「悪魔の追跡」どんな映画?しつこすぎてジワジワ怖くなる!?
2020年4月14日 更新

「悪魔の追跡」どんな映画?しつこすぎてジワジワ怖くなる!?

70年代のオカルトブーム時に上映された映画「悪魔の追跡」 追跡者があまりにもしつこく、ジワジワと怖さを感じるこの映画を見て「キャンピングカーが怖い」とトラウマを抱える人も多いようです。

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悪魔の追跡

『悪魔の追跡』(あくまのついせき、原題:Race with the Devil)は、1975年制作のアメリカ映画。
1970年代に到来したオカルト映画ブームの潮流に乗って制作された作品。『オーメン』や『エクソシスト』のようなおどろおどろしいスプラッター映画の描写はないが、オカルト・スリラーをベースにしてカーアクションや銃撃戦を織り込んだ、ロードムービー的雰囲気も醸しだしているB級映画である。
監督 ジャック・スターレット
脚本 リー・フロスト
ウェズ・ビショップ
製作 ウェズ・ビショップ
製作総指揮 ポール・マスランスキー
出演者 ピーター・フォンダ  ウォーレン・オーツ

「悪魔の追跡」ストーリー

ロジャーとフランクはお互いの妻、愛犬を連れキャンピングカーで旅行に行くことになりました。
旅の途中、ロジャーとフランクは山の中で男女が複数人集まり女性が裸になっている…という儀式のようなものを目撃します。
二人は好奇心&スケベ心からこの儀式を見続けます。
すると…
全裸になっていた突然女性が突然剣で胸を貫かれ殺害されました。
この儀式は悪魔崇拝の儀式で殺害された女性は生贄だったのでです。

あ…ヤバいもの見てしまった…見つかるとヤバい!?
焦るロジャーとフランク。

Race With The Devil trailer

しかし、妻の一人は夫たちの姿を見つけ「まだ帰ってこないの?」と大声で呼びます。
「声を出すんじゃない!」「灯りを落とせ!」
必死に夫たちは妻に伝えますが妻は「え、なに!?」
こういった映画ではあるあるのシーンですが…
妻は夫の忠告を聞かず普通に会話し灯りも消しませんので女性を殺害した教団に見つかってしまいました。
ロジャーたちは教団の追跡を逃れ、何とか保安官の元へ逃げ込み先程の殺人現場に保安官と一緒にむかいました。
しかし、そこには先程の女性の血が落ちているにも関わらず保安官は「死体がないから殺人の証拠にはならない」といいます。
納得のいかないロジャーたちは町の警察へ相談するため車に乗ります。
しかし…
その後愛犬が無残に殺されキャンピングカーのドアに吊るされていたり、車内にガラガラヘビを放り込まれる、モトクロス用バイクを壊されるなどピンチの連続。
恐怖を感じた4人はショットガンを購入し逃げる事にしました。
逃げている最中、3台の車に囲まれキャンピングカーに体当たりをするなどして襲われますがロジャー達もショットガンで撃退しながら逃げます。
その後もしつこくカルト教団の人間に追跡され必死に4人は逃げ切ろうとします…

最後はBAD END

キャンピングカーはボロボロになりましたが何とか教団の追跡から逃げ切る事ができた4人。
カーチェイスによりライトが破損したため夜の走行を断念し4人は平原で一夜を過ごすことに。そして眠りにつこうとしたその時…
暗闇の中から教団のあの儀式が始まりました。
教団メンバーの中には最初に助けを求めた保安官の姿も…
教団は4人が眠っているキャンピングカーの周りを火を付けキャンピングカーは炎に包まれました…

「キャンピングカーが怖くなった」トラウマになった

この映画は残酷な描写や霊的な怖さはないのですが、豪華なキャンピングカーが強く印象に残っている人も多く「キャンピングカーが怖い」とトラウマになってしまった人も多いようです。
その他に
・「豪華なキャンピングカーが壊れるのがもったいなくてハラハラする」
・「全員が追跡者という恐怖、町全体で全て隠蔽される田舎町の怖さなどスプラッター映画とは違う怖さがジワジワくる」
・バッドエンドなので「見た後モヤモヤした気持ちになった」
などの感想が多く見られました。

Race With The Devil - Scene 3

ツッコミどころも結構あった

「トラウマになった」という意見もある一方、「こんなにしつこく追いかけている暇と手間があるならさっさと殺せばいいのに…」
「妻たちがわざわざ盗んだ図書館の本、役に立ってない…」というツッコミや、愛犬が殺されキャンピングカーに吊るされているシーンは「ジンジャー(愛犬)どうみてもモップなんだが…」
などのツッコミもありました。
古い映画ですがカーチェイスシーンも迫力があり、オカルト&カーアクションも楽しめる映画です。
「助かった…」とほっとした瞬間にいきなり落としてくる後味の悪さも含めて面白い映画でした!
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