石田純一
80年代後半から90年代前半にかけて、「抱きしめたい!」「オイシーのが好き!」「同・級・生」といったトレンディドラマに多数出演し、バブル期を象徴する“トレンディ俳優”と呼ばれた石田純一。プライベートでは2度の離婚、3度の結婚を経験し、特に90年代にはワイドショーを騒がせる存在でもありました。そんな中、彼をある意味象徴する言葉として挙げられるのが「不倫は文化」発言です。
via www.amazon.co.jp
文化や芸術といったものが不倫という恋愛から生まれることもある
「不倫は文化」発言が飛び出したのは1996年10月のこと。当時の石田は松原千明と結婚し子供にも恵まれていた一方で、モデルの長谷川理恵と8年に及ぶ交際を続けており、その件を記者に追及された際に上述の「文化や芸術といったものが不倫という恋愛から生まれることもある」という発言が飛び出しました。この発言が短縮された「不倫は文化」は、石田の代名詞として定着。その後松原と離婚した石田ですが、2009年12月にはプロゴルファーの東尾理子と結婚。現在は東尾との間に出来た3人の子供の子育てに追われています。「不倫は文化」などと言っている暇なく、円満な家庭を築いているようです。
石田純一と東尾理子、そして3人の子供たち。
杉本彩
その抜群のスタイルを武器に、80年代後半から90年代にかけて全国地の学園祭を席捲し“学園祭の女王”とも呼ばれた杉本彩。その媚のない立ち振る舞いから、同性からの支持も集めています。そんな彼女ですが、プライベートでは1992年に音楽プロデューサーの沼田年則と結婚。しかし、家族間のトラブル及び“セックスレス”により、2003年に離婚しました。その後、自身の様々な恋愛経験を活かし「杉本彩の男を虜にする料理」「いい男の愛し方」といった著書を多数発表しています。
via www.amazon.co.jp
愛されることに執着しすぎると愛することをおろそかにしてしまう
2009年に発表した書籍「いい男の愛し方 心も体も虜にさせる20ヵ条」では、「愛されることに執着しすぎると愛することをおろそかにしてしまう」という言葉を残しています。夫婦間の感情の悪化を防ぐためには自分が愛されるだけでなく、相手を愛することも考えないといけないと自身の経験から導き出しているようです。また別の書籍では、大切にしている3つの物事として「愛すること」「情熱を傾けること」「許す(赦す)こと」を挙げています。受け身の姿勢だけでなく、積極的に自分から「愛すること」の重要性を、長い恋愛遍歴から学んでいるようですね。
こちらは近年の杉本彩(写真左)。動物愛護活動にも力を注いでいます。
松本人志
お笑いだけでなく映画監督、作家といった肩書も持ち、吉本興業を代表するお笑い芸人として君臨するダウンタウン・松本人志。バラエティ番組などへの出演の傍ら、90年代より執筆業も積極的にこなしており、1994年に発表したエッセイ集「遺書」は、その歯に衣着せぬ尖った内容から当時大きな話題となりました。ここでは、同著における恋愛に関する名言についてご紹介したいと思います。
via www.amazon.co.jp
10組のカップルがいたら20通りの恋愛がある
全編を通じ、お笑いを通じて培ったその毒々しさが表れている「遺書」。恋愛観については「10組のカップルがいたら20通りの恋愛がある」としており、カップルになった男女の間でも、恋愛観はそれぞれ異なっていると持論を展開。そして「結婚することで何か得するの?」といった毒も吐いていました。そんな松本ですが、2009年に19歳年下の元タレントと結婚。その後は長女にも恵まれ、円満な家庭を築いています。「遺書」における尖っていた頃の自分に対し「人間ってね、成長していくもんですからね」と釈明したこともある松本。父親となった現在は、かつてに比べ表情が柔らかくなった印象も受けますね。
父親となり、表情が柔らかくなった松本人志(写真左)。
宇多田ヒカル
1998年にシングル「Automatic」で彗星のごとくデビューした宇多田ヒカル。アルバム「First Love」など数々のCDセールスの記録を塗り替え、歌手・藤圭子の娘であることも話題となった生きる伝説です。そんな彼女ですが、プライベートでは2002年に映画監督・写真家の紀里谷和明と結婚したものの2007年に離婚。そして2014年にはイタリア人の男性と結婚し、2015年には男児を出産しましたが2018年に離婚しています。ここでは、彼女が今まで受けてきた様々なインタビューの中から、注目すべきコメントを一つご紹介したいと思います。