「ドンキーコング」という名前の由来は何なのか?
任天堂の看板キャラクター・マリオ。その名前は、アメリカの任天堂が借りていた倉庫のオーナーから取られているというのは有名な話。他にも、キノピオ=キノコをモチーフにして考えたキャラだから、ノコノコ=ゆっくりノコノコ歩くキャラだから、ヨッシー=開発者のニックネームなど、その由来は意外とテキトー。
では、マリオが初めてゲームに登場した作品でもある『ドンキーコング』の敵キャラ・ドンキーコングの由来は何なのかというと、「とんま・まぬけ」を意味する英語「ドンキー(donkey)」と、ゴリラを意味すると勘違いされていた「コング(Kong)」を組み合わせたところ、語呂がよかったのでこの名が採用になったのだとか。ちなみに、映画『キングコング』の影響で間違われやすいのですが、「コング」はゴリラを意味する単語でもなければ、単語として存在さえしない造語の一つです。
では、マリオが初めてゲームに登場した作品でもある『ドンキーコング』の敵キャラ・ドンキーコングの由来は何なのかというと、「とんま・まぬけ」を意味する英語「ドンキー(donkey)」と、ゴリラを意味すると勘違いされていた「コング(Kong)」を組み合わせたところ、語呂がよかったのでこの名が採用になったのだとか。ちなみに、映画『キングコング』の影響で間違われやすいのですが、「コング」はゴリラを意味する単語でもなければ、単語として存在さえしない造語の一つです。
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1981年にアーケードゲームとして登場
さて、そんな“まぬけなゴリラ”ドンキーコングが誕生したのは、今から35年以上前にあたる1981年7月9日のこと。アーケードゲーム版からその歴史が始まりました。同作のプレイキャラはマリオ。しかし、この時はまだ正式名称がなく、「ジャンプマン」「救助マン」などというニックネームでプレイヤーから呼ばれていたといいます。
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この「救助マン」もといマリオの敵役として登場するのが、ドンキーコングです。もともとはマリオのペットであり、この配管工の飼い主をからかうために、彼の恋人であるレディ(ポリーン)をさらうという悪事を働いたことで、マリオvsドンキーの対立軸が生まれるのです。ドンキーが投げてくる樽をはじめとしたさまざまな障害物を躱して、レディを助けることがこのゲームの目的となっています。
ドンキーコングプレイ動画
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このアーケード版は1982年にゲーム&ウオッチ、1983年にはファミリーコンピュータへ移植。特にファミリーコンピュータ版は88万本を売上げ、ハードの黎明期を盛り上げた功労作として歴史に刻まれています。
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マリオが悪役として登場した『ドンキーコングJR.』
初代『ドンキーコング』と同年同日に、続編にあたる『ドンキーコングJR.』もファミコンソフトとしてリリース。本作では、他の任天堂作品で一貫して正義の味方として登場するマリオが唯一悪役として起用されています。プレイヤーは主人公・ドンキーコングJR.を操作し、マリオによって幽閉された父・ドンキーコングを助けに向かうのです。
注目はやはり、悪の権化と化したマリオ。彼は常に鞭を片手に持ち、敵キャラをひっぱたいて、JR.へ攻撃をけしかけるという、悪辣な調教師の如きラスボスとして君臨しています。後に首相からコスプレされるほどの国民的キャラクターになったことを考えると、明らかな黒歴史です。
注目はやはり、悪の権化と化したマリオ。彼は常に鞭を片手に持ち、敵キャラをひっぱたいて、JR.へ攻撃をけしかけるという、悪辣な調教師の如きラスボスとして君臨しています。後に首相からコスプレされるほどの国民的キャラクターになったことを考えると、明らかな黒歴史です。
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ドンキーコングJR.プレイ動画
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シリーズ唯一のシューテングゲーム「ドンキーコング3」
1983年にアーケードゲームとして、1984年にファミリーコンピュータ・ゲーム&ウオッチ用ソフトとして発表された『ドンキーコング3』は異色のシューテングゲーム。プレイヤーは、植物園に出現したドンキーや花を奪おうとする虫たちを殺虫剤で撃退していくという内容です。ちなみに本作で、マリオは登場しません。主人公キャラはスタンリーという、マリオ似のキャラになっていました。
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ドンキーコング3 プレイ動画
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