赤いシリーズ第一弾「赤い迷路」は山口百恵が主役ではなかった
「赤い疑惑」の前に少しだけ。実は、赤いシリーズの第一弾「赤い迷路」は山口百恵は主役ではなかったのですね。てっきり主役かと思って見ていたような気がします。主演は宇津井健。三浦友和も出演していなかった。
『赤い迷路』(あかいめいろ)は、TBS系列(当時の関西地区でのネットは朝日放送)で1974年10月4日から1975年3月28日まで毎週金曜日21:00 - 21:54(JST)に放送された日本のテレビドラマ。大映テレビ製作。主演は宇津井健。
赤い迷路 01 「突然に」
なんと、あの松田優作さんが出演していたんですね~。忘れていました。
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そして、最高30.9%、平均視聴率23.4%を記録した「赤い疑惑」
「赤い疑惑」は、山口百恵と三浦友和のドラマ初共演作。あらすじは、優しい両親に育てられていた高校生の大島幸子(山口百恵)が主役。ある日。父親が勤める大学の病院に遊びに行って放射性物質の事故に巻き込まれて大量の放射能を浴びてしまう。そこで助けたのが医学生の相良光夫(三浦友和)だった。幸子は、やがて白血病を患うことになり、そこから物語が展開していく。優しい両親は、実は本当の両親ではなかったり、やがて魅かれあう医学生とは異母兄弟ということがわかったり、毎回目が離せない展開でした。自分の身に、これでもかこれでもかと降りかかる辛く悲しい出来事もちゃんと受け止め前向きに強く生きて行く姿に毎回感動していました。
『赤い疑惑』(あかいぎわく)は、1975年10月3日から1976年4月16日までTBS系列で放送されたテレビドラマ。赤いシリーズ第2弾。平均視聴率23.4%、最高30.9%(関東地区)を記録した。主な出演者は宇津井健、山口百恵、三浦友和。山口百恵と三浦友和のドラマ初共演作。
キャストを見ると、、大きい頭がトレードマークだった塩沢ときさんや「愛と誠」のドラマで主役だった夏夕介さんも出演されていたのですね。懐かしい。そして、今、お昼の番組の司会者をしている坂上忍さんも出演されていました。
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疑惑が起こるたびに学校で話していたこと
この赤いシリーズは、第一弾も出生の秘密が隠されているドラマでしたが、第二弾の「赤い疑惑」は、次から次と疑惑がでてくる展開でした。疑惑が起こるたびに、学校でクラスメートとドラマの話しをして、「百恵ちゃん可哀そう~」など、「うちにも疑惑あるのかな~」なんて話して盛り上がっていました。そうすると一人の男子が、「おまえたちって本当の姉妹?」と言われていたのです。姉とはデキが違い過ぎる私は、家でも比べられ、年子でしたので学校も中学まで同じで比べられる日々でした。みんなドラマの見過ぎ~と最初は思っていましたがで、だんだん、なんだか本当にそうかも、と思うようになりました。
疑惑その1:幸子は両親からは決して生まれない血液型だった
白血病を患った幸子(山口百恵)が輸血が必要になったときに、両親からの血液では輸血ができませんでした。そこで、なぜか、光夫(三浦友和)と光夫の父相良英治(長門裕之)の血液型が合致して輸血をしたのです。幸子の血液型は、RH-のAB型と希少な血液型。なぜ両親から輸血ができないのかを幸子に知らせたのが光夫の母。疑問に思った幸子が調べたら、、両親の血液型からAB型の子供は生まれないという事実が判明したのです。
疑惑その1は我が家クリア
このドラマで、親子の血液型のことを知りました。友達もみんな確かめていました。私も両親に血液型を聴いてみました。
絶対に生まれない血液型ではなかったので、ひとまず、ここはクリアでした。今思えば、聴いただけですぐに納得するあたりは子供でしたね。それでも男子の言った一言が気にかかり、私は両親の子供ではないのでは?という疑惑が晴れませんでした。
絶対に生まれない血液型ではなかったので、ひとまず、ここはクリアでした。今思えば、聴いただけですぐに納得するあたりは子供でしたね。それでも男子の言った一言が気にかかり、私は両親の子供ではないのでは?という疑惑が晴れませんでした。
疑惑その2:幸子の本当の母親は叔母だった
幸子には、パリでデザイナーをしている叔母の大島理恵(岸恵子)がいました。光夫の父親と叔母は昔恋人同士。そして、生まれたのが幸子でした。幸子はずっと叔母と信じて慕ってきたのに・・。そして、光夫の父親と叔母の子供ということは、光夫とは異父兄弟に。。もう絶望ですよね。愛する人が兄だと知った幸子は絶望して死を決意。それを知った光夫も一緒に死ぬことを決意して湖に幸子を抱えて死のうとしたところを助けられたのです。もう涙なくしては見られないシーンでした。
赤い疑惑 24 「すべてを知った娘 幸子よ!」
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