話題を呼んだマンガ誌「総合マンガ誌キッチュ」を二年ぶりに発行 ~台湾マンガ・カルチャー紹介&藤原カムイ、花輪和一、 阿部洋一ら超豪華のリレー漫画企画も掲載~
スタジオキッチュは、多数の新鋭作家の作品を掲載した話題の雑誌「総合マンガ誌キッチュ ワイズ出版創刊号」(2016・ワイズ出版刊)の第二号を、長い制作と編集時間を経て、2019年の2月に刊行しました。
「総合マンガ誌キッチュ ワイズ出版」は2016年に刊行し、特集インタビュー「“ガロ”のまんが道」の前編として、「月刊漫画ガロ」に深くかかわった白取千夏雄(故人)のインタビューを掲載するなどし、話題を呼びました。
「総合マンガ誌キッチュ ワイズ出版」は2016年に刊行し、特集インタビュー「“ガロ”のまんが道」の前編として、「月刊漫画ガロ」に深くかかわった白取千夏雄(故人)のインタビューを掲載するなどし、話題を呼びました。
■台湾特集をはじめ、ベテラン×新鋭漫画家によるリレー漫画等
「総合マンガ誌キッチュ ワイズ出版第二号」は同じく「“ガロ”のまんが道」の後編「月刊漫画ガロ」の編集者手塚能理子のインタビューを掲載するほか、廃墟探索部による台湾の廃墟写真グラビアページ、台湾出身の編集者呉(ゴ)ジンカンによる人気漫画家四名(葉明軒(よう・みんけん)、李隆杰(りー・ろんけつ)、nyaroro(にゃろろ)、ANTENNA牛魚(ぎゅうぎょ))の独占インタビューに、中国の連環画で描かれる台湾を紹介する小論など、今まで日本で知りえない台湾の一面を紹介する特集が掲載されます。
マンガ作品では藤原カムイ、花輪和一、ほし埜、日高トモキチ、阿部洋一というベテランと新鋭による夢のリレー漫画『須彌山』(「双子」が集まるファミリーレストランで起きる不思議な物語)のほか、これから活躍が期待される新人作家の傑作を多数掲載しています。
今活躍中のライター吉村智樹による連載記事「京都の死にたい場所」でディープな京都の場所を紹介します。注目の徘徊写真家市田響のよる写真エッセイに、小説などもあり、活字コンテンツも充実しています。
今活躍中のライター吉村智樹による連載記事「京都の死にたい場所」でディープな京都の場所を紹介します。注目の徘徊写真家市田響のよる写真エッセイに、小説などもあり、活字コンテンツも充実しています。
■「総合マンガ誌キッチュ」について
「総合マンガ誌キッチュ」は冒頭記述の台湾人編集者呉(ゴ)ジンカン(現 嵯峨美術大学専任講師)が2009年に同人として創刊し、2016年に商業誌に転向を果たした特殊雑誌です。創刊以来のち商業で活躍する新鋭を多く輩出してきました。
近年では「フリースタイル41 THE BEST MANGA 2019 このマンガを読め!」(2018・フリースタイル刊)の「このマンガを読め!」のランキングの2位と4位に「総合マンガ誌キッチュ3.5号」(2012・同人)掲載の短編がきっかけになった齋藤なずなの『夕暮れへ』(2018・青林工藝舎刊)と同じく「総合マンガ誌キッチュ3.5号」の掲載短編がきっかけになった阿部洋一の『それはただの先輩のチンコ』(2018・太田出版刊)が選ばれました。
「総合マンガ誌キッチュ」はこれからも鋭い切口を残すマンガとコンテンツを掲載し、ベテランの作家と新鋭作家の表現の場として大いに期待されています。
近年では「フリースタイル41 THE BEST MANGA 2019 このマンガを読め!」(2018・フリースタイル刊)の「このマンガを読め!」のランキングの2位と4位に「総合マンガ誌キッチュ3.5号」(2012・同人)掲載の短編がきっかけになった齋藤なずなの『夕暮れへ』(2018・青林工藝舎刊)と同じく「総合マンガ誌キッチュ3.5号」の掲載短編がきっかけになった阿部洋一の『それはただの先輩のチンコ』(2018・太田出版刊)が選ばれました。
「総合マンガ誌キッチュ」はこれからも鋭い切口を残すマンガとコンテンツを掲載し、ベテランの作家と新鋭作家の表現の場として大いに期待されています。
藤原カムイ
1959年9月23日生まれ。東京都出身。男性。
1979年に第18回手塚賞佳作でデビュー(『いつもの朝に』、藤原領一名義 )
フランスの漫画家メビウス(ジャン・ジロー)より多大な影響を受けており、繊細な絵が特徴です(大友克洋も同じく影響を受けている)。
1979年に第18回手塚賞佳作でデビュー(『いつもの朝に』、藤原領一名義 )
フランスの漫画家メビウス(ジャン・ジロー)より多大な影響を受けており、繊細な絵が特徴です(大友克洋も同じく影響を受けている)。
via ja.wikipedia.org
<漫画>
・精霊の守り人(原作:上橋菜穂子)
・雷火(原作:寺島優)
・ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章など多数
・精霊の守り人(原作:上橋菜穂子)
・雷火(原作:寺島優)
・ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章など多数
花輪和一
1947年4月17日生まれ。埼玉県出身。
1970年からイラストレーターとして活躍し、『月刊漫画ガロ』1971年7月号掲載の『かんのむし』で漫画家としてデビュー。
エログロナンセンスからファンタジーまで、様々な題材やタッチを使いこなす技術力で知られています。
1970年からイラストレーターとして活躍し、『月刊漫画ガロ』1971年7月号掲載の『かんのむし』で漫画家としてデビュー。
エログロナンセンスからファンタジーまで、様々な題材やタッチを使いこなす技術力で知られています。