1996年【VOW PLUS!3】にみる芸能人広告!ワープロの資格広告で片桐はいりが四角を取ってハイリましょう!
2018年5月15日 更新

1996年【VOW PLUS!3】にみる芸能人広告!ワープロの資格広告で片桐はいりが四角を取ってハイリましょう!

1996年に発行された、宝島社発行「VOW PLUS!3」。インターネットが普及していない時代の、雑誌全盛期とも呼べる時代のVOWネタから、1990年代に活躍しながらVOWネタにされてしまった有名人のネタをご紹介します。

2,118 view

まちのヘンなもの大カタログ「VOW PLUS!3」の気になるネタ!

宝島社の雑誌「宝島」に掲載され人気を集めたコーナーがありました。それがVOWでした。
雑誌「宝島」は休刊になってしまったようで、別の女性向け雑誌にコーナーは移動したようですが、2016年以降、新しい単行本は発行されていません。

雑誌や新聞の誤植を集めた笑えるネタや街で見つけたヘンなもの(看板・道路標識の誤字や変わった名前の会社・店等)の写真を投稿するコーナーで、雑誌「宝島」でも際立った存在感を放つ特集として人気を獲得しました。

そして、1987年にそれらの秀逸なネタをまとめた単行本『VOW』が発刊されるまでになります。

この記事では1996年に発行された単行本『VOW PLUS!3』で紹介されたVOWネタの中から、懐かしそうなネタをご紹介します。お楽しみいただければ幸いです。

<<趣味・雑学>> VOW PLUS!3 / 宝島編集部 | 中古 | 単行本(実用) | 通販ショップの駿河屋

200+送料
中古品の1点ものにつき、売り切れ、価格変動の場合があります。(2018年5月14日調べ。)
※今回は、こちらの書籍を参考に記事を作成させていただきました。

VOW PLUS!3について。

上記で書いたように、現在「雑誌」としてのVOW単行本は新規では発行されていません。
しかし、この「PLUS!3」が出た1996年頃は、雑誌というものが全盛期を迎え、年に1回出る(この年は1995年に「VOW7」が発行されています。)VOW単行本だけでは、秀逸な作品でもボツになるものが多かったようで、それでは忍びないということで、「増刊号」が出されるほどになっていました。
「PLUS!3」は、その増刊号にあたります。
なお、「PLUS!」シリーズは3冊で終わりになっています。

それでは、VOWネタをご紹介しましょう。

宝島社発行「VOW PLUS!3」52ページより引用。 (2008501)

via 宝島社発行「VOW PLUS!3」52ページより引用。

羽賀研二と行く誠意のおしゃれ旅??。

「誠意大将軍」などと言われていた羽賀研二さん。
そこに目を付け、営業をかけた旅行会社。
とにかくお金が欲しかったのか?と笑いだすようなツアーですね。
「羽賀研二さんと一緒に旅行に行きたいか?」と聞かれると、「うーん」と、唸ってしまいます(笑)。
7つの誠意とか、完全にバカにしてるだろ!と言いたくなるような広告です。

宝石買って加藤茶グッズをもらおう!!。

9000円以上宝石をお買い求めのお客に、数量限定でもれなくカトちゃんのイラスト入りのお守り(と思われるもの)か、キーホルダーがもらえるという企画。
宝石買ってカトちゃんグッズ欲しいか?と聞かれると、「絶対いらない」という人が大半のように思われます(笑)。
しかも宝石って9000円ではほとんどないですよね。何十万出して買ってそのおまけが「カトちゃんアクセサリー」だったら、買った人も怒るんじゃないかと思います。
カトちゃんにこの広告に出てもらうために、本人にいくら払ったんだ!とツッコミたくなります。
宝島社発行「VOW PLUS!3」53ページより引用。 (2008535)

via 宝島社発行「VOW PLUS!3」53ページより引用。

片桐はいりさん、この売り文句でOKなんですか??。

ワープロ全盛期のこの頃、ワープロが打てる人は求人で有利だったのでしょう。
1995年と言えば、「就職氷河期」という言葉が本格化してきた時期。
「ワタシもワープロの資格を取って仕事を有利にしたい」と思う人も多かったと思います。
そこで「日本ワープロ学院」が打った広告がすごい。
片桐はいりさんをキャラクターにするのはいいんですが、「四角(資格)を取って、はいり(入り)ます」という駄洒落で攻めてきました。
確かに顔のかたちに特徴のある片桐はいりさん。
しかし、「四角を取って」って、つまり丸い顔になれってことですか?。
ご本人は本当にこの企画の内容を知って広告に出たのか?とツッコミたくなります。
ワープロ検定という四角、いや、資格は今でもあるようですね。
片桐はいりさんもイメージはこの当時とほとんど変わりませんね。
宝島社発行「VOW PLUS!3」58ページより引用。 (2008556)

via 宝島社発行「VOW PLUS!3」58ページより引用。

右上「決まり手は田固め!!」。

グランド式田固めという、稲を植えるのか!?というような名前の決まり手で勝利??。
これは最初何のことだかわからなかったのですが、多分「卍固め」ですよね。
27 件

思い出を語ろう

     
  • 記事コメント
  • Facebookでコメント
  • コメントはまだありません

    コメントを書く
    ※投稿の受け付けから公開までお時間を頂く場合があります。

あなたにおすすめ

関連する記事こんな記事も人気です♪

【黄金の表紙が秀逸】1996年発行【VOW8】より下品なネタを

【黄金の表紙が秀逸】1996年発行【VOW8】より下品なネタを

表紙が豪華な黄金色の、1996年に発行された宝島社「VOW8」。そこから、アホらしい下品なネタをご紹介します。
ジバニャンLOVE | 1,712 view
イロイロなお名前があるもんだ【珍名さん登場:VOW7より】

イロイロなお名前があるもんだ【珍名さん登場:VOW7より】

1995年に発行された、宝島社発行「VOW7」。インターネットが普及していない時代の、雑誌全盛期とも呼べる時代のVOWネタから、1990年代に活躍しながらVOWネタにされてしまった珍名さんたちをピックアップしてご紹介します。
ジバニャンLOVE | 1,576 view
【誤植の宝庫】柳ジョージなのか所ジョージなのかどっちのジョージだか分からないテレビ欄【VOW3より】

【誤植の宝庫】柳ジョージなのか所ジョージなのかどっちのジョージだか分からないテレビ欄【VOW3より】

1991年に発行された、宝島社発行「VOW3」。インターネットが普及していない時代の、雑誌全盛期とも呼べる時代のVOWネタから、懐かしそうなものをピックアップしてご紹介します。
ジバニャンLOVE | 1,450 view
誤植の宝庫VOWから。「ミック・ズャガー来日!?」「立花理佐 キミはどんとふらい」間違え過ぎてほんとツライ!!

誤植の宝庫VOWから。「ミック・ズャガー来日!?」「立花理佐 キミはどんとふらい」間違え過ぎてほんとツライ!!

1992年に発行された、宝島社発行「VOW MEGA-MIX!」。インターネットが普及していない時代の、雑誌全盛期とも呼べる時代のVOWネタから、懐かしそうなものをピックアップしてご紹介します。
ジバニャンLOVE | 2,064 view
誤植ネタの宝庫【VOW6】から秀逸作をご紹介!ドラマ「赤い衝撃」で山口百恵と三浦知良が共演!?キングカズと?

誤植ネタの宝庫【VOW6】から秀逸作をご紹介!ドラマ「赤い衝撃」で山口百恵と三浦知良が共演!?キングカズと?

1994年に発行された、宝島社発行「VOW6」。インターネットが普及していない時代の、雑誌全盛期とも呼べる時代のVOWネタから、懐かしそうなものをピックアップしてご紹介します。
ジバニャンLOVE | 2,228 view

この記事のキーワード

カテゴリ一覧・年代別に探す

あの頃ナウ あなたの「あの頃」を簡単検索!!「生まれた年」「検索したい年齢」を選択するだけ!
リクエスト