襲撃から逃れる
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1960年代後半の日本。羽田空港から伊丹空港に向かう小型旅客機が、外国大使を暗殺して逃亡中だったテロリスト・寺岡によってハイジャックされた。その直後、旅客機は謎の火の玉と接触し、見知らぬ山中に不時着した。
奇跡的に生き残ったのは副操縦士の杉坂、スチュワーデスの朝倉、次期総理大臣候補である政治家・真野、兵器製造会社の重役・徳安とその妻で真野の愛人でもある法子、精神科医の百武、宇宙生物学者の佐賀、ベトナム戦争で夫と死別した未亡人・ニール、時限爆弾を持ち込んだ自殺志願者の松宮、そしてテロリストの寺岡という10人だけであった。
他の生存者たちを銃で脅して逃走した寺岡は、岩陰でオレンジ色に輝くUFOを発見し、吸い込まれるように中に入っていく。すると、寺岡の額が縦にぱっくりと裂け、その中にアメーバ状の宇宙生物・ゴケミドロが侵入していった。血液を常食とするゴケミドロに寄生された人間は吸血鬼となるのだ。そして吸血鬼は、生存者たちを襲い始める。
吸血鬼の魔手から逃れようとエゴを剥き出しにした争いや、吸血鬼の襲撃によって生存者たちは次々と死んでいく。最後まで冷静さを失わなかった杉坂と朝倉はかろうじて吸血鬼の襲撃から逃れ、ようやく人里の有料道路の料金所までたどり着くが、目に入る限りの人々は血を吸われて死んでいた。ゴケミドロの地球総攻撃はすでに始まっていたのだ。真っ赤に染まった空を見て杉坂が絶望の叫びを上げるなか、宇宙からはゴケミドロの侵略円盤が続々と地球めがけて飛来するのだった。
(出典:Wikipedia)