「好きになって、よかった」はこの曲です。
好きになって、よかった/加藤いづみ
加藤いづみ の「好きになって、よかった」
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ドラマ「悪魔のKISS」の挿入歌
「悪魔のKISS」は、1993年7月7日から9月22日までフジテレビ系で放送されたテレビドラマです。キャッチコピーは「悪魔のような誘惑が、はたちの夢を狂わせる。」というもので、かなり過激な内容で、再放送やDVD化が見送られているようです。
主題歌は、サザンオールスターズ「エロティカ・セブン」です。この歌の歌詞も過激なものです。そのような異様な空間のドラマの中で、「普通の」歌であるこの挿入歌「好きになって、よかった」は、ホッとさせてくれるような安心感を持たせてくれます。
主題歌は、サザンオールスターズ「エロティカ・セブン」です。この歌の歌詞も過激なものです。そのような異様な空間のドラマの中で、「普通の」歌であるこの挿入歌「好きになって、よかった」は、ホッとさせてくれるような安心感を持たせてくれます。
エロティカ・セブン サザンオールスターズ 【宅録】(本人の歌ではありません。)
オープニングやジャケットからして、怪奇な雰囲気が満載ですね。
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加藤いづみさんのプロフィール
加藤 いづみ(かとう いづみ、1968年7月21日 - )は、日本の歌手。愛媛県松山市出身。夫はミュージシャンの今井マサキ。
1991年、高橋研のプロデュースにてポニーキャニオンより、5月21日にアルバム『テグジュペリ』でデビュー。1stシングル「ZERO」は同年6月21日に発売された。1993年に放送されたフジテレビのドラマ『悪魔のKISS』の挿入歌として使われた「好きになって、よかった」で脚光を浴びる。当時ブームのGiRLPOPの代表格となる。また、このドラマにはラジオ・パーソナリティ役として出演もしていた。
アコースティックサウンドに乗せて、歌を歌うスタイルが、「好きになって、よかった」の、一番の魅力になるところですね。
「好きになって、よかった」の魅力
タイトルからわかるように、失恋の歌ですが、曲は明るく、失恋をけなげに前向きに考えようとする女の子の気持ちをストレートに表した、聞いていて切なくなる歌詞です。
また、伸びやかな澄んだ声ではなく、甘く、ねっとりとした声質が、切ない歌詞の、けなげさをより強調して、ヒットの原因となったのでしょう。
また、伸びやかな澄んだ声ではなく、甘く、ねっとりとした声質が、切ない歌詞の、けなげさをより強調して、ヒットの原因となったのでしょう。
「曲のポイントは、“好きになって、よかった 初めてそう思った”という、サビの歌詞です。普通に聴くと、男性は、別れた彼女から、まだこんな風に思ってもらっているんだ、俺は何て幸せなんだろう、という、ハッピーなイメージを抱いてしまいがちですが、実は全く逆なんです。歌詞の裏に隠されているのは、主人公の女性が持つ、小悪魔的な部分です。別れた後になって、“初めてそう思った”って言われて、ショックじゃないですか。じゃあ、別れるまでは、好きではなかったの、って。女性が持っているしたたかさを、歌詞の中に、少しだけ加えるのが、私は好きなんですよ」。曲を作った時の様子について、加藤さん本人は、こう振り返ります。
なんと!小悪魔ちゃんの歌だったんですね。
それを知ると、よりこの曲の味わいが増しますね。
それを知ると、よりこの曲の味わいが増しますね。
チャート最高22位、ロングセラーとなるも、売り上げ19万枚
半分信じられませんが、売り上げは19万枚だったようです。
チャートに4か月近くに渡ってランクインし続けたわりに、売り上げが少ないのに驚きです。
「知る人ぞ知る」名曲だったのかもしれません。
この年のセールス第1位は、CHAGE&ASKAの「YAH YAH YAH」で、約241万枚。
その10分の1にも満たないセールスですが、当時の人の記憶には、「YAH YAH YAH」と同じくらい残るものではないでしょうか。
チャートに4か月近くに渡ってランクインし続けたわりに、売り上げが少ないのに驚きです。
「知る人ぞ知る」名曲だったのかもしれません。
この年のセールス第1位は、CHAGE&ASKAの「YAH YAH YAH」で、約241万枚。
その10分の1にも満たないセールスですが、当時の人の記憶には、「YAH YAH YAH」と同じくらい残るものではないでしょうか。
いつ歌っても魅力 加藤いづみの独特の甘い声
好きになって、よかった 加藤いづみ
当時のPVの歌い方より、確実に声量がレベルアップしています。
こちらはこちらで、PVとは違った魅力があります。
こちらはこちらで、PVとは違った魅力があります。
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ブレイク前のperfumeもカバーしていた
【Perfume広島時代】 好きになってよかった 【のっち&あ~ちゃん】
大ブレイクする前のperfumeののっち、あーちゃんがこの「好きになって、よかった」をカバーしています。
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松山から歌手を夢見て上京した、加藤いづみさん。
瀬戸内海を隔てて対岸の広島から上京した、perfume。
境遇が似ているからなのか、カバーが見事に合っています。
瀬戸内海を隔てて対岸の広島から上京した、perfume。
境遇が似ているからなのか、カバーが見事に合っています。