全身大やけどを負った後に娼婦の腹をぐりぐり刺しながら、窓から突き落とす場面以外は彼の存在は視点ショットのみで展開される。
基本的に彼を映さずに彼の行動視点でストーリーを語るのは演出上、決めていたと思われます。作品の中盤までは「見せちゃ恐くないんだよ!」というヒッチコック的センスが踏襲されております。
クロスビーの殺人から決着まで
※(ネタバレあります。未見の方は注意して下さい!!)
この作品では筏場面で5名、森の中で3名の合計8人が犠牲者となり、彼と戦ったトッドと気弱な少年アルフレッドが軽傷を負う。
結局、修羅場で武器を持ち替え、しかもそれを止めを刺さなかった少年に使われた上にバーナーまで奪われて、その最終兵器により自分が殺害されるという致命的な凡ミスを犯してしまってはジェイソンのような悪のスーパースターにはなれないのも頷けます。
有名な役者も出演していました!!
この映画は、ホリー・ハンター、ジェイソン・アレクサンダー、フィッシャー・スティーヴンスのデビュー作品でした。
ホリー・ハンター(青の服を着た女性)
「ブロードキャスト・ニュース」でアカデミー主演女優賞にノミネート。「ピアノ・レッスン」でアカデミー主演女優賞、ゴールデングローブ賞 主演女優賞(ドラマ部門)、カンヌ国際映画祭 女優賞を受賞。ほかにも数多くの作品に出演する女優。
映画音楽
音楽は、ロックグループイエス(YES)にかつて在籍していたことでも知られるリック・ウェイクマンが担当しました。
The Burning
via www.youtube.com
The Burning
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映画『バーニング』では、トム・サヴィーニの特殊メイクが凄く、残酷で恐怖なシーンをより引き立てていました。また、園芸バサミで人間を刻む音が恐ろしかったです。おすすめの作品なので、ホラー作品が好きな方は是非ご覧下さい。
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