1987年に独自のニューウェイブサウンドを打ち出しデビューした5人組のバンド、Grass Valley。ボーカル・出口雅之の世界観と端整なルックスが印象的な彼らは、1992年の解散までにアルバム8枚、シングル9枚をリリースした。
初期は英国のバンド「JAPAN」を連想させるような曲調、世界観、ヴィジュアルでしたが、アルバムをリリースする毎に、独特のサウンドを確立していきました。
メンバー
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バンド経歴
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GRASS VALLEY グラスバレー FREEZIN' ライブ - YouTube
1987年2月26日、CBS/Sony Records のFitz Beat よりシングル『FREEZIN'』でデビュー。
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1987年4月22日にファーストアルバム『GRASS VALLEY』を発売
デジタル的な音が中心でロックとしては音が軽め。ただ、ポップな要素もあるので聞き心地がよく
耳になじむメロディ。
ボーカル出口の声は個性があるので一度耳にすると忘れない。ラブソングだけでなく、哲学的なものも内包している独特の詩の世界が、聴く側にさまざまなイマジネーションを広げてくれる。
耳になじむメロディ。
ボーカル出口の声は個性があるので一度耳にすると忘れない。ラブソングだけでなく、哲学的なものも内包している独特の詩の世界が、聴く側にさまざまなイマジネーションを広げてくれる。
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1987年9月21日にアルバム『MOON VOICE』を発売
初期のバンドのメインソングライターは本田恭之だがこのアルバムからは上領亘も作曲に参加し、
のちに発表した「IDENTITY CRISIS」や「STYLE」といった派手な曲ではなくどちらかといえば地味な「輝くほとりに」「遥かなる光芒」の2曲を書いている。
のちに発表した「IDENTITY CRISIS」や「STYLE」といった派手な曲ではなくどちらかといえば地味な「輝くほとりに」「遥かなる光芒」の2曲を書いている。
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砂上の夢 / Grass Valley (1987) - YouTube
アルバム『MOON VOICE』に入っている一曲。
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1988年7月1日にアルバム『STYLE』を発売
GRASS VALLEYの代名詞的な曲&アルバムでしょう。和製スクリッティポリッティ的なカラフル立体アレンジはここで完成を見る!メディアの露出も一気に増えた時期。
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星の棲む川 GRASS VALLEY - YouTube
アルバム『STYLE』に入っている一曲。
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「LOGOS~行~」ですが、前作より格段にハード且つ目立ちまくるギターサウンドと、ロック的なリズムが重厚な「空中回廊」に驚かされます。しかしもちろんGRASS VALLEYの特徴である本田恭之の多彩な音色のシンセは失われることなく、逆に随所でその存在感が際立つほどのフレーズを連発しています。
メジャー化を意識したこともあって本作は各々の楽曲のクオリティが高く、シングルカットされた「MY LOVER」「TRUTH」や幻想的なミディアムチューン「砂漠の少年」といったさすが本田恭之といった印象の名曲のほかにも、その強烈なビート感に圧倒される上領亘楽曲「IDENTITY CRISIS」「イデア」や、相変わらずの不思議な存在感を放つ根本一朗の「GOOD TIMES さよなら」「DEAD END STREET」など、本田以外の作曲陣の充実ぶりも目立ちます。そしてその楽曲に豊かな彩りを加える本田シンセは相変わらずの描画的感覚で、もはや芸術と言っても良いでしょう。
1990年5月21日にアルバム『瓦礫の街〜SEEK FOR LOVE』を発売
コンセプトアルバムとなっており、一枚を通して物語になっている仕掛け。一曲ずつ聴いても全く問題なしだが物語性の強いアルバム。
オリコンチャート20位を獲得したヒットアルバム。
オリコンチャート20位を獲得したヒットアルバム。
ソニー・ミュージックのFITZBEATレーベルからデビュー。