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Something ELse (サムシングエルス)、略称「サムエル」は大久保伸隆さん、伊藤大介さん、今井千尋さんからなるストリートミュージシャン出身のバンドでした。レコード会社、所属事務所ともに契約切れ寸前の「崖っぷちバンド」だった彼らが『雷波少年』の企画に抜擢され、次のシングルがオリコン初登場20位以内に入らなければバンドを解散し、音楽以外の道に進まなければならないという厳しい条件の元、完成させたのが秀作「ラストチャンス」(1998年)です。この曲は初登場2位となっただけでなく、サムエルを第41回日本レコード大賞の優秀作品賞、そして第50回NHK紅白歌合戦へと導きました。3人で共同生活をしながら、曲が生み出されるまでに起こるさまざまな人間模様に、当時心打たれた人も多かったことでしょう。
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そんな彼らにはロングヒットを記録した「ラストチャンス」のほかにも、こちらも雷波少年内で作成され、シングル候補曲の1つだった「さよならじゃない」や「あいのうた」、そしてメロウなメロディーが印象的な「ウソツキ」など様々な楽曲があります。いずれも大ヒットには繋がりませんでしたが、タイアップ曲として使われていたことから記憶に残っている方もいるのではないでしょうか。しかし残念ながらSomething ELseは2006年10月に解散しています。
松本英子
【公式】松本英子「Squall~アコースティックver. ~ 」
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1999年に歌手で俳優の福山雅治さんプロデュース楽曲「Squall」(スコール)が40万枚のロングヒットとなり話題を呼んだ松本英子(まつもと・えいこ)さん。この曲は福山さん主演の月9ドラマ『パーフェクトラブ!』の挿入歌として使用され、福山さんが描いた女性目線の歌詞にも大きな注目が集まりましたよね。
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そんな松本さんは「Squall」以降も精力的にアーティスト活動を行なっており、2000年にはディズニーオリジナル長編アニメーション『リトルマーメイドⅡ』の日本語版エンディング曲「Someone」をはじめ、森田剛さん主演『ドラマDモード・君を見上げて』の主題歌「君に会いたい」(2002年)、親友の篠原ともえさんと結成したユニット「ZuTTO(ずっと)」では、シングル「明日に続く空」や「恋につづく街」といったポップソングも制作しました。2人のハーモニーが何とも爽やかな楽曲ですね。そして近年では自身のアーティスト活動とともに、福山雅治さんのコーラスとしても活躍されている模様。ちなみに松本さんの旦那様は元Something ELseの今井千尋さんです。