『ウルトラマンシリ-ズ』俳優たちのその後①(黒部進・中田博久・森次晃司)
2016年12月12日 更新

『ウルトラマンシリ-ズ』俳優たちのその後①(黒部進・中田博久・森次晃司)

1960年代後半よりテレビで一躍ヒーローとして活躍したウルトラマン、ウルトラセブンなどの初期特撮物に出演した主人公達の近況を覗いて見ました。

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まずは何はなくとも『ウルトラマン』!!

『ウルトラマン』(左)と黒部進(右)の硬い握手

『ウルトラマン』(左)と黒部進(右)の硬い握手

『ウルトラマン』は、日本の特撮テレビ番組(カラー)、および、その劇中に登場する巨大変身ヒーローの名前である。制作は円谷プロダクション。1966年(昭和41年)7月17日から1967年(昭和42年)4月9日の間にTBS系で毎週日曜日19:00-19:30に全39話が放送された。映像上の題名は「ウルトラマン 空想特撮シリーズ」。武田薬品一社提供の特撮ゾーン「タケダアワー」内で放送。『ウルトラマン』に続いて放送された一連の番組、および、その劇中の巨大変身ヒーローは「ウルトラマン」と総称される場合がある。
後続作品のヒーローと区別するために本作のウルトラマンを「初代ウルトラマン」「初代」「マン」と呼ぶ場合がある。

『ウルトラマン』で主人公のハヤタ隊員を演じたのは俳優の黒部進

1966年に『ウルトラマン』の主人公である科学特捜隊のハヤタ隊員役として起用され、『ウルトラマン』は平均視聴率36.8%を誇る大ヒット作となり、全39話に出演した黒部も「正義の味方」として著名になる。

渋谷で靴磨きを営んでいる折、日々の生活を問われて役者を目指している旨答えると、保証人を引き受けるからと東宝のニューフェイス応募を山本嘉次郎から促され、映画俳優の端緒になる。

31歳の時、オートバイでアフリカ大陸を横断して以来、同地に魅せられ、ケニアの孤児院建設、里親募集運動などにも携わっている。

ウルトラマン以降はテレビ、部隊、映画などに多数出演されていて、現在でも現役のようです。時代劇やドラマで悪役を勤める、一時期悪役商会に所属していたことも。
『ウルトラマン』のハヤタ隊員

『ウルトラマン』のハヤタ隊員

当時の黒部進さんは相当の二枚目俳優ですね。
現在の黒部進さん(右)

現在の黒部進さん(右)

初代『ウルトラマン』と初代『仮面ライダー』の揃い踏みです!!
必殺シリーズで悪役として出演されていた頃の黒部進さん

必殺シリーズで悪役として出演されていた頃の黒部進さん

私達『ウルトラマン』ファンにはちょっと違和感を感じましたが、今になっては充分に理解できますよ。

お次は『ウルトラセブン』と思いきや『キャプテンウルトラ』でした!!。

『キャプテンウルトラ』の出演者たち

『キャプテンウルトラ』の出演者たち

『ウルトラマン』の次は『ウルトラセブン』だとずっと思っていた私にとって驚きの一言でした。
『宇宙特撮シリーズ キャプテンウルトラ』は、1967年(昭和42年)4月16日-9月24日まで、TBSの「ウルトラシリーズ」第3弾として、日曜日19:00-19:30枠にて全24話が放送された、東映製作の特撮テレビドラマ、および同作主人公の名前である。1966年(昭和41年)初頭からTBSのタケダアワーで放映開始された円谷特技プロダクション制作の「空想特撮シリーズ」、『ウルトラQ』、『ウルトラマン』は、高視聴率を獲得し、日本全国に爆発的な『怪獣ブーム』を巻き起こした。しかし、円谷特技プロダクション側では『ウルトラマン』の制作が次第に追いつかなくなり、やむなく放送打ち切りを余儀なくされた。この放送枠を単独提供していた武田薬品工業およびTBSは、ウルトラシリーズの続行を熱望した。
これに対し、前年から本格的にテレビ特撮番組への参入を目論んでいた東映側では、社長の大川博から資本提携下にあるNET(現:テレビ朝日)以外の局での番組枠獲得が厳命されていた。これを受け、渡邊亮徳とプロデューサーの植田泰治によって「円谷特撮と東映特撮の違い」という企画論文が起こされ、これを番組仮名『宇宙大戦争』とし、TBSに持ち込んでの積極的なセールスが行われた。これを受けてTBSは、円谷特技プロの次回作準備が整うまでの半年間の契約で、新番組の製作を東映に依頼。こうして本作は、TBS「ウルトラシリーズ第3弾」として放送されることとなった。作品コンセプトは『ウルトラマン』の後続企画『ウルトラ警備隊』から引き継がれている。

『キャプテンウルトラ(本郷武彦)』で主人公の本郷隊員を演じたのは俳優の中田博久

父親は戦前中の二枚目俳優で戦後は映画製作会社の社長・中田弘二。妻は女優の新井茂子。アール・クルー所属。日本大学第二高等学校在学中の1960年、父がかつて所属していた日活のニューフェースとして映画『南海の狼火』でデビュー。その後、日本大学藝術学部に進学し、卒業後の1965年に東映で再デビューを果たす。

『昭和残侠伝』シリーズなどで重要な役柄を演じる一方、特撮作品では主役級で活躍。
『名探偵明智小五郎シリーズ 怪人四十面相』では明智小五郎役を演じた。

『キャプテンウルトラ』に主演後、アクの強い悪役を演じる機会が増加。『仮面ライダーアマゾン』(ゼロ大帝)や『超電子バイオマン』(メイスン)などに出演した。
河崎実監督作品には常連出演している。
『キャプテンウルトラ』出演当時の田中博久さん

『キャプテンウルトラ』出演当時の田中博久さん

正義の味方をまっすぐにやっておられます。
現在のお姿です。

現在のお姿です。

私もこういうシルバーグレーになりたいです!!
異常者役の田中博久さん

異常者役の田中博久さん

こんな人に追われたら怖くて震え上がります!!!!!!。

お次は『ウルトラセブン』の登場

ポーズをキメる”モロボシ・ダン”役の森次晃嗣さん(左)...

ポーズをキメる”モロボシ・ダン”役の森次晃嗣さん(左)と『ウルトラセブン』

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