2021年3月23日 更新
キートン山田(75)、国民的アニメ「ちびまる子ちゃん」を卒業。最後のナレーション収録を終える。
フジテレビ系列で放送中の人気アニメ「ちびまる子ちゃん」でナレーションを担当する声優・キートン山田(75)が、3月28日放送分をもって同番組のナレーションを卒業します。先日最後の収録が行われ、1990年の放送開始から31年間に及ぶナレーション生活を締め括りました。
キートン山田(75)、国民的アニメ「ちびまる子ちゃん」の最後のナレーション収録を終える。
フジテレビ系列で放送中の人気アニメ「ちびまる子ちゃん」でナレーションを担当する声優・キートン山田(75)が、3月28日放送分をもって同番組のナレーションを卒業します。先日最後の収録が行われ、1990年の放送開始から31年間に及ぶナレーション生活を締め括りました。
第一報はこちらです!
このたびの「ちびまる子ちゃん」卒業に関し、山田は3月22日に生活情報番組「ノンストップ!」に出演。同番組では最後のレコーディングに挑む山田に密着したほか、VTRで山田が収録後の心境を告白。「平常心で臨んだんですけど、マイクの前に立って『これが最後だな』と思うと気持ちが動いた」と、31年間担当したナレーションを卒業することに対して感慨深げな様子でした。また、今後については「人生後半へ続くってことですかね」と、劇中の名台詞を引用し、これからも目標を持って人生を歩んでいく旨を語っていました。また同番組ではTARAKO(60)も出演し、「隙あらば引き留めようと思ったが、隙が無かった。意志が固かった」と、山田の番組卒業を惜しんでいました。
こちらはTARAKOの近影。
キートン山田の「ちびまる子ちゃん」に関するエピソードの数々!
「ちびまる子ちゃんのナレーションといえばキートン山田」と誰もが連想するほどに浸透していた、山田の独特な味のあるナレーション。その長い放送期間の中で、様々なエピソードが存在します。ここでは、そのいくつかについて振り返ってみましょう。
台詞「後半へつづく」はアドリブだった!
まずご紹介するのは、ナレーション中の名言「後半へつづく」。これは実は山田のアドリブであり、第25話「まるちゃん学校でお腹が痛くなる」にてCMに入る前に若干の時間の余りがあったため、即興で入れたところ好評に。以降、「後半へつづく」は定番の台詞となりました。
「本人役」としても登場!
ナレーションが主な仕事である山田ですが、実は「本人役」として劇中に登場したことが数回あります。以下の写真がその一例で、1992年8月9日放送の「まる子海水浴に行く」とあります。
「ちびまる子ちゃん」のナレーションの仕事が転機だった!
「ちびまる子ちゃん」以前は、「一休さん(将軍さま役)」「ゲッターロボG(神隼人役)」など、主にキャラクターを担当していた山田。それが「ちびまる子ちゃん」のナレーションを担当して以降、様々なバラエティ番組のナレーションも担当することとなりました。「決して無理をせず、しかし思いを込めたナレーションをする」ことを意識したという山田。この意識によりナレーションの仕事は彼の当たり役となり、声優人生の転機になったと言います。
「ちびまる子ちゃん」関連以外にも、2006年に32歳年下の女性と再婚したり、59歳のときにホノルルマラソンに初挑戦し、以降何回も完走するなど様々なエピソードを持っている山田。今回のナレーション卒業後も、我々に話題を振りまいてくれることでしょう。これからの山田の活躍に期待が出来そうです!
「後半へつづく」を自宅に飾りたくなった方はこちら!
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