70年代にフォークの傑作を多数世に送り出したURCレーベルのアナログが続々と復刻!!
1960年代後半~70年代にかけて個性溢れる名盤を多数世に送り出し、今なお日本の音楽シーンに影響を及ぼし続けている伝説のレーベル「URC」より、早川義夫のソロアルバム「かっこいいことはなんてかっこ悪いんだろう」及び三上寛の「BANG!」が、このたびLPレコードとカセットテープで復刻発売されました。
早川義夫「かっこいいことはなんてかっこ悪いんだろう」とは?
ジャックス解散後の1969年に発表された早川義夫のソロアルバム「かっこいいことはなんてかっこ悪いんだろう」。極めてシンプルな弾き語りによる、日本語の豊かな響きとその佇まいが胸を打つ名盤と高い評価を得ています。数々のミュージシャンによるカバーで著名な「サルビアの花」が収録されています。また、今回の復刻ではステッカー手貼り仕上げジャケットが採用されており、オリジナルLPの初版の仕様を再現しているのもファンには嬉しいところ。
via www.amazon.co.jp
三上寛「BANG!」とは?
1974年に三上寛が発表した「BANG!」。山下洋輔トリオをバックに迎え、怨歌とジャズ、ロックとフォークが見事に融合した三上寛の中期の傑作として名高いです。今回の復刻では、オリジナルLPの仕様であった見開きジャケット(ゲートフォールド仕様)を採用。今までアナログでの入手が困難だった作品だけに、ファンであれば必ず押さえておきたい一枚となっています。
via www.amazon.co.jp
なお、このたびの復刻は昨年より隔月で進行していた「URCアナログ復刻シリーズ」の第6弾となります。今まで復刻された「はっぴいえんど」「遠藤賢司」「柳田ヒロ」らの名盤に今回復刻された2作品を加え、復刻シリーズ全12作品が全て出揃うこととなりました。
黎明期の日本語ロック・フォークを語るのに欠かせない「URCレーベル」!!
「URC」とは、1969年に会員制レコードクラブとしてスタートしたレコードレベールで、日本で最初のインディーズレーベルともいわれています。発足以降、はっぴいえんど、五つの赤い風船、遠藤賢司、岡林信康、加川良、金延幸子など、強烈な個性で後世に影響を与えたミュージシャンを多数輩出しており、自分の好きなミュージシャンのルーツを探ると「URC」に行きつくこともしばしばあると思います。
via www.amazon.co.jp
URCの中でも特に著名なのが「はっぴいえんど」かと思います。細野晴臣、大瀧詠一、松本隆、鈴木茂によるスーパーグループで、“日本語の歌詞によるロック”は彼らから始まった(※当時「日本語ロック論争」というものがあり、ロックの歌詞は日本語にすべきか、英語にすべきかという対立がありました)と言っても過言ではありません。
【高音質】はっぴいえんど 風をあつめて
via www.youtube.com