映画『サード』は、少年院からはじまる
1978年公開の映画『サード』は東陽一監督の劇映画三作目の作品であり、キネマ旬報ベストワン、ブルーリボン賞、芸術選奨文部大臣新人賞などを受賞している。
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少年院にいる「サード」と呼ばれる少年は。高校時代に野球部でサードを守っていた。
映画『サード』あらすじ
映画『サード』の主な登場人物は、地方都市に暮らす、サード(永島敏行)IIB(吉田次昭)新聞部(森下愛子)テニス部(志方亜紀子)の4人の高校生。
彼らは町を出るための資金稼ぎに売春を始める。
彼らは町を出るための資金稼ぎに売春を始める。
彼らは、元々まじめな普通の高校生だ。
故郷を出て都会に行けば何か人生の目的が見つかるかもしれない。そんな夢をもっていた。
故郷を出て都会に行けば何か人生の目的が見つかるかもしれない。そんな夢をもっていた。
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テニス部(志方亜紀子)は、はじめてのお仕事(売春)中に泣き出してしまう。
悲しい…。行為中のお客の男性が泣いている少女に「どうした?」というところがちょっと面白い。
悲しい…。行為中のお客の男性が泣いている少女に「どうした?」というところがちょっと面白い。
1970年代のバイト事情
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マクドナルドが日本上陸したのは1971年。70年代後半の地方都市ではファーストフード店やファミレス、コンビ二などはみかけなかった。現在の高校生のように気軽にバイトができる仕事は少なかった。
映画『サード』のみどころ&森下愛子のヌード
映画『サード』のみどころは、「新聞部」と呼ばれる女子高校生を演じた森下愛子20歳のヌードだ。
可憐さと妖艶さが入り混じった10代の少女役はとてもかわいかった。
可憐さと妖艶さが入り混じった10代の少女役はとてもかわいかった。
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峰岸徹演じるやくざのプレイ時間はとうに過ぎている。サードは心配になり部屋に突入する。
そこには、客のやくざ相手に汗まみれで、ヘロヘロになっている新聞部(森下愛子)がいた。
相手のやくざ役の峰岸徹のギラギラしたベッドシーンも一見の価値あり。
そこには、客のやくざ相手に汗まみれで、ヘロヘロになっている新聞部(森下愛子)がいた。
相手のやくざ役の峰岸徹のギラギラしたベッドシーンも一見の価値あり。
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この映画をはじめて見た当時は、なぜサードがやくざを殺すようなことになったのかよくわからなかった。
あることに気がついたのは。2016年に高島礼子の夫で元俳優の高知東生が覚せい剤取締法違反の容疑で逮捕された時に話題になった、薬物を使った「シャブセックス」だ。
映画『サード』の峰岸徹演じるやくざも薬を使い終わりなきセックスを売春婦(新聞部)と楽しんでいたのかもしれない。
シャブセックスと聞くと映画『サード』の峰岸徹のベッドシーンを思い出してしまう!
あることに気がついたのは。2016年に高島礼子の夫で元俳優の高知東生が覚せい剤取締法違反の容疑で逮捕された時に話題になった、薬物を使った「シャブセックス」だ。
映画『サード』の峰岸徹演じるやくざも薬を使い終わりなきセックスを売春婦(新聞部)と楽しんでいたのかもしれない。
シャブセックスと聞くと映画『サード』の峰岸徹のベッドシーンを思い出してしまう!
寺山修司らしいセリフだ。
野球をしている少年たちのボールが空高く、少年院塀を超え飛んで行く。
ボールが落ちた場所には希望はあるのだろうか?