2018年9月18日 更新
日米ゴジラファンが唖然!1998年ハリウッド版GODZILLAを振り返る!
1998年に公開されたハリウッド版GODZILLAを覚えていますか?!シンゴジラのように高評価とはいかなかったその作品を振り返ってみましょう!監督はインデペンデンスデイを撮ったあの人!
『GODZILLA』の何が不評だったのか?そのひとつはビジュアルにありました。恐竜?トカゲ?と目を疑うようなゴジラに、作品に期待していたファンは唖然となったようですね!
Godzilla (1998) - All Godzilla Scenes HD
スリムすぎる?顔も長くてトカゲっぽさがあります。。
本家ゴジラのモチーフには恐竜も入っていると言われていますが、やっぱりこれほどビジュアルが違うとゴジラとは違うキャラクターとして見えてしまいますね。
ゴジラのキャラクター性の違いから、従来のイメージを崩しているとして日米のゴジラ映画ファンの評価は低いものとなった。アメリカのゴジラファンの中にはGINO(ジーノ、"Godzilla In Name Only"="ゴジラとは名ばかりなり"の意味)と呼ぶ人もいた。
ちなみに初代ゴジラがこちら
初代ゴジラ
初代ゴジラはやっぱりかっこよかったですよね。慣れ親しんでいるキャラクターなので、ビジュアルの違い以外にも設定そのものを変えてしまった事に怒った人も多いでしょう。『GODZILLA』版のゴジラは、走れたり、魚を喰ったり、攻撃を受けると傷付いたり、放射能火炎を吐かなかったりと、能力の違いも不評だったみたいですよ。
いわゆるパニック映画!演出は高評価!
エメリッヒ監督の『GODZILLA』は、音響や演出などを楽しみながら観るのが一番。日本版ゴジラのような深いメッセージ性を期待してしまうと、幻滅してしまうようですね。ポップコーンを食べながら気楽に見る映画としては良いのかもしれません。。
第19回ゴールデンラズベリー賞では最低リメイク賞、および女優のマリア・ピティロが最低助演女優賞を受賞した。その一方、本作はその年のサターン特殊効果賞を受賞しており、映像面では高い評価を受けた。
不評ばかりではありません!演出では高い評価を受けていて、サターン特殊効果賞を受賞しています。失敗作という印象が強いですが、実は興行収入では成功しているんです。パニック映画として高く評価している人もいるので、ゴジラに深い思い入れがなければ十分に楽しめるでしょう!
サウンドトラックは、オリコンとビルボードどちらともTOP5にランクインする大ヒットになっています!日本ではジャミロクワイの曲がプロモーションとして使用されたり、L'Arc〜en〜Cielの『浸食 〜lose control〜』が使用されたりと、音楽面でのこだわりもあったようですね。
アメリカではアニメも?
続編の企画はあったものの、評価が低かったことから続編は作られなかったようですね。しかし、続編のプロットを使用して、1999年から2000年に、テレビアニメシリーズ『ゴジラ ザ・シリーズ』がアメリカで放送されていました!こちらはゴジラファンにも人気で、日本では、日本映画専門チャンネルなどで放送されていたそうですよ。
Godzilla The Series - Episode 1 (1/2) Part 1
日本向けにDVD化はされていないようですが、シン・ゴジラの次には、ゴジラのアニメ映画が発表されています。この機会にDVD化を期待したいですね!
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