バンド『Jungle Smile』ストレートな歌詞に感動した!”生まれ変わったとしても私の心は必ずこの場所たどりついてる”
2017年2月1日 更新

バンド『Jungle Smile』ストレートな歌詞に感動した!”生まれ変わったとしても私の心は必ずこの場所たどりついてる”

1995年にヤマハThe 4thミュージッククエストでJAPAN FINAL優秀賞を受賞後、ビクタースピードスターレコードからデビューしたユニットです。切ないメロディーとリアルな歌詞が印象的でした。

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Jungle Smile(ジャングル スマイル)

Jungle Smile(ジャングル スマイル)

Jungle Smile(ジャングル スマイル)

高木郁乃と吉田ゐさおの二人からなる、日本の音楽ユニット。現在活動休止中。

Jungle Smileというグループ名には、"殺伐としたジャングル(のような都会)でも、いつも笑顔でいられますように…"という高木郁乃の想いが込められている。
壊れそうな繊細な歌声とどこかに懐かしさを感じさせる歌謡曲的なメロディが注目され、98年、シングル「同じ星」、アルバム『林檎のためいき』が大ヒットし、人気アーティストの仲間入りを果たす。日本語の響きを大事にした柔らかいナチュラルな歌の数々を作り続けてきた

メンバー

高木郁乃

高木郁乃

作詞、ボーカル。1975年6月29日生まれ。神奈川県横須賀市生まれ、新潟県妙高高原町(現在は妙高市)育ち。
高木郁乃は、Jungle Smile活動中の2002年...

高木郁乃は、Jungle Smile活動中の2002年に単独で映画「Tokyo.sora」へ出演していました。

吉田ゐさお

吉田ゐさお

作曲、編曲、Region Conduct等。1972年10月1日生まれ。群馬県高崎市出身。
Jungle Smileの第一の魅力は、やはり、その胸がキュンとなるような、切ないメロディーラインでしょう。名曲「片思い」をはじめ、彼女たちの楽曲の多くが、聴くだけで、どこか切ない気持ちになるような、胸につきささるポップスを書いてきます。

そして、その胸キュンのメロディーとは、別の角度から胸につきささってくるのが、その歌詞です。イクノフこと高木郁乃の書く歌詞は、とてもリアリティーにあふれています。それに加えて、人の心の奥底に、ずばずばと踏み込むような、とてもストレートな歌詞を、時として「残酷」だと思えるまで、実直に書いてきます。限りなく痛い歌詞。彼女の心の奥底まで、ひけらかしたその歌詞の世界観は、目指すベクトルこそ微妙に異なれ、あのCoccoに通じるような部分があります。

ジャンスマのライブは、そんな歌詞の世界をそのまま表現したようなライブになっています。特に、ライブでのイクノフは、そのステージで、自分のすべてをひけらかしているかのような、鬼気あふれる、鳥肌モノのステージを見せてくれます。

さらに、Jungle SmileがJungle Smileたらしめているのが、そのアレンジでしょう。その名前の通り、ジャングルやドラムンベース、さらにはトランスやダブといった、クラブサウンドを次々と取り入れてくる、非常に凝ったアレンジの曲を続々と披露してくれます。他にも多く、胸がキュンとなるようなポップスを書いてくるようなミュージシャンはいますが、それらのミュージシャンと、ジャンスマの最大の違いは、ポップなメロディーとは、一見むすびつかないような、そのアレンジにあると思います。

活動経歴

1994年11月、結成。
1995年10月、YAMAHA THE 4th ミュージッククエストJAPAN FINAL優秀賞を「チェリーボーイ」で受賞。これがきっかけでビクタースピードスターレコードと契約。
ビクターと契約するが、この時点で持ち歌が1曲しかないことから急遽、創作合宿に入る。
1996年11月、シングル「風をおこそう」でデビュー。

1996年11月、シングル「風をおこそう」でデビュー。

1997年3月、リリースした2ndシングル「片思い」でこの年の全日本有線放送大賞新人賞を受賞。

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※価格変動あり。
【視聴コメント】
叶わないとはわかっていても、伝えずにはいられなかった想い。それでも、相手を困らせたくないといつものままでいて欲しいと思う。どこにでも、ある話。だからこそ、共感できる感情。独特の、透明感のある声が切ないメロディーにのって、心に響きます。忘れかけていた、何かを思い出させてくれるような一曲です。

1997年6月に3rdシングル『冒険』をリリース。

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※価格変動あり。
視聴コメント
「片思い」とは違い、大変力強いメロディーでした。しかし、やはりなんか心にひびいてくるようなメロディー。耳に残るその歌詞は2nd Singleと同様でした。

1998年1月21日に4thシングル『 小さな革命』をリリース。

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【視聴コメント】
好きな人への問いかけ、自分を認めてくれた人がいる嬉しさが伝わってくる。その人の為に自分自身を変えてみせる意志の強さがうかがえます。自分を変えるきっかけとなった運命的な出会いがあったからこそ、自分は変わってゆけるんだという力強さを感じさせる一曲です。

5thシングル『おなじ星』をリリースする。Jngle Smileのシングルで最も高い売り上げを記録。

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※価格変動あり。
【視聴コメント】
昔、某CMに使われていた曲です。「星の数ほど訪れる巡り合いの中で」貴方が私を見つけてくれた。
こうして出会えた。そんな暖かく優しい気持ちが詰まった歌です。

「たとえあなたが 女に生まれていたとしても 私の心は必ずこの場所 たどりついてるわ」「離れた空の下で 同じ時間 同じ星を見上げて タメ息もらしてたかもね」等、奇跡的なフレーズが満載。
1999年6月にボーカルの高木郁乃が声帯結節のため活動を休止します。そして、同年1999年11月、レベッカのトリビュートアルバムに参加し活動を再開させます。
1998年11月26日に6thシングル『白い恋人』をリ...

1998年11月26日に6thシングル『白い恋人』をリリース。

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