映画『Mr.レディーMR.マダム』陽気で華やかな"オカマ"コメディが展開された!!
2017年1月26日 更新

映画『Mr.レディーMR.マダム』陽気で華やかな"オカマ"コメディが展開された!!

『Mr.レディMr.マダム』は、ジャン・ポワレ原作の舞台劇『ラ・カージュ・オ・フォール』をエドアール・モリナロ監督が映画化した傑作コメディーです。ゲイバーの共同経営者の二人に大事件発生?!息子が結婚する事になり、奇妙な人間模様が展開されて行きます。

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Mr.レディーMR.マダム

Mr.レディーMR.マダム

Mr.レディーMR.マダム

1978年に公開されたフランス・イタリア合作のコメディ映画。

第37回ゴールデングローブ賞(英語版)において、外国語映画賞、第4回セザール賞において、最優秀男優賞(ミシェル・セロー)を受賞。

第52回アカデミー賞において、監督賞(エドゥアール・モリナロ)、脚色賞(フランシス・ヴェベール他)、衣裳デザイン賞(ピエロ・トージ、アンブラ・ダノン)の3部門でノミネート(いずれも受賞はならず)。
フランス軽演劇界の演出家、劇作家、そして国民的喜劇俳優として知られているジャン・ポワレの大ヒット舞台劇を映画化したもので、2人の中年ゲイカップルが繰り広げる奇妙な人間模様を描き出した洒脱なコメディ。
監督は「ひと夏の情事」、「プレステージ」などのエドゥアール・モリナロ。主演は「女王蜂」、「最後の晩餐」などのウーゴ・トニャッツィ。共演は「まぼろしの市街戦」、「ハンカチのご用意を」などのミシェル・セロー。他にはクレール・モーリエ、レミ・ローラン、カルメン・スカルピッタ、ベニー・リュケ、ニー・ルークなど。

メインキャスト

アルバン・ムージェット(ザザ・ナポリ)を演じる ミシェ...

アルバン・ムージェット(ザザ・ナポリ)を演じる ミシェル・セロー

クラブの看板スター。レナトの「妻」。
レナト・バルディ を演じる ウーゴ・トニャッティ

レナト・バルディ を演じる ウーゴ・トニャッティ

ナイトクラブ経営者。
ローラン・バルディ を演んじるレミー・ローラン

ローラン・バルディ を演んじるレミー・ローラン

レナトとシモーヌの間に生まれた息子。アルバンに育てられる。
シモン・シャリエ 演んじる ミシェル・ガラブリュ

シモン・シャリエ 演んじる ミシェル・ガラブリュ

保守政党の政治家。アンドレアの父。
シモーヌ・デブロンを演じる クレール・モーリエ

シモーヌ・デブロンを演じる クレール・モーリエ

レナトの息子ローランの実母。

ストーリー(ネタばれ)

夜のサントロぺで人気を集めている純オカマ・クラブ“狂人...

夜のサントロぺで人気を集めている純オカマ・クラブ“狂人の檻”。

経営者は、この道20年というべテランのレナト(ウーゴ・...

経営者は、この道20年というべテランのレナト(ウーゴ・トニャッティ)。

店の看板スター“ザザ”ことアルバン(ミシェル・セロー)...

店の看板スター“ザザ”ことアルバン(ミシェル・セロー)は、レナトの愛人で、店の上階には、2人の愛の巣がある。

面倒を見ているのはオカマの黒人メイド、ジャコブ(ニー・...

面倒を見ているのはオカマの黒人メイド、ジャコブ(ニー・ルーク)。

最近、アルバンは、レナトが自分にかまってくれないことを...

最近、アルバンは、レナトが自分にかまってくれないことを嘆き、気分が沈みがち。

レナトがアルバンをかまっていられないのには理由があった...

レナトがアルバンをかまっていられないのには理由があった。レナトが20年前、たった一度のまちがい(?)からもうけたハンサムな息子ローラン(レミー・ローラン)がパリからやってきたのだ。化粧を落とし、息子と再会を喜ぶレナト。

しかし、ローランが結婚したいと言ってから状況は一変した...

しかし、ローランが結婚したいと言ってから状況は一変した。しかも、相手が、道徳尊守をスローガンとする政党“明朗道徳党”書記長の一人娘というから、ますますややこしくなった。

翌日、このことをレナトから聞いたアルバンは、自分が母親...

翌日、このことをレナトから聞いたアルバンは、自分が母親のようにして育てたローランが女に盗られるのは我慢できない、と断固としてローランの結婚に反対した。

問題は、花嫁アンドレア(ルイザ・マネリ)の側にもあった...

問題は、花嫁アンドレア(ルイザ・マネリ)の側にもあった。というのは、当の父親シャリエ氏(ミシェル・ガラブリュ)がこの結婚に猛反対しているのだ。

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