渡哲也さんと吉永小百合さんの恋愛秘話とは?二人が結婚できなかった理由とその後の関係
2020年9月14日 更新

渡哲也さんと吉永小百合さんの恋愛秘話とは?二人が結婚できなかった理由とその後の関係

2020年8月10日に俳優・渡哲也さんが亡くなられ、奥様の俊子さんのもと、静かに見送られたと報道されました。ただ、その陰で渡哲也さんと女優・吉永小百合さんの悲恋で終えた関係というのも取りざたされています。ここでは、大物俳優との略奪劇もあった当時のいきさつ、結婚できなかった二人の恋愛秘話や渡哲也さんの最後の願いにも触れていきます。

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渡哲也と吉永小百合のプロフィール

渡哲也のプロフィール

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本名:渡瀬 道彦(わたせ みちひこ)

生年月日:1941年12月28日
没年月日:2020年8月10日(78歳没)
出生地: 島根県能義郡安来町(現・安来市)
出身地:兵庫県津名郡淡路町(淡路島)

青山学院在学中に日活が浅丘ルリ子主演100本記念映画の相手役を募集していたところに弟の渡瀬恒彦の仲間が勝手に応募し、日活を訪れたときにスカウトされ、1964年日活に入社し、芸能界にはいっています。

1965年:『あばれ騎士道』宍戸錠とのW主演でデビュー
1966年:『愛と死の記録』 は、,渡哲也さんと吉永小百合の初共演作になります。

吉永小百合のプロフィール

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本名:岡田 小百合(旧姓吉永)

生年月日:1945年3月13日
出身地: 東京都渋谷区代々木西原町(現・西原)
血液型:O型
活動期間:1957年 -

1957年:ラジオ東京(現 TBSラジオ)の連続ラジオドラマ『赤胴鈴之助』でデビュー
1957年10月、ラジオ東京制作のテレビドラマ『赤胴鈴之助』でテレビデビュー
1959年:松竹映画『朝を呼ぶ口笛』で映画デビュー
1960年:高校入学時に日活撮影所に入社
1962年:『寒い朝』でレコードデビュー

1973年:フジテレビディレクター岡田太郎(後の共同テレビ社長、会長、取締役相談役を歴任)と結婚
28歳の時に15歳上のテレビプロデューサー・
芸能界では小学生の時から活動をしていた吉永小百合さんのほうが先輩です。日活入社も吉永小百合さんのほうが4年先にはいっているということです。

ただ、渡哲也さんは日活入社時点ですでに破格の扱いで、入社翌年には宍戸錠さんとW主演ですが、主役でデビューしています。
そんな渡哲也さんと吉永小百合さんの初めての出会いは?その作品も気になります。

渡哲也と吉永小百合の出会い

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渡哲也さんと吉永小百合さんの出会いは、渡哲也さんの映画出演2作目の作品、1966年公開の映画「愛と死の記録」での初共演でした。この映画の共演で二人は意気投合したといわれています。

当初、この映画で吉永小百合さんの相手役は、それ以前から何度も映画で共演し「純愛コンビ」と言われていた浜田光夫さんでしたが、浜田光男さんが目に大けがをし、手術を受けたことで、急遽、渡哲也さんが吉永小百合さんの相手役に抜擢されてます。

これも運命だったのかもしれませんね。『愛と死の記録』が大ヒットし、その後も渡哲也さんと吉永小百合さんの共演が続きます。
共演から次第に恋心を抱いて...そんなゆっくりした時間の中で愛を育んでいた二人?と思いきや、ある記事によると、吉永小百合さんを取り巻くちょっとした略奪劇もあったようです。
純情派女優というイメージの吉永小百合さんですが、実は、肉食系であると報じたのは、2012年のAsagei+(2012年1月5日付)の記事です。

肉食系が事実かどうかはさておき、渡哲也さんと吉永小百合さんが熱愛に発展したのは、単に映画で共演したからというわけではなかった様です。

1960年代の芸能界は、なかなか濃い俳優さんたちがいましたが、吉永小百合さんを狙っていたのは、Asagei+の記事によると、あの大物俳優さんも...だったようです。

中尾彬と吉永小百合の関係

吉永小百合は肉食系だった?

吉永小百合は肉食系だった?

こちらの書籍は、発売前から吉永小百合さん側から『(出版は)おやめになったほうがいいですよ』と警告があったという内容だといわれています。

内容は吉永小百合さんの『生い立ちから男性遍歴までを激白』されているというので、現在でも「サユリスト」と呼ばれ、ある意味、崇められている様な女優の吉永小百合さんの別の一面?または、本の中に書かれているのが実は本当の吉永小百合という女優だとし、話題になった1冊です。

この『小百合ちゃん』の著者は中平まみ(1953年生まれ)さんです。中平まみさんは、吉永小百合さんは主演した映画「「泥だらけの純情(1963年)」や「光る海(1963年)」などの映画を撮った監督の娘です。

もともとは吉永小百合さんのファンで公私ともに友人関係にあったというのが中平まみさんです。
そんな中平まみさんがみた本当の吉永小百合の姿を描いている作品が『小百合ちゃん』ということです。

暴露本?ともとれる1冊ですね。ただ、この本を読むと、多くの人が持っている吉永小百合さんのイメージではかけ離れた女優・吉永小百合が登場します。

この本の中で書かれている中尾彬さんと吉永小百合さんの関係。
そして、中尾彬さんから吉永小百合さんを引き離したのが渡哲也さんということの様です。
ある日、やはり早稲田からの帰りだったと思うけど、彼女、僕の膝を枕にして眠っちゃったんだ。その時も運転手さんは車を静かなところへ停めて、席を外してくれたんだよ。やろうと思えばカー〇ッ〇スでも可能な状況に置かれたわけだけど、僕は何もしなかったんだから、われながらバカだと思うね。ところが、寝顔を覗き込んでいる僕の頭に、彼女の両腕がすーっと伸びてきて、引き寄せられちゃったんだ〉
この内容は、1975年9月18日号のAsageiに載った中尾彬さんのインタビューを『小百合ちゃん』の著書に抜粋したものということです。

え?吉永小百合さんが早稲田在学中の大学生の時の話ですよね?そんな積極的だったの?とこれだけでも驚きです。

そのほかにも、海外から切ってしまった指で血が出ているものの、そのままその血で恋文を中尾彬さんの送ったということも書かれています。

ただ、中尾彬さんをその気にさせ、言い寄られてはいたものの、吉永小百合さんの方はそんなに気持ちはなかったみたいです。

どこで渡哲也さんがでてくるの!?と、思いつつ、ついこの事実であろう中尾彬さんのインタビューにまるで映画のワンシーンの様な場面が頭の中に浮かんでしまいます。

中尾彬から吉永小百合を奪った渡哲也の略奪劇?

渡哲也さんと吉永小百合さんが初共演をした1966年公開の映画「愛と死の記録」には、中尾彬さんも出演しています。

映画は、戦争、原爆がテーマになっていて、舞台は広島というのがこの映画です。
著書『小百合ちゃん』の中に掲載されている中尾彬さんのインタビューには、続きがあります。
彼女の広島のロケ地に立ち寄った時、僕は猛烈に腹を立てた。(中略)宿の浴衣の裾もいぎたなく乱して、お銚子を並べ、タバコもスパスパふかしながら宿で酔ってるんだ〉
怒った中尾は自分の部屋に吉永を呼びつけて説教。そこへ止めに入ったのが、渡哲也だった。
中尾彬さんは1942年生まれ、自分の宿の部屋に吉永小百合さんを呼び、説教したのは当時(1966年として)24歳くらいの中尾彬さんです。そして吉永小百合さんは21歳くらい、渡哲也さんは、25歳くらいの時の出来事です。

ここで思ったのは、吉永小百合さんの方からも積極的に思わせぶりな態度や行為があったにもかかわらず、なかなか中尾彬さんが思う様な進展に至らなかったのかな?という内容に思えます。

なんだかすごい場面を想像してしまいますが、こうして、男気を見せた渡哲也さんに吉永小百合さんも心奪われた感じでしょうか。

余談ですが、吉永小百合さんがまだ10代のころは、石坂浩二さんに恋い焦がれていたようです。

この件に関しては、当時、石坂浩二さんには、妹の様にしか思われていなかった様で、吉永小百合さんの片思いに終わったということです。

渡哲也と吉永小百合の出会いから意気投合~真剣交際

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