『昭和残侠伝 唐獅子牡丹』は私にとってベストな「ヤクザ映画」だ!!
昭和残侠伝 唐獅子牡丹の高倉 健
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「日本侠客伝」が明治、大正に時代背景を設定しているのに対し、こちらら昭和を時代背景としています。また池部良が全作に助演し ており、花田秀次郎(高倉)・風間重吉(池部)コンビと役名もほぼ固定化しています。
そして、ラスト、このふたりが殴りこみにゆく道行きで「唐獅子牡丹」の主題歌が流れるといった様式美を確立しました。
そして、ラスト、このふたりが殴りこみにゆく道行きで「唐獅子牡丹」の主題歌が流れるといった様式美を確立しました。
ネタバレ注意!!
花田秀次郎(高倉健)は宇都宮の石材採掘請負業を営む左右田組(そうだぐみ)の客人であった。秀次郎の弟分である周平(津川雅彦)は、恋仲であるくみ(三島ゆり子)が左右田組親分の息子に惚れられていることを知りながら駆け落ちをする。秀次郎は駆け落ちは自分の差し金だと左右田組の親分に話を通しに行く。駆け落ちは許されたがその代わりに、同じく石材採掘請負業を営む対抗組織である榊組(さかきぐみ)の親分を斬る事を命ぜられ殺す。三年の刑期を終えた秀次郎は真っ先に榊組の親分の墓参りに行くが、墓前で偶然に榊組親分の妻子に出会う。左右田組の仁義のないやり方を出所後弟分である周平に聞かされていた秀次郎は、左右田組に痛めつけられている榊組の若い衆を助ける。
最後に、もう一つ絶対紹介したい「ヤクザ映画」の金字塔→『緋牡丹博徒』!!
緋牡丹博徒 一宿一飯(第2作目)
1968年公開作品。
監督 鈴木則文。
脚本 野上龍雄。
出演 藤純子、鶴田浩二、菅原文太など。
藤純子の何とも言えぬ”妖艶”な女ヤクザが最後に高倉健や鶴田浩二を引き連れて殴りこみをかける姿がたまりませんでした。
それからまた、藤純子が歌う「緋牡丹博徒」が映画館に流れ始めると殴りこみの合図だった。
監督 鈴木則文。
脚本 野上龍雄。
出演 藤純子、鶴田浩二、菅原文太など。
藤純子の何とも言えぬ”妖艶”な女ヤクザが最後に高倉健や鶴田浩二を引き連れて殴りこみをかける姿がたまりませんでした。
それからまた、藤純子が歌う「緋牡丹博徒」が映画館に流れ始めると殴りこみの合図だった。
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明治17年の秋。上州富岡の高利貸の倉持が農民に襲われるという事件が起こり、戸ヶ崎組の舎弟笠松一家が事態収拾に当った。そんな時、笠松の賭場では背中に弁天の刺青を入れたおれんが、胴元を危うくするほどつきまくっていた。そこで笠松は緋牡丹お竜に応援を頼み、おれんを負かす。一方、笠松は倉持と結託し、上州一帯の生糸元締め会社の設立を図っていた。この計画を知った戸ヶ崎は、笠松一家に殴り込みをかける。それを聞きつけたお竜が戻った頃には、既に上州は笠松一家の勢力圏になっていた。戸ヶ崎組の若頭・勇吉を助けたお竜は、笠松一家の報復を受け窮地に追い込まれる。そこを偶然通りかかったのは、風間周太郎という一匹狼だった...。
藤圭子♥緋牡丹博徒
藤純子の歌は若干線が細い弱点があるのですが、そう思われる方はこの藤圭子バージョンでお楽しみ下さい。
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監督は佐伯清。
出演は高倉健、池部良、三田佳子、岡崎二朗、津川雅彦、芦田伸介、菅原謙二など。
1965年から72年にかけて、全9作が作られました。
高倉健が披露する背中の唐獅子牡丹は、決して本物ではありませんが、まさに芸術的でした。
それから、唐獅子牡丹の歌が聞こえ始まると殴りこみの合図で、映画館全体が異様な興奮のるつぼと化していた!!