脚本家になるまで
中園ミホさんは大学卒業後、広告代理店で働いていました。その時会社の同僚がシナリオ講座に申し込んだのですが行けなくなったため、代わりに中園さんが受講することになりました。これが脚本との出会いです。ですがこの時は「代わりにノートを取りに行く」という気持ちで脚本家になるという意思はなかったそうです。
結局広告代理店は1年3カ月で退職します。その後はコピーライターや占い師として活動されていました。占い師というのは意外ですよね。以前は本名で活動されていましたが、占い師をしていた経緯から運勢の良い「中園ミホ」に改名したそうです。
その後、偶然知り合った脚本家の田中陽造さんの清書係として働くことになりました。脚本家には縁があったんですね。さらに脚本家の桃井章さんの奥様のお世話などもするようになり、結果脚本家の道を歩むようになりました。
1988年に「ニュータウン仮分署」でデビューしていますが、脚本家で食べていこうと思ったのはその5年後の1993年だったそうです。未婚で長男を出産したことで、家で子どもを育てながらできる仕事は脚本家しかない!と思ったそうです。
脚本家を目指したきっかけは意外でしたが、その後、数々の名作を生み出しているんですね。
結局広告代理店は1年3カ月で退職します。その後はコピーライターや占い師として活動されていました。占い師というのは意外ですよね。以前は本名で活動されていましたが、占い師をしていた経緯から運勢の良い「中園ミホ」に改名したそうです。
その後、偶然知り合った脚本家の田中陽造さんの清書係として働くことになりました。脚本家には縁があったんですね。さらに脚本家の桃井章さんの奥様のお世話などもするようになり、結果脚本家の道を歩むようになりました。
1988年に「ニュータウン仮分署」でデビューしていますが、脚本家で食べていこうと思ったのはその5年後の1993年だったそうです。未婚で長男を出産したことで、家で子どもを育てながらできる仕事は脚本家しかない!と思ったそうです。
脚本家を目指したきっかけは意外でしたが、その後、数々の名作を生み出しているんですね。
For You
via www.amazon.co.jp
中園ミホさんが長男出産後に執筆したは1995年の「For You」です。月9ドラマですね。中園ミホさんが1人で脚本を担当された初の作品でもあります。
主演の中山美穂さんも3年ぶりのドラマ出演でした。ドラマの中で中山美穂さんは未婚の母を演じています。自らの経験を元に書かれているんですね、
大人の事情でしばらくVHSもDVDも発売されていなかったのですが、2010年にDVDBOXが発売されました。放送から15年後にソフト化されるという珍しいケースですね。それだけ根強い人気があったのでしょう。
主演の中山美穂さんも3年ぶりのドラマ出演でした。ドラマの中で中山美穂さんは未婚の母を演じています。自らの経験を元に書かれているんですね、
大人の事情でしばらくVHSもDVDも発売されていなかったのですが、2010年にDVDBOXが発売されました。放送から15年後にソフト化されるという珍しいケースですね。それだけ根強い人気があったのでしょう。
主婦の恋愛を描いたドラマが続く!
via www.amazon.co.jp
その後は1996年の「Age,35 恋しくて」、1997年の「不機嫌な果実」、1998年の「ラブとエロス」と、主婦の恋愛を描いたドラマが続きます。
「Age,35 恋しくて」は柴門ふみさん原作で、夫の不倫を知り、自らも同級生と恋をしてしまうというお話ですね。「不機嫌な果実」は林真理子さん原作のドラマ。昔の彼氏と不倫をしていたのですが、その後別の男性と知り合い、前の夫と離婚して再婚。ですが二度目の夫婦関係もうまくいかず、結局元恋人のところへ戻るというストーリーでした。
「ラブとエロス」は不倫ではないのですが、未亡人で1人息子を育てている女性が主人公。元夫の友人と弟の間で揺れ動くという恋愛模様を描いています。大人の恋愛という感じですね。こちらは原作がなく、中園さんのオリジナルです。
ちなみに、中園さんは「自分はなまけものだから、全部脚本書いてやろうと思わないです」と発言されているそうです。確かに、中園さんのドラマはほぼ中園さんが書かれているのですが1,2話他の脚本家さんに書いてもらっている作品が多いです。
「Age,35 恋しくて」は尾崎将也さん、「不機嫌な果実」は小野沢美暁さん、「ラブとエロス」は越智真人さんが執筆されている話がありますよ。
「Age,35 恋しくて」は柴門ふみさん原作で、夫の不倫を知り、自らも同級生と恋をしてしまうというお話ですね。「不機嫌な果実」は林真理子さん原作のドラマ。昔の彼氏と不倫をしていたのですが、その後別の男性と知り合い、前の夫と離婚して再婚。ですが二度目の夫婦関係もうまくいかず、結局元恋人のところへ戻るというストーリーでした。
「ラブとエロス」は不倫ではないのですが、未亡人で1人息子を育てている女性が主人公。元夫の友人と弟の間で揺れ動くという恋愛模様を描いています。大人の恋愛という感じですね。こちらは原作がなく、中園さんのオリジナルです。
ちなみに、中園さんは「自分はなまけものだから、全部脚本書いてやろうと思わないです」と発言されているそうです。確かに、中園さんのドラマはほぼ中園さんが書かれているのですが1,2話他の脚本家さんに書いてもらっている作品が多いです。
「Age,35 恋しくて」は尾崎将也さん、「不機嫌な果実」は小野沢美暁さん、「ラブとエロス」は越智真人さんが執筆されている話がありますよ。
「やまとなでしこ」が大ヒット!
via www.amazon.co.jp
その後は「恋の奇跡」、「恋愛中毒」、「20歳の結婚」を執筆された中園さんですが、中園さんの知名度をアップさせた作品といえばやはり「やまとなでしこ」でしょう。月9で3年ぶりに視聴率30%を突破した大ヒット作になりました。主演の松嶋菜々子さんにとっても代表作になりましたね。
中園さんは「取材力の中園」と言われるほど、脚本に対して徹底的にリサーチをしています。ですからリアリティのあるドラマで共感を産むのでしょう。
「やまとなでしこ」でも航空会社にリサーチをしたかったのですが、内容が生々しいという理由で許可が下りず、日本航空の客室乗務員からタレントになった島田律子さんにリサーチをしたそうです。また、フジテレビ社員と現役客室乗務員との合コンもセッティングしたそうですよ。徹底していますね。
ちなみに中園さんは「やまとなでしこ」の神野桜子の人生観は自分の人生観に似ている、と話しています。
「やまとなでしこ」では2003年に韓国でリメイクされています。フジテレビのドラマのリメイク権が売れたのはこの作品が初めてだったのだとか。それだけ面白い作品だということですよね。
中園さんは「取材力の中園」と言われるほど、脚本に対して徹底的にリサーチをしています。ですからリアリティのあるドラマで共感を産むのでしょう。
「やまとなでしこ」でも航空会社にリサーチをしたかったのですが、内容が生々しいという理由で許可が下りず、日本航空の客室乗務員からタレントになった島田律子さんにリサーチをしたそうです。また、フジテレビ社員と現役客室乗務員との合コンもセッティングしたそうですよ。徹底していますね。
ちなみに中園さんは「やまとなでしこ」の神野桜子の人生観は自分の人生観に似ている、と話しています。
「やまとなでしこ」では2003年に韓国でリメイクされています。フジテレビのドラマのリメイク権が売れたのはこの作品が初めてだったのだとか。それだけ面白い作品だということですよね。
2000年以降も名作が続々!
via www.amazon.co.jp
「やまとなでしこ」以降も中園さんは数々のヒットドラマを生み出しています。
それまでは恋愛ドラマが多かったですが2002年の「ぼくが地球を救う」はお仕事ドラマ、2003年の「ハコイリムスメ!」はホームコメディとジャンルも幅広くなっています。
「anego」「ハケンの品格」と、篠原涼子さんの新しい魅力を引き出したドラマもヒットしましたね。
最近では連続テレビ小説「花子とアン」、「トットてれび」、大河ドラマ「西郷どん」とNHKの作品も多いです。
今後はどんなドラマが生まれるのか、楽しみですよね。
それまでは恋愛ドラマが多かったですが2002年の「ぼくが地球を救う」はお仕事ドラマ、2003年の「ハコイリムスメ!」はホームコメディとジャンルも幅広くなっています。
「anego」「ハケンの品格」と、篠原涼子さんの新しい魅力を引き出したドラマもヒットしましたね。
最近では連続テレビ小説「花子とアン」、「トットてれび」、大河ドラマ「西郷どん」とNHKの作品も多いです。
今後はどんなドラマが生まれるのか、楽しみですよね。
14 件